「今さらXを頑張っても、もう遅いんじゃない?」
Instagramではリール動画が流行り、TikTokでは商品が売れ、YouTubeではショート動画が毎日のように投稿されている。
そんな状況を見て、X(旧Twitter)を続ける意味があるのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
実は2026年の最新調査で、Xには国内で約47%という利用率があることが分かったんです。
しかも、Instagramとの差はわずか0.8ポイント。
SNSマーケティングに10年以上携わってきた僕からすると、Xはまだまだ活用する価値のある媒体です。
ただし、昔と同じように投稿するだけでフォロワーが増えたり、集客できたりするわけではありません。
今回は、2026年の最新データをもとにX・Instagram・TikTok・Threadsなどを比較しながら、個人事業主や副業実践者がX運用に取り組むメリットを解説します。
■ 驚きの調査結果!Xの利用率は47.1%
2026年9月28日、NTTドコモ モバイル社会研究所が主要SNSの利用状況に関する調査結果を発表しました。
2026年1月に全国15〜79歳の男女6,748人を対象に実施されたWeb調査です。
結果はこちら。
【2026年・国内主要SNS利用率】
◆ X(旧Twitter):47.1%
◆ Instagram:46.3%
◆ TikTok:26.6%
◆ Facebook:25.6%
◆ Threads:11.3%
※複数回答。YouTubeとLINEは今回の5サービス比較には含まれていません。
この結果、どう感じましたか?
意外にもXとInstagramの利用率はほぼ同じなんです。
さらに同調査では、Xは10〜30代、Instagramは10〜20代の利用者の4割以上が発信・投稿していることも報告されています。
一方、TikTokは全年代で閲覧中心の利用スタイルが目立ちました。
つまり、SNSによってユーザーの行動そのものが違うんですね。
ここで大切なのは、利用率の高さだけで集客力を判断しないこと。
自分のお客様になってくれる人が、どのSNSで、どんな情報を求めているのか。
僕は、ここからSNS戦略を考えるべきだと思っています。
■ X・Instagram・TikTok・Threads、何が違う?
SNSにはそれぞれ得意分野があります。
例えばInstagram。
写真やリール動画を使って、商品やお店の魅力を視覚的に伝えることが得意です。
美容室、飲食店、アパレル、ハンドメイドなど、見た目が購買意欲につながるジャンルとは相性がよいでしょう。
TikTokは、短い動画を通じて商品やサービスを知ってもらえるのが魅力です。
2026年7月にTikTokが公表した情報では、日本のTikTok Shopにおける2025年6月30日〜2026年6月30日の流通総額の70%以上が、動画やLIVEなどのコンテンツを起点とした購入でした。
※TikTok Shop内の流通総額に関するデータです。TikTok利用者全体の購入率ではありません。
動画で魅力を伝えやすい商品には、非常に興味深い仕組みですよね。
Threadsは、文章を中心とした日常の会話や交流に向いています。
YouTubeは、詳しい解説や実演を通して、商品や専門知識への理解を深めてもらう際に役立ちます。
では、Xはどうでしょうか?
僕が注目しているのは、言葉を通じて、まだ自分を知らない人との接点を作れることです。
例えば、ココナラでWeb制作を出品している人。
Instagramなら制作実績を画像で紹介できます。
YouTubeなら制作過程を動画で解説できます。
一方、Xなら「ホームページ制作で失敗しやすいポイント」を文章で発信し、同じ悩みを持つ人の投稿に返信することもできます。
そこからプロフィールを見てもらい、専門性を知ってもらう。
このように、SNSごとの特徴を理解すると、何を発信すればよいのか見えてきます。
■ Xの最大のメリットは、フォロワーが少なくても交流を始められること
ここは特に知ってほしいポイントです。
Xは投稿を発信するだけの場所ではありません。
返信や引用ポストを通じて、ほかのユーザーの会話に参加できます。
X公式のビジネス向け資料でも、返信や引用を活用したコミュニティづくりが紹介されています。
これが個人事業主や副業実践者にとって大きなメリットになります。
例えば、SNS運用に悩んでいる人が、
「毎日投稿してるのに、フォロワーが全然増えない……」
と投稿していたとします。
そこで、
「毎日投稿すれば増えますよ!」
と返信しても、あまり役立つ情報にはなりません。
でも、
「投稿回数だけでなく、プロフィールを見てもらえているかも確認すると改善点が見つかりやすいですよ」
と具体的な視点を伝えたらどうでしょう。
相手が興味を持ち、プロフィールを見に来てくれるかもしれません。
もちろん、すべての返信がフォローにつながるわけではありません。
それでも、投稿を見てもらうのを待つだけではなく、自分から自然な交流を始められる。
ここがX運用の面白いところなんです。
ただし、無関係な相手への大量返信や、同じ内容の繰り返しはXのルールに抵触する可能性があります。
交流は数を競うものではなく、相手にとって意味のある会話にすることが大切です。
■ 購入のきっかけはInstagramだけじゃない!Xも39.2%
もう一つ、興味深い調査があります。
2026年8月に公表されたTaTapの「Z世代のSNS購買行動調査」です。
全国15〜29歳の男女363人を対象とした調査で、SNSをきっかけとした購入経験がある217人に、どのSNSが購入のきっかけになったかを尋ねています。
【購入のきっかけになったSNS】
◆ Instagram:47.0%
◆ TikTok:42.9%
◆ X:39.2%
◆ YouTube:36.4%
※SNS経由の購入経験者217人による複数回答。各SNSの投稿を見た人の購入率ではありません。
InstagramとTikTokが上位ですが、Xも39.2%という結果でした。
これを見て僕が感じたのは、購入のきっかけは動画や画像に限らないということ。
