嫌な感情を押し込めると、人に依存しやすくなる理由

嫌な感情を押し込めると、人に依存しやすくなる理由

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嫌な感情を押し込めると、人に依存しやすくなる理由

家族に腹が立った。

友人の幸せを、素直に喜べなかった。

頑張っている人を見ると、なぜか焦ってしまった。

そんな時、

「こんなことを思ってはいけない」

と、自分の感情を打ち消していませんか。

優しい人でいよう。

相手にも事情があるのだから、私が我慢しよう。

もっと感謝しなければ。

そうやって嫌な感情の上に、正しい言葉を重ねても、感情そのものが消えるわけではありません。

自分の気持ちが分からなくなる

怒りや嫉妬、不安や悲しみを何度も押し込めていると、少しずつ、自分が何を感じているのか分からなくなっていきます。

すると何かを決める時にも、

「相手は、どう思うだろう」

「世間では、どちらが正しいのだろう」

「成功している人なら、どうするのだろう」

と、外側に答えを探すようになります。

自分で考えているようで、判断の基準は相手の中にある。

人に依存してしまうのは、意志が弱いからとは限りません。

自分の感情を、判断するための情報として使えなくなっていることがあるのです。

さらに、

「私が何とかしてあげなければ」

「私が離れたら、この人は困る」

と、相手の問題や幸せまで背負い始めると、共依存の関係も深くなっていきます。

嫌な感情にも、役割があります

怒りの奥には、

「これ以上、私ばかりに背負わせないで」

という限界が隠れているかもしれません。

嫉妬の奥には、

「本当は私も、認められたい」

という望みがあるかもしれません。

焦りの奥には、

「このまま何も変わらなかったらどうしよう」

という不安があるかもしれません。

罪悪感の奥には、

「相手を幸せにするのは私の役目」

という思い込みが隠れていることもあります。

感情のままに行動すればいい、ということではありません。

まず、

「私は今、そう感じているんだね」

と、自分の感情を自分のものとして受け取る。

そのうえで、今は動くのか、待つのか、距離を取るのかを選びます。

これが、自分の人生のハンドルを取り戻す最初の一歩です。

今、何かにモヤモヤしている方は、一度こう問いかけてみてください。

**「誰にも責められないとしたら、私は本当はどうしたい?」**

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

その問いを自分に向けるだけでも、外に預けていた答えが、少しずつ自分の中へ戻り始めます。

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