洗濯機を開けたら、夫が洗濯物を入れたままにしていた。
その瞬間、胸の奥にふわっとモヤが立ちのぼる。
「ねえ、入れっぱなしにしないでって、前にも言ったよね?」
私がそう伝えると、夫はこう返した。
「今入れたばかりだから」
「気づくと思ったから」
「洗剤が見えるところになかったからできなかった」
……うん、それ、子どもの言い訳って思ってしまった。
でも、モヤモヤは夫の言葉のせいじゃない。
私の中にある「なにか」が、この出来事にひっかかり
この感情を引き起こしてる。
少し静かに、自分の心に耳をすませてみた。
すると、出てきたのはこんな声だった。
「私は、私のタイミングでやりたいの。」
そう、洗濯機に物が入ってると、もう“やらなきゃ”になる。
干すのも畳むのも、結局私がやるんだから。
だから、今じゃない。やりたくない。私のタイミングでやらせて。
そうか、私は“誰かにコントロールされる”ことに敏感なんだ。
自由に、心地よく動きたい。私のペースを大切にしたい。
家事って、小さなことの積み重ねだけど、
その中にこそ、私という人間の輪郭が浮かび上がるんだなぁと、
改めて思う朝だった。