いいね100件より「誰からの50件」か。Xでフォロワー外に届く投稿を考えてみた

いいね100件より「誰からの50件」か。Xでフォロワー外に届く投稿を考えてみた

記事
ビジネス・マーケティング

Xを運用していると、ちょっと不思議なことがあります。

いいねが100件ついたのに、そこまでフォロワーが増えない投稿がある。一方で、いいねは50件くらいなのに、狙っていた層からリプが来たり、プロフィールを見られたり、その後の反応が明らかに良い投稿もある。

昔なら単純に、100いいねの方が良い投稿だと思っていました。

数字が大きいですからね。

ただ、最近のXのおすすめ欄の仕組みを見ていると、どうもそれだけではなさそうなんです。

むしろこれから意識した方がいいのは、

何人から反応されたかより、誰から反応されたか

なんじゃないかと思っています。

これ、Xを集客や採用で使っている人には結構重要な話です。

フォロワー外に届けたいなら、いきなりおすすめ欄に出るわけではない

Xでは毎日とんでもない数の投稿が流れています。

当然ですが、その全部を1件ずつ確認して、

この投稿はAさんへおすすめ
こっちはBさんへおすすめ

と直接選んでいるわけではありません。

まず、おすすめに出す可能性がある投稿を集める段階があります。

その候補へ入ったあと、さらに絞り込みや順位付けが行われて、最終的におすすめ欄へ出てくる。

つまり、

おすすめに載る前に、まず候補へ入らないと何も始まらない

ということです。

ここを知ると、Xの伸ばし方の見え方が少し変わります。

バズる文章を書くことだけが重要なのではなく、

そもそもXから、

この投稿はこの人に合いそうだ

と思ってもらわないといけないんですよね。

Xは普段の反応から「この人は何が好きか」を見ている

例えば、普段からX運用についての投稿へよく反応している人がいるとします。

アルゴリズムの話。

フォロワーの増やし方。

投稿改善。

こういう内容をよく見たり反応したりしている。

するとX側からすれば、

この人はX運用の情報に興味がありそうだ

と考えやすくなります。

そこへ僕が、

Xのフォロワー外へ投稿を届ける方法

という内容を投稿する。

フォローされていなくても、

興味が合いそうだから候補へ入れてみよう

となる可能性が出てくるわけです。

ここまでなら分かりやすいですよね。

面白いのは、もう1つの考え方です。

同じ100いいねでも、価値が同じとは限らない

例えば僕が、

Xの伸ばし方

について投稿したとします。

100いいね付きました。

数字だけ見ると良い感じです。

ただ、その100人の内訳が、

◆ 経営者25人
◆ 副業会社員25人
◆ デザイナー25人
◆ VTuber25人

だったとします。

一方、別の投稿は50いいねしかありません。

ただ、その50人が全員、

Xで認知を広げたいVTuber

だった。

もし僕がVTuber向けのアカウントを伸ばしたいなら、後者の50いいねの方が意味を持つ可能性があります。

なんでかっていうと。

Xでは、その投稿に反応している人たちの興味の傾向も、投稿の特徴を判断する材料になると考えられているからです。

簡単に言えば、

VTuber好きな人たちに反応されている投稿なら、VTuber好きな人が興味を持ちそうな投稿として扱われやすくなる

というイメージです。

これを知ると、

いいねを増やせばいい

という話ではなくなりますよね。

誰でもいいから反応してもらう、は少し危ない

Xを始めたばかりの頃って、反応があるだけで嬉しいです。

僕もそうです。

いいねが増える。

リプが来る。

数字が動く。

テンション上がります。

ただ、集客目的で運用するなら、

誰から反応されているか

も見た方がいいと思っています。

例えば美容サロンのアカウントなのに、SNS運用者ばかりからいいねされている。

採用アカウントなのに、同業の採用担当者ばかりが反応している。

副業サービスなのに、発信者同士でしか交流していない。

数字は増えます。

ただ、その先の商品や採用にはつながりにくい。

僕はこういうアカウントを見ると、

フォロワー数より先に、

今、誰に見られているんだろう

を確認したくなります。

Xで伸ばしたいなら、最初にテーマを広げすぎない

フォロワー外へ届けたいなら、発信テーマもある程度分かりやすくしておいた方がいいです。

今日は副業。

明日は子育て。

次の日は投資。

その次はラーメン。

たまにSNS運用。

本人としては全部自分なので自然なんですけど、初めて見た人からすると、

何の人なんだろう

となります。

X側から見ても、

どんな興味を持つ人へ届ければいいのか分かりにくくなる可能性があります。

だから僕なら、最初は大きなテーマをある程度決めます。

例えば、

X運用。

メルカリ物販。

美容。

採用。

AI副業。

その中で話題を広げていく。

全部同じことを書けという意味ではありません。

むしろ毎日同じ話だと飽きます。

大きな柱だけ揃えて、そこから角度を変えるイメージです。

投稿ネタを探す時、伸びた投稿だけ見ても足りない

ここもかなり重要だと思っています。

Xのリサーチというと、

同ジャンルで伸びた投稿を探す

という方法がよくあります。

もちろん僕もやります。

ただ、それだけだと少し足りない。

例えばVTuber向けのX運用アカウントを作るなら、

X運用ジャンルで伸びている投稿

だけを見るのではなく、

VTuberの人たちは普段、何に反応しているのか

まで見る。

配信。

機材。

IRIAM。

ゲーム。

活動の悩み。

ファンとの関係。

イベント。

その界隈で使われている言葉。

その界隈ならではの悩み。

ここまで見た方が投稿は強くなります。

