こんにちは、ヒロです。
今日は少々冷たく感じる事を言うかも知れませんが、本当の被害者を救う為なので、どうかご理解下さい。
今日は詐欺やDVの被害にあっている被害者についてです。
騙された方は本当に被害者だとアナタは思いますか?
いいえ、騙された方も加害者です。
少なくとも、本人は「騙された自分も悪かった。」と思った方が良いと私は思います。
本当の被害者は周りの人では?
アナタは騙された経験はありますか?
私は何度もあります。
コンサル詐欺にもやられかけました。
こズルい介護事業所にも騙されました。
だから、タイトルにある加害者とは私も含めてです。
最初は私も過呼吸になって興奮する程の怒りに見舞われました。
自分を被害者と思ってました。
でも、騙された事で、私は周りの知人、何より家族に心配をかけました。
家族は気が付いてました。
私はそれななのに忠告に耳を貸していませんでした。
忠告が無かったとしても、心配はかけました。
その時、気が付いたのです。
「ああ、本当に被害者は家族だ。自分が心配をかけさせた周りの人なんだ。」と。
私が騙されなければ、周りも迷惑を被る事は無かったのです。
だから、本当の被害者は被害者の周りの人間です。
そして、周りの人間に迷惑をかけたのは、被害者が騙されたからです。
加害者が騙さなければ一番良いかも知れませんが、被害者が騙さなくても防げたはずですよね?
だから、本当に何の落ち度もない周りに被害を及ぼした被害者は、過失という点である意味加害者なのです。
無知は一種の罪です。
迷惑をかけたかも知れないが、騙された方も気付かなかっただけ、知らなかっただけだ。
と言う人もいますし、それも理解はできます。
言いたい気持ちも分かります。
私が言いたいのは、それで現実通るのか?という話です。
極端な話、それで本当に周りに被害が及んだら、その一言で済みますか?
司法の世界などはその典型ですよね?
知らなかったから違法行為をやりましたなんて通じません。
知らないのが悪いのです。
騙されるのも似たようなものではないでしょうか?
騙した方は勿論悪いです。
けど、だから、騙された方が悪くないという話にはなりません。
現実はマンガとは違います。
どちらも悪い、どちらも正義なんてザラにあります。
白黒ハッキリしてなく、灰色が大半です。
騙した方が悪ければ、騙された方も悪いのです。
無知は罪です。
最初に言いましたが、少なくとも、自分自身はそう思ってないと、また騙されますよ?
また家族に迷惑かけますよ?
虐待事件
昨今、頻繁に報道されている子供の虐待事件もそうではないでしょうか?
ここでお話ししているのは、実の親ではなく継母、継父、内縁の配偶者などです。
虐待する加害者、DVの加害者を好きになったのは誰ですか?
最悪、一緒に虐待している事件さえあります。
知らなかった。
分からなかった。
では、虐待された子供が余りにも不憫です。
やはり、その悪魔を信じた責任もあるでしょう。
ましてや子供に対しては。
虐待事件なんて、本当の被害者は、被害者の周りの人間、特に子供です。
騙された親も一種の加害者です。
皆同じ
ここまでキツイ事を書いたかも知れませんが、決して吐き捨てる思いで書いている訳ではありません。
むしろ、騙されるというのは、皆同じです。
だから、自己否定に走るのは不要です。
暴力に逆らうというのは中々難しいです。
詐欺を見抜くというのも、本当に巧妙なものになると難しいでしょう。
DV男やカルトがそうですが、本当に騙しに長けた人間は、人間心理を心得ていますから、どんな人間が騙しやすいか、どうすれば騙しやすくなるか、どうすれば信じ込ませる事が出来るかと心得ています。
だけど、だから騙されても仕方ない、で終わらせてはいけません。
それでは、いつまでも被害は無くなりません。
子供たちは救われません。
騙された被害者も自分の落ち度をキチンと見つめて、はねのける力と知恵、とりわけ、人間心理とコミュニケーションに精通する必要があるのです。
また、一人で考えずに誰かに話す癖をつける事も必要でしょう。
『三人寄れば文殊の知恵』
ではありませんが、複数で考えた方が見極めがしやすいのはもはや常識でしょう。
逆に相手がアナタを一人にしようとしていたら要注意です。
カルトの手口の一つですが、必ず外部との接触を断とうとしてきます。
余計な知恵や知識を入れないためです。
騙しを見抜くというのは難しいからこそ、一緒に考えていけばよいと私は思います。
大丈夫、私も勉強してますから、アナタも勉強すればよいのです。
そうすれば、必ず今より騙されないアナタになります。