人手不足は採用で解消できるのか④

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ビジネス・マーケティング
(昨日の続きです)

言うまでもなく日本人労働人口は減少しています。労働者の獲得競争も当然激化しています。新卒の初任給も跳ね上がっています。給与条件では中小企業は大企業に太刀打ちできません。差は開くばかりです。

しかし、給与ばかりが仕事選びの基準ではありません。特に若い世代であるほど人間関係や職場の雰囲気を重視ししているというデータがあります。実際に先月参加した企業説明会に参加していた学生さんからもそのような声が聞かれました。

かつてはガムシャラに働いて稼ぐことが上位の美徳でした。私自身も人生の一時はガムシャラに働くべき時があるとは思います。しかし今はその価値観は職業選択においては上位にはありません。この変化に対応できない組織は、人の流出速度に供給速度が追い付かなくなります。

しかし経験豊富で自信満々の経営層やベテラン社員ほど、新人に対してこれまで通りの価値観で接してしまいます。ところが良かれと思って指導しても、新しい価値観の持ち主にとって余計なお世話にしかならないこともあるのです。それではせっかく若い人材を採用してもうまく成長させられません。若者は成長を感じられなければ離職します。こうして採用効果はゼロになります。

(来週に続きます)


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