同じX運用の話でも、

経営者へ届ける文章とVTuberへ届ける文章は違いますからね。

例えば「フォロワーを増やす方法」でも切り口は変わる

会社員向けなら、

仕事が終わってから30分でできるX運用

の方が気になるかもしれません。

経営者なら、

フォロワーを増やすより問い合わせを増やす方法

の方が気になる。

VTuberなら、

配信していない時間でも認知を増やすXの使い方

の方が読まれやすいかもしれない。

全部テーマとしては、

Xを伸ばす方法

です。

ただ、誰に届けるかで言い方がまったく変わります。

僕がSNS運用でリサーチを重視するのも、この部分です。

文章力だけで全部解決できるわけではありません。

相手が普段どんな言葉を使って、何に困って、何で盛り上がっているのか。

そこを知らないと、きれいな文章を書いても刺さらないんですよね。

ハッシュタグをたくさん付ければ届く、というほど単純でもない

Xを伸ばそうとすると、

ハッシュタグを付けた方がいいですか?

という質問もよく出ます。

今回参考にした内容では、ハッシュタグはかなり限定的な場面で使われていて、普段はほとんど使用していないという話もありました。

僕も、ハッシュタグを大量につけることを主軸にはしていません。

もちろんイベントや特定コミュニティなど、

そのタグを見る文化がある場所

では使えます。

ただ、

タグを付ければフォロワー外へ大量に届く

と考えるより、

狙っている人が普段どんな投稿へ反応しているか

を見る方が重要だと思っています。

海外の投稿ばかり見ていたら、日本人へ届きにくくなるのか

これも少し面白い話です。

Xの最新情報を集めている人って、海外アカウントを見ることが多いですよね。

僕も海外情報を見ることはあります。

その結果、自分のおすすめ欄が海外投稿だらけになることもある。

自分自身の情報収集だけを考えれば問題ありません。

ただ、自分が反応する投稿の傾向と、自分が届けたい相手の興味が大きく違う場合は、

情報収集用と交流用を少し意識して分ける

という考え方もありそうです。

大事なのは、

自分が何を見るか以上に、

自分の投稿へ誰が反応しているか

だと思っています。

フォロワーを増やしたいなら「交流する相手」も雑に選ばない

ここまで考えると、普段のリプ周りも変わってきます。

僕はX運用でリプをかなり重要視しています。

ただ、

誰でもいいから30人へリプ

ではありません。

自分が届けたい人。

その周辺にいる人。

同じ話題へ関心を持っている人。

そこへ自然に交流していく。

するとプロフィールを見てもらいやすくなるだけではなく、アカウント全体として、

この界隈と関係がある人なんだな

という状態を作りやすくなります。

X運用って、投稿だけ見ていると見落としやすいんですけど、

普段誰と話しているか

もかなり大きいと思っています。

僕自身も、いいね数だけでは判断していません

僕はこれまでXを中心に、さまざまなジャンルのアカウントを運用してきました。

その中で感じるのは、

表示回数。

いいね。

フォロワー数。

この数字だけを追いかけると判断を間違えることがある、ということです。

投稿が大きく伸びた。

ただプロフィールアクセスは増えていない。

別の投稿はそこまで伸びなかった。

でも狙っていた人からリプが増え、プロフィールまで来ている。

後者の方が、運用目的によっては価値があります。

だから僕は、

投稿の数字を見る時も、

その数字を誰が作っているのか

まで見たいと思っています。

フォロワー外に届けたいなら、まずこの3つを確認してみてください

今Xを運用していて、

全然フォロワー外へ届かない

と感じているなら、投稿数を増やす前に一度確認してみてください。

◆ 何について発信するアカウントなのか、初見でも分かるか
◆ 一番届けたい相手を具体的に説明できるか
◆ その人たちが普段どんな投稿へ反応しているか把握しているか

ここが曖昧なら、

文章を毎日増やすより先に直せるところがあります。

逆にこの3つがかなり明確なら、

次は投稿内容や交流する相手を細かく見ていく。

僕ならそんな順番で考えます。

候補に入っただけでは、まだ終わりじゃない

ここは最後に少し注意したいところです。

今回の話は、

フォロワー外へ届くための候補へ入りやすくするにはどう考えるか

という話です。

候補へ入ったから必ずおすすめ欄へ出るわけではありません。

そのあとにも絞り込みや順位付けがあります。

つまり、

テーマを決めた。

狙う相手も決めた。

これだけで必ず伸びる、という話ではありません。

投稿そのものの反応も必要ですし、読まれる内容も必要です。

ただ、最初の候補へすら入れなければ、その先の勝負にも進めない。

だから、

まず誰に何を届けているアカウントなのかをXにも人にも分かりやすくする。

ここから始める価値はあると思っています。

最後に

Xを伸ばしたい時って、

いいねを増やそう。

リポストを増やそう。

フォロワーを増やそう。

と数字を大きくしたくなります。

僕も数字は当然見ます。

ただ今後は、もう少し細かく、

誰からの反応なのか

まで見た方がいいと思っています。

100人からなんとなく反応される投稿より、あなたの商品を本当に必要としている50人から反応される投稿の方が、その後につながることもあります。

Xは不特定多数へ叫ぶ場所に見えるんですけど、実際はかなり細かく興味の近い人同士が集まっている。

だからこそ、

大勢へ届ける前に、

まず誰へ届けたいのか。

そこを決める。

フォロワー外へ伸ばしたい時ほど、僕ならここから考えます。


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