ずっと好きなネビルくんと、結果を急いでしまう日のこと

ずっと好きなネビルくんと、結果を急いでしまう日のこと

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コラム
 私は2004年から、ハリー・ポッターに登場するネビル・ロングボトムくんが好きです。不器用で、忘れっぽくて、なかなか目立たない男の子。周りが活躍しているときにも、つい彼の様子を見てしまいます。

 好きになったきっかけは、映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」でした。当時好きだった「DEATH NOTE」の松田桃太くんに、どこか似ている気がしたのです。入口は、そんな理由でした。

この子はできるはず、と応援していました

 ネビルくんは、ハリーやハーマイオニーのように、最初から頼もしく見えるタイプではありません。失敗したり、からかわれたりする場面もあって、見ていると心配になることもありました。

 それでも私は、この子はきっとできるはず、と思って応援していました。原作も全巻読みましたが、4巻の裁判の場面を読んだ頃から、彼の背景を知って、ますます気になる存在になったのを覚えています。

 物語が進むにつれて、彼が勇気を見せる場面が増えていきますよね。あの姿を見ると、最初の印象だけでは、その人のことは分からないのだなと思うのです。ずっと応援していた側としては、やっぱりうれしくなります。

周りの結果が、まぶしく見えるとき

 現実でも、友達の結婚や仕事の報告を聞いて、自分だけ遅れているように感じることがあります。うれしい知らせなのに、素直に喜べない自分まで嫌になってしまう。そんな日は、なかなかしんどいですよね。

 ネビルくんを応援する気持ちを思い出すと、今の結果だけで自分を判断しなくてもよいのでは、と感じます。人のことなら、まだ分からない、これからかもしれないと思えるのに、自分にはすぐ結論を出してしまいがちですから。

 もちろん、物語と同じように、最後には必ず望んだ結果になるとは言えません。それでも、今うまくいっていないことだけを理由に、続けてきた努力や好きなことまで否定しなくてよいと思います。

自分のことも、もう少し長く見ていたい

 周りと比べないようにしようと思っても、急には難しいものです。比べてしまった日は、自分は本当は何をしたかったのか、そこへ少し戻ってみませんか。

 人より早く結果を出すことが目的だったのか、それとも、その仕事や相手を大切にしたかったのか。考えてみると、今日できることが少し違って見えるかもしれません。

 目立たなかった頃から好きだった、ネビルくん。彼を見ていたときのように、自分のことも、もう少し気長に見ていられたらよいですね。私にとっては、そんなことを思い出させてくれる存在です。

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