「時給数十円」の仕事は、自分でやりたいならやってもいい

「時給数十円」の仕事は、自分でやりたいならやってもいい

記事
ビジネス・マーケティング
前提として、
・フリーランス
・副業
というところでの話です。

そういった案件、つまり低単価の案件はあるというか色々目にするのですが、それをやっていいかどうかってまあその人が判断する話です。

それだけだと何も話が進まないので(笑)ではやったほうがいいかどうか?となると、僕が考えるイメージを書いておきます。

そもそも時給で考えてはいけない

いきなり否定ですが、「時給数十円」と括弧付きで表現しているのは、法律的にNGだからですね。NGとは最低賃金って今や1000円を超えてくる、沖縄などでも870円くらいでしたっけ。そういう意味で、時給20円とか、時給100円もですがそんな仕事は存在しないんですよ。これは文字どおりです。

例えばデータ入力作業が1件1円とします。簡単なもので、文字を読めて打てればできる簡単な仕事としてください。それが100件あるとして、100円の仕事があるとします。あなたはどれくらいでこれができそうですか?

仮に1件1円でも、その打ち込み量が、5項目とかあって1件1分くらいはかかると。休憩や確認なども込みとすると「平均1件1分」ってそれほどおかしな数値ではないはずです。

そうすると、100件で100分かかるわけです。分かりやすく2時間とすると、100円で2時間なので、1時間で50円程度です。「時給50円」ですね。

これは時給50円の仕事があるのでなく、時給換算すると50円になる業務委託の仕事があるというのが正しいです。

ここで細かいかもしれませんが、時給で考えるのか、その成果全体で考えるのかは全く意味が違います。後で戻しますが、一旦ここでは「時給で考えてはいけない」とだけ記しておきます。

ではこの仕事をやりますか?

僕はやらないのですが、やるとしたら条件があります。あなたはどうでしょうか?

それは、
・学びになる
・経験になる
などです。

学びは定義しづらいですが、それで「データ入力という未知の仕事を覚えたい」とかなら、本来0円であるボランティアが、それでお金がもらえるならみたいな感覚となります。心理的には基点が変わるだけで変わっちゃいますよね。不思議ですが。

経験もそうです。未経験だと出来ない仕事が多いでしょうから、「経験」することでそこで見えることも増える。

世の中には「やりがい搾取」という言葉もあるのですが、これはなかなか難しい言葉で、事実と意見が交じる中では使いづらいので一旦外しておきます。

ここで僕がやるとするならば、それが学びになるとか、経験になる。あと、その依頼者が面白そうとかってキャラクタもあります。とはいえ、見極めも大変なので、そのリスクも加味したいですよね。

つまり、まともな仕事ではないとか、対応が雑とか、そもそもやっても「お金になるわけではない」という大前提を入れておく。失礼な話ですが、「暇つぶし」ならいいかもとかもあるわけですよね。ここはもう色々な考えがあるでしょう。どちらかというとリスクとしては「学べない」「簡単過ぎて意味がなかった」とかのほうが多そうです。

ここで、当然この低単価でもやらなきゃいけない状況やそれでしか仕事がないという状況が「ないわけでない」こともあり得るとも考えています。ただ一旦は僕はやらないというところでした。

自ら起こす仕事は大体時給数十円もあればいい

最後は意見としては真逆です。この案件や仕事を否定していると思われた方もいるかもしれませんが、僕はどちらでもないという立場です。悪質なリスト集めとか詐欺とか、まあ行為としてどうなのってこともありえますしね。ブラックとか。それはおいておいてってことです。

これが業務委託で自分で「受けてやる」なら、上の話で経験や学びがないなら意義はなさそう、という判断は変わらずです。

一方でこれが「自分でやる、ビジネスとしてやる」ならどうでしょうか?つまり、立場が誰かにデータ入力をしてもらう、立場です。よってビジネスとしては、「クライアントからの委託費」がありそこから「依頼者への費用」があって、残りが粗利です。

つまり、上の案件がそのケースだとすると、依頼者は1件5円をもらっていて、それを1件1円で発注すれば、1件4円儲かります。ピンハネ・・・?みたいな言葉を使いたくなる方もいるかもしれませんが、クライアント側から明らかに質が低ければクレームとなるので、そこがこのビジネス?の骨子となります。つまりコントロールして高めると。だから発注費が1件3円になるかもしれない。そこはわからないですけどね。

ここまで明確でないケースがほとんどでしょう。つまり、まずニーズがあるのか。ありそうだけどやってみたら、全然だった。例えばキンドル本を書いて稼ぐ!みたいなのがあるとして、そこでは時給数十円はザラというか普通かなと思います。ここでは、単に自分の事業として、コンテンツで売り上げた金額÷コンテンツ作成や仕上げる時間っていう計算式です。

僕ならこれはありだと考えます。なぜか?

