1総合型(旧A0入試)・学校推薦型の入試とは?

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コラム
□時代に対応し、生まれてきた受験制度

世界や社会が激動する中、社会において求められる能力変わってきました。従来の知識偏重タイプから、課題解決タイプの人材が求められるようになってきたのです。文部科学省も、「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を重視すべきだと言っています。(もちろん従来からの、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力等」も大事にしつつではありますが)

そのような背景の中で、生まれてきたのが総合型(旧A0入試)・学校推薦型の入試ということになります。

これらの入試においては、一体何が評価されるのでしょう。
それは・・・・・そう、評価される対象は決まったものではなく、
書類選考、面接、プレゼン、小論文・・・・と本当に様々なものです。

では、従来の一般入試と比べて何が一番違うのでしょう。
それは、今までのように一般受験の受験学力がメインではないということです。

もう一度書きます。

受験の合否を決めていく最大のポイントは受験学力ではないということです。
したがって、総合型(旧A0入試)・学校推薦型の入試とは、受験学力が高いからといって合格できるわけでなない入試制度となるのです。


〇受験学力で合格できるレベルになくても、意欲が高い生徒なら合格しやすい受験制度

私の担当してきた高校生たちは、高校2年生の秋ぐらいから受験勉強に熱が入っていく生徒が多かったです。しかし、英語・国語・数学などの力が弱い生徒だと、少々頑張っても急には、成績は向上していきません。(もちろん個人差は大きいですが。)

高校3年のクラブ引退後は、平日5時間休日10時間くらい学習する子供たちも増えますが、成績があまり上がらない生徒も結構います。まあ、どの高校生も高校3年生になるとギアがあがりますので、その中で、そう簡単には成績が上がるものではありません。また、高校3年になると模試に浪人生も入ってきますので、一層厳しくなっていきます。

もちろん、とても地頭のいい生徒さんとか、狂ったような努力が実り急上昇生徒さんもいるにはいますが、やっぱり少数です。

したがって偏差値が高校2年の秋で、40~50くらいの生徒が、有名私立大学や国公立大学に合格することはかなり困難です。


では総合型(旧A0入試)・学校推薦型の入試では、どうでしょう?
総合型(旧A0入試)・学校推薦型の入試では、さっきお伝えしたように知識型の受験学力が問われるウエイトは随分減ります。

受験学力ではない別の様々力(書類選考、面接、プレゼン、小論文・・・・)が問われることになってきます。

したがって、その力がしっかり身についていれば、一般学力試験ではとても合格できない大学にも合格することも可能なのです。

私はそんな生徒さんを数多く担当してきました。受験学力は高くないものの見事大学合格を果たし、入学後は、大学教員に可愛がられ、そして高く期待される生徒さん方を多く見てきています。

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〇きちんと準備を重ねていけば合格にたどりつきやすい制度
総合型(旧A0入試)・学校推薦型の入試では、何度もお伝えしてるように書類選考、面接、プレゼン、小論文・・・・といった様々な力が問われていくことになります。

これらの力を伸ばしていくためには、一体何が必要でしょう?

それは、強い意欲です。

一般の受験勉強に負けない意欲が重要になってきます。

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 私が一番重視しているのは、この意欲です。この意欲がしっかりしていれば、様々困難な課題にも継続してあたっていくことができます。

手前味噌で恐縮ですが、私は生徒さんとの面談を通じて、この意欲を引き出していくことには随分自信があります。また、いつかブログでそのことについては丁寧にふれたいと思います。

そして、その意欲を土台にして、課題に対して対策を立て、それを確実こなしていったなら、合格に辿り着く可能性も高まっていきます。

 例えば、かつては私が担当した生徒さんの国公立大学入試での合格率は3割をきっていました。しかし、随分研究を重ね、様々な対策を講じていった結果、現在は6割以上の生徒が合格するようになっていっています。


 このように、総合型(旧A0入試)・学校推薦型の入試においては、意欲を持ってしっかり対策を行っていけば、十分力を伸ばすことができ、合格できる可能性も高まっていくということができます。

私は個人的には、この入試方法はとてもすぐれたものであり、大学でも一生懸命自分の学びたいことを極めたいという生徒さんには積極的におすすめしています。

この対策の指導の具体的な中身については、後のブログで紹介していきたいと思います。その際には、また是非読んでいただければありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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