笑顔はまわりを幸せにする

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コラム
「人生100年時代」を応援するライフステージコーチのタムシンです。
普段は都内の民間企業で、新規事業開発のリーダーをしています。
コーチングを使って自身のリーダーシップ開発を実践しながら、副業としてコーチングセッションを提供しています。

笑顔のリーダー、真面目なリーダー 

私は仕事に熱中すると一生懸命になりすぎて、思わず眉間にしわを寄せてしかめっ面になってしまうことがあります。
 そんなとき意識して笑顔をつくるよう努力しています。

①仕事はできるが、しかめ面で真面目なリーダー
②いつも笑顔を絶やさず、メンバーから助けられているリーダー

皆さんは、どちらの職場で働きたいでしょうか?

かつて、わたしはタイプ①のリーダーでした。
実績を出し、それなりに社内で評価されていました。
でも「メンバーから尊敬されたり、好かれたりしていたか?」と問われると、自信を持てませんでした。
「幸せか?」と問われると、いつも必死で何かに追われているようでした。
今から思うと、当時のわたしは自分のことしか考えておらず、周囲が見えていませんでした。

笑顔を先につくる

いまはタイプ②のリーダーになりたい、と思って努力しています。
笑顔の力はとてもパワフルです。
心理学に「身体知」という言葉があります。
身体には知性があって、先に体を動かすことで、思考や感情が後からついてくる、という考えです。
落ち込んでいても無理に笑顔をつくっていると、自分の中からふつふつと快活さが沸いてきます。

わたしは「笑顔は自分のためではなく、周囲のために作るもの」と考えています。
笑顔は一緒にいるひとに快活さを振りまき、周囲の空気を和やかにします。
苦しみは誰の身にも降りかかります。人生は苦しみから逃れられません。
どうせやってくる苦しみの中で、笑顔を絶やさず、苦しみを乗り越えようとするには「意思」の力が必要です。

一方、苦しい中で、悲鳴をあげて悲嘆にくれるひとは、意思ではなく「本能」のまま生きています。

感情は伝染する

そして笑顔も悲嘆も、感情は周囲に伝染します。
リーダーとして、チームを率いる立場にあれば、本能のまま感情をまき散らして、メンバーを不安にさせたくありません。
自分を律して、意図的に笑顔をつくり、チームを明るく快活な雰囲気にしたいと思います。
それは「つくり笑い」であっても構いません。
オンライン会議が増えたので、自分が笑顔かをいつでもチェックできるので便利になりました。
これからも「笑顔チェック」を忘れずにいたいと思います。

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タムシンコーチのプロフィール

人生100年時代を応援するライフステージコーチのタムシンです。
副業プロコーチ。普段は民間企業で新規事業開発を担当する40代マネージャー。対話を通じて悩みや不安、ストレスを生じさせる問題を探り、目標達成をお手伝いします。皆さまの成長がなによりの喜び。コーチング組織CTIの応用コース修了。コーチング×MBA×ポジティブ心理学のかけ算を実践中


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