占いたい内容やコンディションによって様々な解釈ができるタロットカード。表面的には悪い出来事を暗示するカードも、実は状況の好転を暗示するラッキーカードにもなります。
愚者とは、どのような意味を持つカードなのでしょうか。アリーナ佐藤と一緒に愚者を深堀してみましょう。
自由気ままな旅人・愚者
タロットカードの0番目に位置し、すべての始まりともいえる愚者のカード。
何色にも染まらない純粋さ、何者にもなれる無限の可能性を秘めています。
ところで、みなさんは愚者のカードは好きですか?
私は大好きです!
何か新しいことを始めようと思い立った時、愚者のカードを引き当てた時が動くタイミングだと考えているからです。
実際に、タロット占い師を始めようか悩んでいた時も、愚者が出たことで一歩を踏み出すことが出来ましたから。
愚者は、良くも悪くも楽観的?
固定概念やしがらみに囚われず、欲求の赴くままにのびのびと行動できることを暗示する愚者のカード。
一方で、無計画で現実性がなく、いきあたりばったりになりがちという意味も込められています。
小さな荷物を片手に、晴れ晴れとした心で旅に出る愚者。おそらく、今までは家や集落など一か所に閉じ込められて窮屈な生活を強いられていたのでしょうか。
やっと自由を手に入れ、どこを目指そうか愚者の心は希望で満ち溢れています。
しかし、上ばかりを見て歩いていると、すぐ先に急な崖が迫っています。
このまま歩けば崖に転落しかけない、そこで、愛犬の白い犬が愚者に警告を促します。
愚者はこのまま目の前の危険に気が付かず、転落してしまうのでしょうか。
実は、意外とかしこい人物
足元の危険に気づけていない状況から、「愚かな人」とつけられた愚者。
しかし、愚者は本当に愚かな人なのでしょうか。
みなさんは、崖に向かって進もうとする愚者の姿をどのようにリーディングしますか?
私ならば、目の前に崖があることを分かったうえで、前に進もうとする愚者の声が聞こえてきました。
「この先に崖があるから危険だって?大丈夫だよ。
ボクだったら、崖から落ちそうになる前に歩みを止めるよ。
人はボクを愚者と呼ぶけれど、みんなが思っているよりずっと賢いからね。」
白い愛犬は、愚者の恐怖や恐れを具現化?
愚者に描かれた白い犬は、何者でもない愚者の純粋な心を表しています。同時に、崖に迫ろうとする愚者を止めようとする姿から警告も意味します。
希望を持って前に進むことはそれだけでワクワクするもの。しかし、愚者の旅は、楽しいこともあれば、悲しさや苦労を味わうこともあります。
つまり、白い愛犬には、愚者が間違った方向性に進まないために、必要に応じて警告を促し、正しい選択に導く存在とも解釈できます。
一方で、愚者が内に秘める未来に対する恐怖や恐れとも読み取れます。
表面的には希望に満ちた愚者ですが、すぐ目の前に崖が迫っているように、新たなスタートには不安も付きまといます。
目指す方向は間違っていないだろうか、自分の考えに少し自信が持てない愚者の不安や恐れが、白い愛犬として描写されているでしょう。
愚者のカードは、未来への希望と恐れを表したカード
タロットカードは魂の成長をモチーフとし、0番にあたる愚者のカードは生まれたての魂を表現していると言われています。
占いで引き当てるだけでなく、何気なくカードを眺めている中で愚者のカードにピンときたら、新しいことを始めるタイミングでしょう。
愚者のように、目の前の危険に気をつけながら自由な旅に出てみませんか。
*愚者のように自由に行動したい、一歩踏み出す勇気が欲しい方へ、
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