日経平均は大幅高となるのだろうが、米国市場は「売り」の形!? 日々是相場-朝刊-

日経平均は大幅高となるのだろうが、米国市場は「売り」の形!? 日々是相場-朝刊-

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マネー・副業
日々是相場 -朝刊-2020年11月10日(火)
NYダウ    29,157.97 △ 834.57
NASDAQ  11,713.78 ▼ 181.45
CME(シカゴ市場)日経平均先物終値 25,440 円 △ 580 円
NY為替      105.33 円 △ 1.99 円
日経平均  24,839.84 円 △ 514.61 円
本日の「朝一番!」動画

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☆ 米国市場 ☆
大統領選挙は関係ない!?週末の手仕舞い売りに押されるも投資判断の引き上げなどで堅調なものも
 大統領選挙の結果が決まらず、混乱を嫌気する動きは見られるものの朝方発表された雇用統計が予想を上回ったことや投資判断の引き上げなどもあって堅調なものも見られた。目先的な過熱感もあって週末の手仕舞い売りに押されるものも多かったが、売り急ぐような場面も限られ、ナスダック指数は小幅高となった。
 新型コロナウイルスの影響が懸念されるなかで引き続き値持ちのいい展開と言える。ただ、ここからはさらに積極的に買い上がる材料もないことから調整感も出てくるのではないかと思う。買戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押されており、買われすぎ銘柄を中心に冴えないものも出てくるだろう。
 個別には投資判断の引き上げられたアドバンスト・マイクロ・デバイスが高く、エヌビディアなど半導体関連銘柄の一角が堅調だった。ジョンソン・エンド・ジョンソンなどディフェンシブ銘柄にも高いものがみられた。一方、アップルやアマゾン・ドット・コムなどハイテク銘柄は軟調となるものが多く、ダウやユナイテッドヘルスなどが売られた。
☆ 本日の相場 ☆
 昨日の日本市場は週末の米国株はまちまちだったが、米大統領選挙の結果が決定したことが好感され、買戻しを急ぐ動きで大幅高となった。指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がっているものが多く、さらにオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む先物買いなどが絡んで大幅高となった。買いが買いを呼ぶという展開で指数を大きく押し上げた。
 米国株が大幅高となったことで日本市場も買い先行となりそうだ。ただ、米国では半導体株を中心に売られるものが多く、買戻し一巡となった後は高PER(株価収益率)銘柄を中心に売られるものもありそうだ。昨日も指数の上昇の割に値上がり銘柄数が少ないなど目先の需給だけでの相場となっており、買戻し一巡となった後の手仕舞い売り次第ということなのだろう。まだ、空売りも多いことやオプションSQ(特別清算指数)算出に絡む先物買いもありそうだが、そうした買いがどこで止まるかということで相場が変わりそうだ。
 25,000円を付けると達成感で、付けないと失望感で売られるかと思ったが、一気に抜けたことでとりあえずは買戻しを急ぐ動きになり、どこまで上昇するかということになりそうだ。節目としては25,000円とか25,500円という水準が考えられるが、目先的には25,500円水準を上値として24,000円程度まで下落するような展開となると思う。
☆ 本日の注目点 ☆
9月の国際収支(財務省、8:50)
10月の貸出預金動向(日銀、8:50)
対外・対内証券売買契約(月間、財務省、8:50)
30年物利付国債の入札(財務省、10:30)
9月の特定サービス産業動態統計速報(経産省、13:30)
10月の景気ウオッチャー調査(内閣府、14:00)
7~9月期決算=パンパシHD / 4~9月期決算=石油資源、鹿島、日揮HD、明治HD、ディーエヌエ、富士フイルム、出光興産、住友大阪、太平洋セメ、カシオ、IHI、大日印、セイコーHD、りそなHD、東急 / 1~9月期決算=資生堂
10月の中国消費者物価指数(CPI、10:30)
10月の中国卸売物価指数(PPI、10:30)
7~9月期のフィリピン国内総生産(GDP)
11月の欧州経済研究センター(ZEW)の独景気予測指数(19:00)
クオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長が米上院で証言(11日4:00)
ブレイナードFRB理事が講演(11日7:00)
7~9月期決算=リフト
☆ 銘柄ニュース ☆
大幅高となるか
NTT(8038) 2,406 △ 112
 セメント販売や病院経営などを手掛ける福岡県の企業と資本業務提携をすると発表した。1株4550円のTOB(株式公開買い付け)に賛同する。TOB後も上場は維持する。
コニカミノルタ(4543) 274 ▼ 5
 糖尿病患者に持続的にインスリンを投与するパッチ(貼り付け)式インスリンポンプについて、欧州での販売に必要な認証を取得したと発表した。事業拡大に向けて海外に展開する。
よみラント(4528) 5,500 △ 700
 慢性すい炎などの治療薬について、新型コロナウイルス患者を対象とした最終段階の臨床試験(治験)を国内で始めたと発表した。健康な成人を対象に6月から治験入りしていた。
昭文社HD(7313) 460 △ 5 今仙電機(7266) 659 △ 25
 資本業務提携の契約を締結したと発表した。合わせて今仙電機株1株に対し930円でTOB(株式公開)を実施する。
東  レ(6758) 501 ▼ 1
 ドローン事業に参入すると発表した。映像制作などエンターテインメント向けや産業向けの需要を見込む。
イーレックス(4118) 1,374 △ 160
 有機酪農に参入すると新聞で報じられた。2021年に牧草と穀物を有機栽培する牧場を稼働、22年度にも生産した生乳を使った有機ヨーグルトを発売する。
☆ 本日の銘柄 ☆
本日の投資戦略
米国で新大統領が決定したことに加え、新型コロナウイルスのワクチン開発の話題で大きな上昇となった。ただ、中身を見てみると、買われすぎていたハイテク銘柄=高PER(株価収益率)銘柄が売られ、売られすぎていた景気敏感株が買われるという図式で、4年前と同じように債券売りの株買いの動きも見られる。
この動きが続くのかどうかということになりそうだ。この米国債券売り、株式買いの流れが日本市場に流れてきた場合に、日経平均が買われるということもあり、日本と米国では上昇に違いがみられるかもしれない。日本でも売られすぎ銘柄が買われ、買われすぎ銘柄が売られることになるのかどうかが注目される。
昨日は日経平均に影響の大きな銘柄だけが上昇するというような展開で、割安銘柄は冴えないものも多かった。米国市場のように売られすぎ銘柄などが買い直されると考えれば、引き続き三菱UFJ(8058)や千葉銀(8331)などの銀行株や三菱商事(8058)などの商社株、JT(2914)やキヤノン(7751)などの12月高配当利回り銘柄に注目だ。
キヤノン(7751)は75日移動平均線や25日移動平均線を抜けて底堅さがみられる。75日移動平均線もあと一週間程度で下げ止まりとなってくるので、75日移動平均線のサポートを確認しながら戻りを試す動きになるだろう。

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