#16 脂質の種類

記事
美容・ファッション
管理栄養士 兼 パーソナルトレーナーのSAEです。
いつもありがとうございます!

前回の記事に引き続き、脂質についてです。
脂質は完全に悪者ではない!というお話をいたしました。

今回は、

「脂質の種類」

についてお話します!
種類も考えて摂取できると、脂質があなたの味方になってくれます!

ぜひ前回の記事と合わせてお読みくださいませ。


脂質の主成分は脂質酸と呼ばれ、この種類によってオリーブオイルやラードなど脂質の種類が変わります。

脂質酸は、

「飽和脂肪酸」と「不飽和脂質酸」


の2つに分かれます。


「飽和脂肪酸」


ラードや牛脂などの動物性脂質、バター、ホイップクリーム、チョコレートなどに多く含まれます。

常温では個体の脂質です。
=血液中でも固まりやすい脂質です。
血中悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、血液をドロドロにしてしまいます。

血管系の病気になりやすくなります。
あまり摂りたくない脂肪酸です!



「不飽和脂肪酸」


一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、トランス脂肪酸があります。
この中でぜひ摂ってほしいものは、
一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸
です。

これらは、常温で液体の脂質です。
オリーブオイル、さんま、イワシ、さば、ごま油、アマニ油、エゴマ油などに多く含まれます。
血中の余分なコレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにしてくれます。

血管系の病気のリスクを下げてくれる働きをします。


トランス脂肪酸は、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸に水素を人工的に添加して作られた脂質で、
マーガリンやショートニングなどに多く含まれます。
こちらは、液体の脂質を水素を添加することで個体にしていて、飽和脂肪酸同様、血中でも固まりやすいです。

簡単にいうと、サラサラな脂質が身体に良い!!
ということです。


お肉とお魚を思い出してみてください。
お肉は常温に置いておいても油は溶けませんが、マグロやサバ缶を常温に置いていると油が溶け出してきませんか?
この現象が体内でも起こっていると思っていただければOKです!


まずは普段のお料理に使用する油を、オリーブオイル・ごま油にしてみてくださいませ!
そして、お魚(特に青魚)を摂取していきましょう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す