日々是相場 -夕刊- 2020年11月24日(火)
日経平均 26,165.59 円 △ 638.22 円
≪東証一部≫
売買高 13億9,869万株
売買代金 2兆9478億2200万円
値上り銘柄数 1,639 銘柄
値下り銘柄数 466 銘柄
騰落レシオ(25日) 108.44 % △ 9.22 %
為替 1ドル=104.36 円
☆ 市況概況 ☆
感染拡大もワクチンで楽観が広がり大幅高
週明けの米国株が高かったことから買い先行となった。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなかで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われていたことで大幅高の始まりとなり、寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを交えながら買われすぎ銘柄がさらに買われ、売られすぎ銘柄も買われるという展開でほぼ全面高、大幅高となった。
昼の時間帯も値持ちのいい展開が続き、後場に入るとさらに上値を試す動きとなった。ただ、さすがに特に理由のない中での上昇ということでもあり、最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となったが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなかでワクチンに早期実用化や米新政権の始動などが好感されて楽観的な見方が広がったものと思われる。
小型銘柄もちょっとした材料を取り沙汰して大きく上昇するものも見られ、総じて堅調だった。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調だった。先物はまとまった買いが散発的に見られ指数を押し上げる展開となった。買戻しを急ぐ動きなどもあったようだ。
買われすぎ銘柄が早くも調整一巡となったかのような感じでさらに大きく上昇するものも見られた。市場では楽観的な見方も強まっているのだが、足元の新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことには再度調整をなる場面も出てくるのだろう。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
高値更新となったが、上ヒゲ線でもあり、明日明後日に高値を抜けないと再度下値を試す動きになるのだろう。
☆ あれやこれやと一言 ☆
異様に堅調な相場が続いている。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中ですでにワクチン開発で新型コロナウイルスの終息が見えてきたかのような雰囲気になっている。ただ、冷静に考えてみれば、これからクリスマス商戦や年末年始商戦にどの絵程度影響があるかを見ていかなければならないところでもありあまりに楽観視しすぎているのではないかと思う。
米国の新政権の始動も好感されているようだが、まだトランプ大統領が何をしでかすかわからないという状況もあり、特に大きく買い上がるような材料があるということでもないだろう。あくまでも感謝祭前の持高調整の動きだけなのだから、楽観視してはいけないと思う。
世界的な金余りということで債券から株式へのシフトも期待されるところでもあるが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まったわけでもなく、特効薬が開発されたわけでもなく、まだまだ一波乱も二波乱もあると思う。
これだけ楽観的な見方が増えてきているのだろうから、ここで空売りが積み上がるということでないと再度下値を試すことになると思う。業績面からみても買われすぎている銘柄も多いのだから、新型コロナウイルスの経済への影響が取り沙汰されると大きく調整することになるのだろう。