シンプルに、経験や学びとしては、格段に違うからです。

率直な疑問として、
・業務委託で受けるデータ入力案件
・ビジネスとして自分で行うデータ入力案件
の違いがわからない人もいるんじゃないかと想定しています。
馬鹿にしているわけでなく、どちらもやったことなければ同じように見えるからです。字面は一緒ですよね・・・。

やるタスクは、前者はプレイヤーとして実際にデータを入力しますが、後者のビジネスであれば自分がやるかもしれないが、その仕組みを作って誰かにやってもらうとか、AIにやってもらうとか、それは知らないですが仕組みを作る側になるわけです。

抽象度は後者の方が高いですよね。

そういう意味で、時給20円とか、時給50円とかって、つまり、売上が1000円程度しか月でないのに、数十時間ってアフィリエイトとかってそんな感じかもですね。それが駄目でなく、そういう世界ですから、時給で換算ってここまで書いておきながら「微妙」なんですよ。

つまり、雇用される感覚での視点だからです。雇用されることが悪いわけでなくそういう視点ってことです。ビジネスや事業者側、その立場で考えると、雇用をする側であり、少なくとも雇用がないのが最初ですから、そう考えると、自分が動いた時間でお金がもらえる「時給」感覚ってやはり染み付いていると相当切り離すのが大変なんですよね。

でも、切り離せるし、考えは変わるので、そこは粘っていったほうがいいと思います。なので、時給といわずに「時間あたり」とかは目安で使ってもいいかと、僕も使ってますよ(笑)ただ、時給で雇ってくださいとかはないってことですね。

そして、最初は「時給数十円」なんですよ。誰でもだと思います。そこからどうするかが醍醐味というか、事業が面白いのではないかなと。つまり、時給が1000円になる、3000円になる、万になる。効率として高められたり価値を高められるかとか色々な観点がありますが、高ければいいわけでもないですよね。

例えば高くても、依頼や受注がなければ動けないですからね。悩ましいですが、ずっとそういうことはついて回るわけですよ。それがビジネス視点での課題という感じの一例です。

なのでまとめると、
・時給感覚は脱していること自体がビジネス思考やビジネス視点である、経営者や事業者視点といってもいい
・初期はそもそも0円であるし、「時給数十円」が普通である
・自ら学んで工夫してできる裁量があるのが事業の最大の面白さ
なんじゃないかという話でした。

もちろん最初からうまくいくーとか、できますーとかもありえそうですが、未経験でそれはないなと思っていて。未経験で成功は多分運が強いので再現性が低いですね。それでもできるのは、他の経験があって相当程度考えてやってきた人ならありえます。というかそれ結構普通に理解できそうです。

裁量とは自由度です。自由がいいという人はいますが、自由があるのでそこで考えて試していくというと結構やらない人が多いです。それはなぜかというと、単に時間の自由が与えられるのでなく、その分リスクもセットだからです。そこをどう考えて課題を捉えて改善するか。それはビジネス事業自体もですが、自分の生き方として捉えることとも同じことかと思います。

補足:

時給50円の案件にチャレンジすることで何か得られる保証はないです。ただやってみたいのであればその意図や狙いを「書き出して」、明確にしておいてチャレンジする。そこで得られるものを振り返るという行動は必須だと思います。無駄打ちを避けるならば、時間も数時間も使わず、30分とか限定的にしてそれで試すというのもありです。全然つかめないなら辞めるのも手です。

当然ここで、AIがーとか、何か違う体験や経験があるならそれも手を出すのもありです。ただし怪しい話も新しい話と紛れてくるのでそこだけはしっかりと吟味していくと。これも事業者的な考えになるんじゃないかと思います。

最初は投資として動いていって「損している」感覚があるかもしれませんが、損とか得とかだけだとしんどいことも多い気がします。お金の金額とか時間だけしか見てない、ものさしがそれだけしかないとですね。なので物差しも増やしたいですね。

自分が事業主や事業を立ち上げてーというビジネスをしたいとか興味がある人が向いているかどうかはシンプルで、上で言えば、自分で考えて試したいか、そういう曖昧な正解がない状況を楽しめるかどうか、これくらいで判断できそうです。人によってはとんでもない、そんなことは怖くてできない人もいるのはわかります。そして、楽しむとはかなり曖昧で、別に僕は誰かにやらされている、無理して事業をしろって「言われて脅されている」わけではないからです(笑)

ここにおいて、案件を時給換算でしか見られないのと、時給換算してもいいけど得られるもので見られるかどうかはまた全然違ってくるとも言えそうですね。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら