Firebaseを使ったWeb開発に必要なコンピュータ(PC)

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Firebaseを使ったWeb開発に必要なコンピュータ(PC)

Firebase を使った Web 開発で必要になるコンピュータ(PC)はどんなものが必要か? 良く聞かれる質問です。この記事では Firebase を使った Web 開発で実際に必要なスペック(仕様)について考えてみました。

人によって異なる基準!

この話題に関しては人によって基準が違うので絶対的な物はありません!

必要な CPU はどの程度の性能が必要なのか?メモリはどの程度必要か?ディスク(ストレージ)はどの程度必要なのか、実際に開発を行っている人は感覚的にわかっている物です。

シンプルに考えれば、CPU は速い方が良い、メモリも大きい方が良い、ディスク(ストレージ)の容量も大きい方が良いのは事実です。そこで、開発用のコンピュータ(PC)を考える上でポイントになることを解説します。

まずは今持っている PC でやってみる!

プログラミングの学習を始めたばかりの方や、Web 開発を始めたばかりの方は、まずは手持ちの PC でやってみる事をお勧めします。最近はスマホの普及で PC を持っていない方も増えているようですが、プログラミングをやってみようと思っている方の多くは PC を持っている方は多いのではないかと思います。

まずは、手持ちの PC でやってみて、まずはその PC で Web 開発ができるのか出来ないのかを実際に体験してみるのがとても重要です。多くの場合、推奨の PC の仕様(スペック)が示されていますが、それがどの様な基準(仮定)で示されているかはわからない場合が多くなっています。

まずは「やってみる」というのがとても大切です。

現実的に必要な性能は?

とは言ったものの、どの程度の PC が必要かは気になるものです。 そこで、もう少し分かりやすい基準を考えてみます。

2020 年 12 月現在で、インターネットで売っている PC をみてみると、新しいモデルの最低限の仕様は、メモリサイズでいうと4 GB あたりが一番少ない容量になっている様です。

私は、最近新しい PC を購入しましたが、何台かの PC を使い分けて開発をしています。

その中の1台に少し古い Windows の PC があります。 この PC は約 5 年前に、Windows10 が発売される少し前に購入したものです。

* CPU はインテルの i3 のデュアルコア
* メモリは8 GB
のものです。

この PC を立ち上げてどの程度メモリを使っているかを見ると、Google の Chrome を立ち上げているだけでも4 GB から5 GB 程度のメモリを使っています。もちろん、裏でウイルス対策のソフトが動いていたりもするので、何も動いていないと言うわけではありませんが、これを考えると4 GB のメモリで Web 開発を行うには多少無理があると言えます。

従って、これから Web 開発を考えるという場合、とりあえず8 GB 程度のメモリは必要と考えるのは一つの基準になるかと思います。

速い PC とは何か?

ここで一つ考えたいのが、「速い PC」とは何かです。意外にこれは難しい質問です。 多くの方が、「CPU」を基準に考える場合が多く、CPU のクロックの周波数が大きい方が速く、上位のモデルの CPU の方が速いと考えう場合がほとんどではないでしょうか?

実際に、CPU の処理能力という点では、この考え方は間違っていないと思います。

しかし、実際に使っていて速いと感じるかどうかは必ずしも CPU の処理能力が大きい方が速いとは限らない場合がほとんどです。

一つ具体的な例を挙げると、電源スイッチを入れて PC が使えるまでの時間(立ち上がるまでの時間)を考えます。良く使われるインテルの CPU で、「i3」と「i5」の2つのモデルがあります。「i5」の方が上位モデルで処理能力も大きく値段も高くなっています。

この別の CPU を使った PC で立ち上がるまでの時間を競走した場合、CPU 以外のものが同じならば恐らく「i5」を使ったものの方が速いと言えます。しかし、他の条件が変わると必ずしも「i5」の方が速いとは限りません。

もう少し詳しく条件を設定すると

* PC0:インテル i5 の CPU に500 GB のハードディスク(HDD)
* PC1:インテル i3 の CPU に128 GB の SSD
で比べてみると、PC 1の方が起動時間は通常は速くなります。これは、起動時間を決める一番の要因は CPU の処理能力ではなく、必要なデータを読み出す時間の方が重要だからです。 ハードディスク(HDD)より SSD の方が高速にデータを読み込めるため速くシステムが起動できるため、PC1 の方が速く立ち上がる理由です。

この条件でどちらの PC が速いかという質問をすれば、ほとんどの人は PC1 の方が速いと答えると思いませんか?

