「人生100年時代」を応援するライフステージコーチのタムシンです。
普段は都内の民間企業で、新規事業開発のリーダーをしています。
コーチングを使って自身のリーダーシップ開発を実践しながら、副業としてコーチングセッションを提供しています。
私はパーティー会場や、大勢が参加する飲み会の席が苦手です。
コロナになって辛いことが多い毎日ですが、パーティーと飲み会がなくなったことで精神的にずいぶん楽になりました。
私は大勢の人が参加する場にいると、緊張してソワソワして落ち着きません。なぜこんなにも居心地が悪いのか、これまで深く考えたことがありませんでした。アドラーの書籍で「広場恐怖症」という考えを知り、ようやく納得することができました。
広場恐怖症
アドラーは、引きこもりの患者が「他の人が自分を敵視しているので、外の世界が怖い」と説明することに賛同しません。
「外に出ると自分は注目されなくなる。だから引きこもって両親の注目を浴びたいのだ」
と解釈します(これを「目的論」と言います)。
自室の狭い部屋から外に出ると、その人はたくさんの人の中の1人でしかなくなります。世界の中心にはなれません。
そんな「ただの平凡な自分」に耐えられないから、それを回避するために狭い部屋に閉じこもるのです。
引きこもり患者は、広い世界(広場)を怖がるため、アドラーは「広場恐怖症」と名付けました。
大勢といると落ち着かない理由
私は大勢の知らない人といると、落ちつきません。
だから大勢が参加するパーティーや飲み会は嫌い、と考えていました。
しかし「広場恐怖症」という考え方で整理してみると、少し違った解釈ができそうです。
・私は自分が「平凡な人間だ」と思いたくない虚栄心が強い人間である。
・大勢の中に入ると、誰も私には注目してくれない。・周囲が楽しそうに談笑している中、ポツンと1人取り残されていることに耐えられない。
・私は「甘やかされた子ども」のまま成長し、精神的に自立できていない。
ということになります。
アドラー心理学は表面上は優しそうな顔をしていながら、グイグイと私に内省を迫ってくる厳しい学問です。
アドラー心理学を知った時に、その厳しさをなかなか受け入れられませんでした。
その後も内省を繰り返すうちに、徐々にですがダメな私をも受け入れられるようになってきました。
私には次のような意識の変化がおきました。
・大したことがない平凡な自分を認めます。
・知らない人に好奇心をもって関わります。
・相手から好かれようとしません。好きか嫌いかを判断するのは相手であり、自分がコントロールできないことは気にしません。
大勢の飲み会が嫌いな原因を探すのではなく、自分には「嫌いになりたい目的があるのでは」ということに目を向けていきます。
こうすることで、自分の人生により自覚的になり、自分で人生をコントロールしていけると思います。
私と同じように大勢といるのが嫌い、という人にとって少しでも気づきとなれば嬉しいです。
********
タムシンコーチのプロフィール
人生100年時代を応援するライフステージコーチのタムシンです。
副業プロコーチ。普段は民間企業で新規事業開発を担当する40代マネージャー。対話を通じて悩みや不安、ストレスを生じさせる問題を探り、目標達成をお手伝いします。皆さまの成長がなによりの喜び。コーチング組織CTIの応用コース修了。コーチング×MBA×ポジティブ心理学のかけ算を実践中