英国のスーパーマーケットチェーン、マークス&スペンサーが行ったキャンペーンをご存知でしょうか?
チラシの内容をまとめると
メインメッセージ:中央に「DINE IN FOR TWO £10」(2人でディナー、10ポンド)と大きく書かれており、2人分のディナーが10ポンドで楽しめることを強調。
メニュー:右側にメニューの詳細。
MAIN MEAL(メイン料理)
SIDE DISH(サイドディッシュ)
DESSERT(デザート)
BOTTLE OF WINE(ワイン1本)またはノンアルコールの代替品
これらすべてが10ポンドで提供されることが記載されています。
彼らは、自社の食事セットを、競合のスーパーマーケット同士ではなく、レストランでの食事と比較することで、お買い得感を演出して、大成功を収めたんです。
人々は安い製品を買いたいのではなく、お買い得だと感じたい
のです。
お買い得な商品を見つけて購入することで、自分が賢い買い物をした!あの感覚です。これ、分かりますよね?
この感覚、調べてみると、自己効力感(自分に対する信頼感)と言うそうです。
大切なのは、私達のコンテンツを買ってもらうには、「お得感の演出が大切」だということなんです。
他にも、お買い得感を演出する様々な有名な事例があります。
ドミノ・ピザの「30分以内に配達、そうでなければ無料」キャンペーン
楽天市場の「楽天スーパーSALE」での期間限定セールや特典
アップルの学生向け「Back to School」プロモーションでの特典付き
これらの事例に共通しているのは、単に安売りをするのではなく、顧客にとっての価値を高める工夫がされている点です。
私達が行っているコンテンツ販売においても、こうした工夫を取り入れることが成功の鍵となります。
例えば、あるていど高額のコンテンツ販売の事例を交えてお話しすると
比較対象を変える
同業他社ではなく、大学、塾の学費と比較する
強力なオファースタック(複数の価値提供)を作る
コンテンツの提供だけでなく、オンライン講座、テンプレート、チェックリスト、個別相談などの特典を付ける
期間限定や人数限定といった希少性を作る
理由をつけて限定募集をするなど…
以上の3点を押さえることで、あなたのコンテンツに"お買い得感"を持たせることができます。
"安さ"ではなく"お買い得感"を売ることこそがコンテンツ販売成功の秘訣。
ぜひ、参考にしてください。
でも、マーケティングって本当に面白いですよね!