つまり、速い PC は何をどうやって比べるかで変わってくるということになります。

古い PC を再生する方法

私の所有する古い PC ですが、元々は1 TB の HDD がついていました。これを、512 GB の SSD に交換したところ、システムの起動も速くなりましたし、アプリの起動もスムーズになって 5 年前の PC とは思えないものになったので、現在でも現役で活躍しています。

実際に、Firebase を使って、React や Vue と組み合わせた Web 開発を行っていますが、この PC でも特に問題なく開発が出来ています。

ということで、殆どの Web 開発はとりあえず、

* 8GB のメモリ
* 128 GB から256 GB 程度の SSD
があれば殆どの開発は行うことが可能です。起動時間などを考えると HDD のモデルよりは、SSD を使ったモデルを使う方が、体感的に速いを感じる事ができるため良いかと思います。

「絶対に必要」か「あった方が良い」のか?

ここで考えるのは、絶対に必要か(must have)かあった方が良い(nice to have)かをよく考えることです。

これまでの例で考えると、「8 GB」のメモリは恐らく「絶対に必要」に近い項目かと思います。 しかし、「SSD」か「HDD(ハードディスクドライブ)」は、どちらかと言うと「あった方が良い」項目になります。あとは、予算次第でどこまで「良いものです」を選ぶかと言う問題になります。

多少、起動に時間がかかるのを許容するのであれば、HDD でも何ら問題なく使えます。しかし、ちょっと余分にお金を出すだけでこの待ち時間を減らすのに「価値」を感じるのであればお金をかけることも大切です。

では、もうひとつ考える事に、このストレージ容量の「サイズ」です。SSD(Solid State Drive)の登場もあって、HDD(ハードディスクドライブ)の方はどちらかと言うと大きな容量で低価格になってきています。HDD ならば 1TB の容量の物が50ドル以下で購入できます(2020 年 12 月現在) 一方で、1 TB の SSD の場合、価格を調べると100ドル以上するものが殆どです。 ところが、同じ SSD でも128 GB になると、20ドルくらいから購入可能です。

この場合、考えることは「本当に1 TB の容量が必要か?」と言うことです。 確かに、1 TB あった方が良いことは間違いありませんが、1 TB を本当に使うかは別の問題です。現実的には、本当に Web 開発しかしない場合、殆どの場合必要なアプリをインストールして、現在開発中のプロジェクトのデータだけならば、殆どの場合は128 GB でも十分に足りる容量です。そう考えると、開発中の起動の待ち時間が少なく、128GB で容量が足りるのであれば、お勧めする選択は、1 TB の SSD ではなくて、128 GB の SSD です。

あった方が良くても、それを使い切らないのであれば「無駄」と言うことなので、わざわざ高いお金をかけて用意する必要はないということです。

Firebase を使った Web 開発で必要な PC の仕様は?

では、2020 年現在、私が考える Firebase を使った Web 開発で必要な PC の仕様は

* 8GB のメモリ容量
* 128 GB 以上の SSD ストレージ(恐らく 256GB あれば十分)
このあたりで最初は十分です。

インストールしているソフトウエアは

* Windows 10
* Vscode エディタ
* Node.js
* Chrome
* Adobe フォトショップ
* Adobe XD
* Adobe イラストレータ
* Python(3.x)
これで複数のプロジェクトのデータを残していますが、現在の使用容量は120 GB 程度です。

この PC は 5 年前のインテルの i3 の CPU(デュアルコア)で多少、コンパイル(ビルド)は時間がかかりますが、特に問題なく開発ができる程度です。恐らく、同じような仕様でも最新の CPU を搭載している物であれば、こうしたコンパイル(ビルド)などの処理時間も短縮されます。

まとめ
Firebase を利用して Web 開発をする場合、それほどハイスペックな PC は実際には必要ありません。

8GB のメモリ
128 GB 以上の SSD
を搭載している PC があれば十分に開発は可能です。 多くの方が「足りなくなった時」に備えてハイスペックな PC を用意する場合が多い様ですが、実は「本当に足りなくなった時」に考えれば良い話で、多くの場合、この仕様を使い切る場合は Web 開発に限定すれば少ないと言えます。

もちろん、1台の PC で色々やる場合は少し話が違います。例えば、高画質のビデオの編集を行う場合などは、さらに多くのメモリやストレージ容量、CPU の処理能力が要求されます。ただ、こうした使い方はどちらかと「特殊」な部類に入ります。実際に、そうしたビデオの編集をされている場合は、考慮する必要があります。しかし、「将来するかもしれない」と言う話の場合は、実際にするときに考えれば良いと思います。実際に、8 GB のメモリでも、短い、少し画質を落としたビデオの編集ならば数世代前の PC でもできます。

大切なのは「今必要な機能」は何かを考えて選ぶことが重要です。特にこれからプログラミングや Web 開発を始める場合は、まずはあまり高望みをした PC よりは、普通の一台を用意してどんな感じかを体験して考えるのが一番です!

私は、古い 5 年前の PC を使っていますが、最近購入した PC も同じく、8 GB のメモリに、256 GB の SSD です。確かに新しいので、古い PC に比べると間違いなく高速で便利です。Web 開発用途で、16 GB や1 TB の SSD が必要かというと、あまり必要性は感じません。

多くの場合、「必要になってから」検討するで十分です!
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