およそ人の人たる所以は礼義なり 第2回 容体(上) 身だしなみ

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『およそ人の人たる所以は礼義なり。礼儀の始めは、容体を正し、顔色(がんしょく)を斉(ととの)え、辞令を順にするに在り』

現代では「患者の容体」のように病気や怪我の状況を指すときによく使われる単語ですが、ここでは姿勢や歩き方などの動作であり、いわゆるボディーランゲージの意味で使っています。それらの動作について考える前に、身だしなみから考えてみます。動物も毛づくろいをしますので、その点においてはビジュアルは整えていると言えます。しかしそれは病気にならないように清潔に保つためだったり、匂いで天敵や獲物に自らの存在を察知されないためのものであり、いわば自らの生存確率を高めるための行為です。

一方で人間が身だしなみを整えるのは、相手に良い印象を与えたり、あるいは一緒にいる相手に恥をかかせないように配慮する目的もあります。もちろん自分自身のためにお洒落をすることもあるのですが、自分のためにするのがお洒落であるとすれば身だしなみとは他の人のためにする行為と言えます。

裸で居たいからと言って服を着ずに買い物に行くなんてことはあり得ませんし、目立ちたいからと言ってド派手なドレスを着て葬儀に参列するなんてこともあり得ません。身だしなみを整えることで他者に気遣ことができるのは、私達人間だけが大きく進化させてきた能力です。

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