日々是相場 -夕刊- 2020年12月16日(水)
日経平均 26,757.40 円 △ 69.56 円
≪東証一部≫
売買高 11億1,010万株
売買代金 2兆1404億8800万円
値上り銘柄数 1,000 銘柄
値下り銘柄数 1,083 銘柄
騰落レシオ(25日) 104.17 % ▼ 2.54 %
為替 1ドル=103.52 円
☆ 市況概況 ☆
米国株高を受けて買い先行も円高や新型コロナウイルスの感染拡大を嫌気して冴えない展開
米国株が大幅高となったことで買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りを急ぐ動きもあって上げ幅を縮小、その後も買い気に乏しい中で堅調ながらも上値の重い展開となった。指数に影響の大きな銘柄が買戻しで上昇していたことで指数は堅調だが、ほとんどの銘柄は上昇しても上値が重く、安い銘柄も目立った。
昼の時間帯は先物の買戻しも入って堅調に見えたが、後場に入ると買い手控え気分が強く、ちょっとした売りに押されるものが目立った。積極的な買い手に乏しい中で買戻し一巡となったものから売られ、年末特有の持高調整の売りに押されるものも多く、指数は堅調だが、最後まで買い気には乏しい展開となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて軟調だった。東証マザーズ指数は大幅安、二部株指数や日経ジャスダック平均は軟調だった。先物はまとまった売り買いには乏しく、指数を大きく動かすこともほとんなく、現物に絡めてのヘッジの売り買い、持高調整の売り買いが中心だった。
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかでは買い切れないという状況が続いている。といっても急落があるのではないかとの懸念が根強いことで空売りが途切れず、ちょっと下がると買われるというような値持ちの良い展開となっている。買戻し一巡となったものから売られており、いったん年末にかけて手仕舞い売りに押されるものも多くなるだろう。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
値持ちはいいものの小動きで気迷い線となっている。保ち合いをどちらに放れるかということだが、下に放れやすいのではないかと思う。
☆ あれやこれやと一言 ☆
相変わらず指数に影響の大きな銘柄を中心に値持ちの良い展開となっているが、全く買い気に乏しい感じで、上値を買い上がるような動きも、執拗に買い続けるような動きも見られない。不思議と言えば不思議だが、それだけ目先の買戻しも多いということだろう。
結局は株価は需給次第ではあるのだが、これだけ買い気に乏しいなかで値持ちが良いというのも本当に気持ちが悪い。かといって暴落という気配も見られず、特に売り急ぐ理由もないというのが現実だ。買われすぎているから空売りが積み上がり、空売りが積み上がると下がらない、という状況が今年の相場だったということなのだろう。
現実の業績からみると買われすぎ感が強い銘柄も多いのだから、東証マザーズ指数のような調整は日経平均でもTOPIXでも、日経ジャスダック平均でも起こり得ると思う。さらに新型コロナウイルスの感染が拡大するようであれば、売られる銘柄も多くなるのだろう。
逆に業績にそれほど懸念がないと思われるような銘柄に大きく下落しているものが散見される。売られすぎには違いなのだが、売られすぎているから買いが入り、上がらないから投げが出るということで上がらないのだろう。市場参加者の種類が少ないことが株価のゆがみを大きくしている。