余白や余地を意図的に作っておくと巻き込めるかも

余白や余地を意図的に作っておくと巻き込めるかも

記事
ビジネス・マーケティング
これはどちらかというとコミュニティや巻き込みをしたい場合の意図、意識についてです。何か人を巻き込みたい人は多分参考になるはず。

全て完璧に100%やらない(というかやれない)

まず一人で何か生み出す時って、うまくやろうとするし失敗は駄目と思いがちですよね。完璧主義みたいなのの弊害は、そういうところで疲労しすぎるか、あと周りが見えなくなるということですね。高めるのはありなんですけどね。程度があるというか。

100%でやると、どうなるか?余地がないので、例えば、
「ああ、この人は別に困ってないんだな」
「一人で出来そうなので助けはいらないと思った」
となり、
「関われる余地がないと思った」
というわけですね。絶対そうではないですけど、そうなりやすいかなと。

じゃあ「あえて、できないふりをするのか?」というと、それも違います(笑)言わんとすることは分かるのですが、それはちょっと役者過ぎます。いやそうやってる人がいるのかもしれませんが、分からないです(笑)

シンプルに全部出来るなんて人がいないので、多分姿勢の問題です。
「ここを教えて下さい」
「手伝ってもらえませんか」
「助けてください」
これを言えばいいのでなく、そういう部分があることが大事で、だからこそ「余白」が生まれる。

懇願して媚びる訓練をするのが本意ではないです。

くどいですが、全部出来る人はいないので、できないところとかも、誰かと相談したい。それが余地になるよね、という話です。

タイトルの意図的とは、そういうのがあるかどうかを意識してみたら?ということであり、作為としてできないフリをするという意味ではないってことです。ちょっと分かりづらいかもですが、まあご容赦を。

関わるとはその人が何か関わり「しろ」を見出したからこそ

かかわりしろ、とは糊しろみたいなもので、関われる余白や余地ってことです。あんまり一般用語ではないですが、面白い言葉であり今回の概念をうまく説明してくれている気がするので使っています。

この「しろ」があれば、多分色々できます。アイデアとか選択肢もです。

僕の良い例はあまりないのですが、
・何かWebサービスを作るとわからない事が出てくる
・誰かに聞くとそこから、手伝おうかという申し出が生まれる
こんなのはよくあるのですが、「Webサービスを完璧に作りそれを提供する」として、「利用者」「事業者」という立場がくっきりあり、それだけだと窮屈なんですよね。

もちろん、事業者が責任を持って作るとか、利用者はそれを利用するのですが、それだけでは今やサービス自体が温度感がない、何か冷たさまで感じるのかなと思っています。昔はそれほどでもなかった。

大きなサービスやチェーン店などに温かみを求めるのは大変ですけど、実際に働く人は人であり、眼の前の感情でもあるので、なんかもっと暖かくあるんですよね。多分ですけど。

そういう意味で、コンセプトとか潜在的にあるものって視点でみるとよいかと。

つまり、
・WebサービスというITサービスでさえ感情や感覚が一杯ある
といってもいい。
そして、
・何か特定のメリット、便益を得る(例えば中古品を売れるフリマアプリでものを売る)ってそれで満足します
・ただ、それが得られるから使い続けるかというと、また違っていて。そこで出会いとか、やり取りが良いとかがないとまあ使わないというか(ここらへんは人によりますが、やり取りを求めない、合理的に処理したいひとはノイズですからね)
・一方で今後コミュニケーションとして、AIもですが、人とやりとりが価値になってくるのもある。要するにコミュニケーションが相対的に価値が上がるかも
と考えると、単なるフリマアプリもコミュニケーションが得られるので使う人もある程度今でもいるんだろうなと推測できるわけです。

これを単に「合理的に効率的に売買できる」だけだと、多分それまでで。もはやそういうサービスは残れないんじゃないかと。逆に「便利だけど、温かい」みたいなものは残るんじゃないかと。乱暴ですがそういう感じになっていくかなと。既存のものは。

だからこそ今後はそういうコミュニケーション、ここではかかわりしろ、ですがありきで考えてそこが価値になっていくのも多いのかもですね。

「しろ」があればアイデアは出せる

この余白や余地を「かかわりしろ」と言っているわけですが、あれば色々とアイデアは出せます。

先のフリマアプリなら、
・使ってみて体験会を実施して、それでワイワイする。フィードバックも得られる(イベントごとにするといってもいい。できているならそのままです)
・売れ筋のものの傾向を分析してみる(事業者がやるのでなく、利用者と一緒にやってみる。データサイエンティストの人を入れたりして遊ぶ)
・売りたくなった瞬間を雑談形式でわいわい話して楽しむ
・フリマアートみたいな、変わった作品を売っている人を集めてインタビューする(一緒につくる)
みたいなのがでてくるわけです。
魔法でなくて、フリマアプリ=ものを処分する場として見ているなら絶対出せないわけです。ここでは「関わりが生まれる場」としてみているだけです。それが出来ればこのようなアイデアは「普通」となります。

今回は「かかわりしろ」でしたが、そういう要素を入れたい人は実は企業側ではかなりいるはずです。と少なくとも思っています。ですが、やり方がわからないんですよね。なぜか?シンプルに、自分がお客さん視点で見えないからです。ずっと担当者として企業サイドで考える癖がついてしまったので、見えなくなるのは、分かる気がするので批判するわけでなく。

ただそれでは、一生「押し付けるサービス」でしかないので、本来の「顧客麺線」とはならないわけですね。

かかわりしろも一つの視点として考えてみるといいかもしれません。
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