もちろん、商品の種類やターゲットによって適したSNSは変わります。
それでも、Xには商品やサービスを知ってもらう接点としての可能性があるわけです。
さらに同じ調査では、購入のきっかけになった投稿の種類として、一般ユーザーの口コミ・レビューが42.9%で最多でした。
この数字からも、単純な宣伝だけでなく、利用者の言葉や実際の評価が購買判断に関わっていることがうかがえます。
だから僕は、フォロワーを増やすこと以上に、信頼されるアカウントを育てることを重視しています。
■ 動画を作る時間がない人こそ、X運用を検討してほしい
少し現実的な話をしましょう。
個人事業主や副業実践者は、とにかく時間がありません。
本業が終わってから商品を作り、お客様に対応し、経理作業もこなす。
そこに動画の撮影や編集まで加わったら、SNSを続けること自体が負担になる人もいるでしょう。
もちろん、動画が得意な人にはTikTokやYouTubeが向いています。
でも、文章を書くことが苦にならない人なら、Xは検討する価値があります。
僕がX運用をおすすめしたいのは、例えばこんな人です。
・ココナラで自分の知識や技術を販売している人
・アフィリエイトで商品を紹介している人
・AI副業やコンテンツ販売に取り組んでいる人
・占い、相談、コンサルティングなどのサービスを提供している人
・VTuberとして配信以外でもファンと交流したい人
・広告以外の方法で自社を知ってもらいたい経営者
こうした人たちは、専門知識や経験、考え方そのものが魅力になります。
それを文章にして届けられるのは、Xの使いやすさの一つでしょう。
■ X運用で最初に変えるべきなのは「投稿数」ではない
では、これからXを育てるなら、何をすればよいのでしょうか。
僕なら最初に3つを見直します。
【① 誰に読んでもらいたいのか】
例えば「副業について発信する」だけでは対象が広すぎます。
「ココナラで初受注を目指している人」なら、どんな悩みを持っているか想像しやすいですよね。
届けたい相手を明確にすると、投稿内容も変わってきます。
【② プロフィールにフォローする理由があるか】
役立つ投稿を見つけても、プロフィールに何を発信している人なのか書かれていなければ、フォローを迷うかもしれません。
誰のどんな悩みを解決できるのか。
どんな情報を発信しているのか。
商品やサービスを扱うなら、どこで詳細を確認できるのか。
このあたりを整えておきたいところです。
【③ いいねの数以外も確認しているか】
インプレッションが多くても、プロフィールを見られていなければ、次の行動にはつながりにくいかもしれません。
反対に、表示回数がそれほど多くなくても、プロフィールやリンクに興味を持ってもらえる投稿があります。
だからこそ、投稿の表示回数だけでなく、プロフィールアクセスやリンククリックなども確認したいんです。
フォロワー数だけを追うのではなく、自分の目的に合った数字を改善していく。
これが、僕が大切にしているX運用です。
■ 10年以上SNS運用を続けてきた僕が伝えたいこと
僕はこれまで、さまざまなジャンルのSNSマーケティングに携わってきました。
Xでは累計3,200万インプレッション以上の実績があり、別々の運用事例では、24日間でフォロワー1,000人増加、新規アカウントを20日間で530人まで育成した経験もあります。
もちろん、アカウントの状況やジャンルによって結果は異なり、同じ成果を保証できるものではありません。
それでも運用を通して実感していることがあります。
フォロワー数はゴールではなく、誰かとの関係が始まるきっかけだということ。
自分の発信を知ってもらえる。
投稿を読んでくれる人が増える。
何度も交流するうちに覚えてもらえる。
そして、何か困ったときに思い出してもらえる存在になる。
こうした積み重ねが、商品への関心や問い合わせにつながる可能性を広げてくれます。
だから、僕が目指しているのは単なるフォロワー増加ではありません。
「フォロワー増加×コアファン育成」
この2つを大切にしたアカウントづくりです。
■ まとめ|Xは古いのではなく、使い方を見直す時代
2026年のSNS事情を調べてみると、それぞれの媒体に異なる魅力がありました。
Instagramには視覚的な訴求力がある。
TikTokには動画から商品を発見してもらう仕組みがある。
YouTubeには詳しい情報を届けられる強みがある。
そしてXには、文章と会話を通じて人との接点を作れる魅力がある。
大切なのは流行しているSNSを片っ端から始めることではありません。
自分の強みやお客様に合ったSNSを選ぶことです。
もし今、X運用で伸び悩んでいるなら、すぐに諦める必要はないと思います。
投稿の届け方、交流相手、プロフィール、集客導線。
見直せる部分はまだあるかもしれません。
◆ Xのフォロワーが増えない
◆ Twitter時代から運用しているけれど反応が少ない
◆ 投稿する時間がなくなってきた
◆ SNSから商品やサービスへの集客を強化したい
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
AC CORELANDでは、投稿文作成、プロフィール改善、自然なリプライ交流、フォロワー増加支援、コアファン育成まで、目的に応じたX運用代行を行っています。
大切な時間を本業に使いながら、SNSも少しずつ育てていく。
そのためのお手伝いができれば嬉しいです。
成果につなげるX運用なら、コアラへ。
▼ AC CORELAND|X運用代行・SNS集客相談
【参考資料】
・NTTドコモ モバイル社会研究所(2026年9月28日)「X・Instagramいずれも若年ユーザーの4割超が情報を発信」
・株式会社TaTap(2026年8月12日公開)「Z世代のSNS購買行動調査」
・X公式ビジネス「コミュニティ管理」
・TikTok Newsroom(2026年7月28日)「TikTok Shop、日本での提供開始から1年」
・Xヘルプセンター「信頼性に関するポリシー」
※本文の調査データは2026年10月25日時点で確認した公開情報に基づきます。