日経平均は一時大幅高だが、買われすぎ銘柄が売られ上げ幅縮小!! 日々是相場-夕刊-

日経平均は一時大幅高だが、買われすぎ銘柄が売られ上げ幅縮小!! 日々是相場-夕刊-

記事
マネー・副業
日々是相場 -夕刊-   2020年11月10日(火)
日経平均   24,905.59 円 △ 65.75 円
≪東証一部≫
売買高    20億6,535万株
売買代金  4兆0746億8800万円
値上り銘柄数 1,337 銘柄
値下り銘柄数 788 銘柄
騰落レシオ(25日) 93.09 % ▼ 4.10 %
為替 1ドル=104.97 円
☆ 市況概況 ☆
米国ダウ平均高に反応したが、上値も重い
 昨日の米国市場はまちまちとなったが、一時ダウ平均もナスダック指数も大きく上昇する場面もあり、ダウ平均高に反応して大幅高の始まりとなった。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が一時26,000円に近づくような場面もあったことで買戻しを急ぐ動きから買い気配で始まるものも多く大幅高となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となるとさすがに目先的な過熱感もあり、米国ハイテク銘柄が大きく下落したことなどもあって買われすぎ銘柄を中心に軟調となるものも見られ、指数の上値も重くなった。
 昼の時間帯も先物に手仕舞い売りが出る場面もあり、後場に入ると上げ幅を縮小、一時前日比マイナス水準まで売られた。ただ、底堅さが確認されると再度買戻し入り堅調となったが、買戻し一巡となったものが多く、最後は手仕舞い売りに押されて買われすぎ銘柄を中心に冴えない展開となった。結局最後は25,000円を超えずに上値も限られ、買われすぎ銘柄を中心に軟調なものも多くなった。
 小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、大きく下げる銘柄も散見された。東証マザーズ指数や日経ジャスダック平均は大幅安、二部株指数も軟調だった。先物は買戻しが夜間取引のうちに終わったということなのか、寄り付きの買いが一巡となると買い急ぐようなこともなく、指数を押し上げることはなかった。逆にまとまった手仕舞い売りが出る場面もあり、指数を下押すこともあった。
 さすがに行き過ぎの水準からさらに新型コロナウイルスのワクチン開発が取りざたされて大きく上がる場面もあったが、買われすぎ銘柄を中心に空売りの買戻しが主体での上昇だと思われる。買戻し一巡となった買われすぎ銘柄から調整が続くことになりそうで、指数の上値も限られそうだ。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
一気に上値を試す動きになったが、長い上ヒゲをひいた陰線で明日高値を抜けないと、調整となるだろう。
☆ あれやこれやと一言 ☆
昨日述べたように4年前の大統領選挙後の動きと同じように大きな上昇を期待する相場となった。同じようにここからさらに大きく上昇となるかどうかというところだが、前回と違うのは米国ハイテク銘柄や日本の指数に影響の大きな銘柄のようにすでに買われすぎている銘柄が多いということだ。
加えて、前回は景気回復期待がかなり強く、米国での利上げが確実視されるなかで金利が上昇、債券が売られてその資金が株式市場に流入したことで大きな上昇となった。今回はあくまでも空売りの買戻しが主体であって、新たな資金流でもなく、買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されることになりそうだ。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、経済への影響が取りざたされているなかで、景気回復が見えず、金利の継続的な上昇が見えない中では株式市場への資金流入も限られることになり、改めて株を買うという資金がないと思う。
ただ、そうした弱気な向きが増えるとそれだけ空売りが積み上がり、買戻しが入って上昇が続くということもある。空売りの状況次第ということになりそうだ。特に指数に影響の大きな銘柄の空売りがなくなるということになると一気に下落となるのだろう。

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