みなさん ごきげんいかがですか( ´∀`)
台風が来たり雨が降ると一気に涼しくなって、なんかホッとしますね
さて本を読んでたら思考の壁の種類みたいなことが書いていて、
その中にダニングクルーガー効果という聴きなれない言葉があったので調べてみました。
ダニンググルーガー効果とは、簡単にいうと自分の能力を正しく評価できないことが原因で、色々うまくいかなくなる現象のことです
(効果って言われるとなんかいいことあるような気がするよね 字面だけ見ると、良い結果ってことですから。 タロットでもよくあるんですけど、ここに翻訳の壁があると思う。英語で効果というとエフェクトなので、必ずしも良い作用だけを示すわけではなく、AにBするとCになるということにすぎません)
具体的には
能力が低い人が自分の能力を過大評価した結果失敗すること
能力が高い人が自分の能力を過小評価することで実力を発揮できないこと
という2つのパターンがあります
実際に学生にテストして自分の点数を予想させてみたら、
能力の低い人ほど実際の点数より高い点数を予想する傾向にあり、
能力の高い人ほど実際の点数より低い点数を予想する傾向にあるという
実験結果から来ている言葉です
これをうまく解消するためにはどちらのパターンであっても同様に、
正しく自分の評価を客観的にできるようになることが大事なんですが、
そのための気づきと成長のガイドラインみたいなものがあり、
ダニングクルーガー曲線と言われているのですが、
馬鹿の山(間違った認知や高すぎる理想など変な視点から物事を始めてしまう)にダーッと登ったあと、絶望の谷(自分の認知と実際がリンクしない現実に直面)に急落、啓蒙の坂(学習と成長の時期)のゆるやかな過程を経て理想の境地である継続の大地(学びを続ける姿勢を持ちながらも自己を過大・過小評価せず客観的視点で物事を捉えられるようになる)に到着するというものです。
ところでタロットの一番最初のカードは0番愚者で、
ウエイト版と呼ばれる近代タロットの基礎となってるデッキ(セット)でも
比較的原型に近いと言われるマルセイユ版でも、
崖から今にも落っこちそうな人+それを止めようとする動物
という構図になってます
(本日のタイトル絵は全て愚者です)
愚者というのは生まれたばかりの赤ちゃんみたいなものなので、
可能性の塊であると同時に、まだそれを具体化するための知恵もなければ
そのためにどう行動すべきかもわかってないという状態です
何も知らない赤ちゃんなので崖が危険ということも知らないので、
世界って楽し〜い!と浮かれているがあなた崖から落ちそうです、
という状態を示します。
(止めようとする動物は本能や直感、忠誠心、あるいは潜在意識からの霊的なアドバイスなどを象徴してるとか言われます)
近代のタロットは心理学の影響を強く受けているので、
心理学系の本を読んでる時の方が、タロットの専門書読んでるよりも
得心・・・・!!!と思うことが多いのですが、
あ、愚者とはつまり馬鹿の山に登ってるの図、ってことなんだな、
と考えると、その後の構成も似てることもあり、
なんかわかったような気になるのでした。
ちなみにこの愚者、他のカードとの兼ね合いからややネガティヴ・注意喚起寄りで読むこともありますが、基本的にはおめでたいカードです
何よりも可能性に満ち溢れているので、崖からおっこちようがそれが経験という糧になりますので、縮こまるよりはガンガンいこうぜ!的に読むことが多いです
愚者という名称は文字通りアホの子、という意味というよりは、
道化師を象徴していますが、タロットが生まれた頃の宮廷には
宮廷道化師という存在があり、この人だけは一切空気を読まず、
王様を揶揄ったり痛いところついても許されてたという、
ある意味王よりもすごいスーパーな存在だったらしいので、
トランプにおいてジョーカーが時に全てをひっくり返す切り札となるがごとく、特別な存在であるという含みがあります
ところでみなさんは、
ダニングクルーガー効果のどっちに当てはまると思いますか?
私は過大評価・過小評価どっちも思い当たる節があり、
しくじり先生的な思いでのたうち回ったのですけど、
馬鹿の山についつい登っちまうからこそ、気付きや成長があります。
馬鹿の山から今まさに落っこちそうな愚者同様、
そこには祝福と可能性が含まれているのではないかと思うので、
まずは馬鹿の山にどんどん登っちまいましょう٩( ᐛ )و