46.「子どもの話に、すぐ答えを出さなくてもいい」

記事
学び
お子さんが、
「勉強したくない」

「学校がしんどい」

「受験、どうしよう」

「もう無理かも」
などと言ったとき、親御さんとしては心配になりますよね。
だからこそ、
「じゃあ、こうしたら?」

「もっとこうしてみたら?」
と、何とか解決する方法を考えたくなることもあると思います。

もちろん、それはお子さんのことを大切に思っているからこその言葉です。
ただ、お子さんがその瞬間に求めているものは、必ずしも「答え」とは限りません。

① まずは「そう感じているんだね」と受け止める
すぐに解決策を考える前に、
「そう思っているんだね」

「何かあった?」

「よかったら聞かせて」
と、まず話を聞いてみてもいいと思います。
ここで大切なのは、受け止めることと、すべてに同意することは同じではないということです。
たとえば、
「学校に行きたくない」
と言われたときに、すぐに「行かなくていい」と決める必要はありません。
まずは、
「学校に行きたくないと思うくらい、何かつらいことがあるのかな」
と考えてみることが大切です。

② 話しているうちに、本人にも見えてくることがあります
お子さん自身も、
「何が嫌なのか」

「何に困っているのか」
を、最初からきちんと整理できているとは限りません。
話しているうちに、
「先生とのことだった」

「友達とのことだった」

「授業についていけないのがつらかった」
など、本当に困っていることが少しずつ見えてくることがあります。
話を聞くことは、問題を一緒に整理する時間でもあります。

③ すぐ助言すると、話が止まってしまうこともあります
親御さんの助言が間違っているわけではありません。
ただ、お子さんがまだ気持ちを話している途中で、
「じゃあ、こうすればいいよ」
と言われると、
「そういうことじゃないんだけどな」

「もう話さなくていいや」
と思ってしまうこともあります。
そんなときは、
助言する前に、もう少し聞いてみる。
それだけでも、会話が変わることがあります。

④ 答えを出すのは、そのあとでも遅くありません
十分に話を聞いたあとで、
「じゃあ、どうしたい?」

「一緒に考えてみようか」
と進んでも遅くはありません。
親御さんがすべての答えを用意するのではなく、
お子さんと一緒に答えを探していくという方法もあります。
そして、親子だけで考えることが難しいときには、学校や塾、家庭教師など、第三者の力を借りてもいいと思います。

まとめ
お子さんが悩みを話したとき、すぐに正しい答えを返さなくても大丈夫です。
まず、
「何があったんだろう」

「どんな気持ちなんだろう」
と、少し話を聞いてみる。
答えを出してもらうことより、話を聞いてもらったことで少し楽になることもあります。
そして、話しているうちに、次にどうしたらいいのかが見えてくることもあります。

もし、
「話を聞いても、どう整理すればいいかわからない」

「親子だけで話すと、どうしてもぶつかってしまう」
というときは、お気軽にご相談ください。

(ではまた次回に。)

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