京都御所を中心とした鬼門と裏鬼門

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 京都の鬼門の方角に比叡山延暦寺がありますが、実際に鬼門として京を守るため建てられたわけではないという見方もあるようです。しかし、もしかするとやはり鬼門の方角と知った上で建てられたのかもしれないというお話を書きます。
 延暦寺は最澄が自ら彫った薬師如来像がご本尊ですが、比叡山が信長の焼き討ちのため焼けてしまったとき、薬師如来も消失しています。今ある像は、1本の木から2つの像が作られていたもう一つの仏像です。
 その仏像は、かつて美濃の山奥の横蔵寺の本尊でした。
 最澄が自らもう一つの仏像を背負い諸国を行脚していたが、あるとき薬師如来像が動かなくなってしまい、その場所にまつることにしたのが横蔵寺のはじまりということです。
 横蔵寺は、古くは現在の場所よりもっと山に入った場所に、7つの建物があったことが近年の調査でわかっているそうです。
 現在も五重塔や楼門本堂など趣がありますが、22体の国の重要文化財の仏像は素晴らしいものです。奈良の有名な寺院で拝むことができる仏像と遜色ないものです。
 最近googlemapで聖地の場所に印を付けてみてふと気づいたのですが、横蔵寺の場所は京都御所から延暦寺に直線を引いた延長線上にありました。さらにその延長線をたどると位山と乗鞍岳(現在の位山の前に位山と呼ばれていたという話もあります)があります。
 横蔵寺と位山の間には高賀山があり、この辺りには、平安時代にへびとらさるという怪物があらわれ、藤原高光が退治するためこの地を訪れ6つの神社が建てられました。
 この6社は伝説が多くとても神秘的です。また、高賀山一帯は古くから修験者が修行をする場所でした。現代も修験者が訪れています。
 高賀神社の手前にある、円空記念館で聞いたはなしですが、修行者が円空のとある仏像を見て大変な霊験を感じ、その場でほら貝を吹いていらした方がいたそうです。

 京都御所から裏鬼門の南西の方角には、ちょうど乗鞍岳と同じくらいの距離をたどると、剣山があります。
 鬼門裏鬼門の対角線上には、南東に伊勢神宮の別宮瀧原宮、北西に眞名井神社があります。
 乗鞍、位山を中心とした一つの王朝がかつて存在していたという説が真実なのかもしれないと考えているからなのか、方角が示す事実は1つの証明になるのかもしれないと期待しています。
 そしてもう一つ。
 様々な事実を紐づけるて考えるとまた証明になるかもしれないという事実を一つ、次にあげたいと思います。
 位山から南へいくと金山巨石群という遺跡があります。
 ここに縄文時代に太陽暦を観測していたと思われる一枚岩を組み合わせた巨石遺構がいくつもあります。岩と岩の間から漏れる太陽光の位置で閏年もわかるそうです。また夜星を観測したと思われる遺跡もあるということです。
 岩肌に北斗七星を裏返した位置が刻まれた岩もあります。
 6年前訪れたとき、研究者の方は、何メートルもある巨石をどこからどのように動かして精巧に組み合わせたのか、なぜ裏返した位置で北斗七星を記したのかわかっていないとのことでした。
 そして、金山巨石群からさらに南に行くと鬼岩公園があり、ここも巨石がいたるところにあり、もしかすると、金山の巨石群と何かかかわりがあるのかもしれません。
 そして、鬼岩公園からほど近くに恵那のペトログラフ群があります。
 恵那は笠置山のピラミッド岩も有名ですね。

 以上のことから、縄文時代に飛騨から東農のあたりには高度な文明があったと思われます。飛騨王朝が確かに存在していた証明になるのかもしれないと思います。しかもその飛騨王朝は皇祖神であるかもしれないので、ゆえに、飛騨王朝を無きものとした大和朝廷は、鬼門の方角を大変恐れたのかもしれないと考えます。
 突飛な発想を一つ。
 白山信仰はもともと乗鞍から東側の長野県あたりで広く信仰されていたものが、大和政権が成立する頃、現在の白山に信仰者が移住させられたという話が山本健造氏の本に書かれていました。白山くくり姫のくくるは結び付ける意味があり、縁結びの神様です。
 現在の日本北アルプスの3千メートル級の山々は二つの大陸がぶつかり合ってできた山々で、日本列島の本州が一つになる前は、海を隔てた別の島でした。二つの大陸のプレートがぶつかり合って、1つになったのです。もしぶつかりあった部分が今も崩れずに高くそびえれていれば一万メートルもの高さになっていたそうです。大陸のプレートがぶつかりあう圧力はすさまじく、硬い岩盤となっているため、カミオカンデはその硬い地盤が実験地として最適だったとタモリさんのテレビ番組で知りました。
 二つの大陸は今もぶつかり合っているため、いまもこのあたりでは地震が多く起こっています。
 太古の昔この山々を信仰していた人たちが結びの神として崇敬していたとするととても自然に感じます。もしかするとかつての白山信仰は北アルプスの山々だったのかもしれません。








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