暴言・ゲーム・昼夜逆転が出る時期

暴言・ゲーム・昼夜逆転が出る時期

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コラム

―混乱期は、親も子も一番苦しい―

不登校が本格化すると、子どもの様子が大きく変わることがあります。

頭痛、腹痛、吐き気、微熱、不眠、倦怠感。

心身の不調が続く。

学校が休みの日だけ体調がよくなる。

部屋に閉じこもる。

何も話さない。

風呂に入らない。

ゲームやスマホに没頭する。

ときには、暴言を吐いたり、大声を出したり、物に当たったりすることもあります。

保護者にとって、この時期は本当に苦しいです。

「どうしてこんな子になってしまったのか」

「このままで大丈夫なのか」

「甘やかしているだけなのではないか」

そんな思いが頭をよぎります。

でも、この混乱期は、子どもにとっても一番苦しい時期です。

学校に行けない。

理由もうまく説明できない。

自分でも自分が分からない。

親に心配をかけていることも分かっている。

でも、どうにもできない。

その苦しさが、暴言や沈黙、ゲームへの逃避として表れることがあります。

この時期に大切なのは、無理に心をこじ開けようとしないことです。

「今後どうするの?」

「いつ学校へ行くの?」

「将来どうするの?」

こうした問いは、まだ本人には答えられません。

答えられないことを聞かれるたびに、子どもはさらに追い詰められます。

まず必要なのは、安心です。

「ここにいて大丈夫」

「あなたはあなたで大丈夫」

「今は休んでいい」

そう感じられる環境です。

赤ちゃん返りのように甘えてくることもあります。

抱きつく。

手を握ってくる。

添い寝を求める。

そんなときは、できる範囲で受け止めてあげてください。

年齢に合わないように見えても、心が安心を求めているのです。

私は、混乱期の子どもには、正論よりも安全基地が必要だと考えています。

親は、学校や身内の無理解から子どもを守る防波堤になる必要があります。

この時期は、何かを進める時期ではありません。

まず壊れた心と体を休ませる時期です。
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