「あ、画面が真っ白に……」
WordPressを触り始めたばかりの頃、誰もが一度は冷や汗をかく瞬間です。
自分の理想通りにデザインを変えたい、もっと便利にしたい。その探究心は素晴らしいものですが、実はWordPressには「素人が安易に手を出すと、サイトが壊れてしまう」という地雷ポイントがいくつか存在します。
今回は、私がこれまでに数々のレスキュー現場で見てきた「自分でやると本当に危険なカスタマイズ」を5つ厳選しました。カスタマイズで大きな失敗をしないためにも、まずはこの「踏んではいけない場所」を確認しておきましょう。
危険1:functions.phpの編集
functions.php はサイトの心臓部です。少しでも間違ったコードを記述してしまうとそれだけでレイアウトが崩れたり、サイトの機能が一部停止してしまいます。
管理画面にログインできなくなる場合もありますので、functions.phpにコードを追加するカスタマイズはあまりお勧めしません。
ご自身で行う際は事前にバックアップを取っておくなど、万全の体制を整えておく必要があります。
過去の事例で次のようなものがありました。
functions.php にコードを追加したのですがサイトのレイアウトが崩れ、慌てて編集したところ別のコードを誤って消してしまったのです。
バックアップも取っておらず、復旧を依頼されましたが何のコードを削除したのかも不明で復旧には大変な時間のお金がかかってしまいしました。
危険2:子テーマ未導入でのカスタマイズ
子テーマを導入せず親テーマを直接編集するカスタマイズは危険です。
親テーマ(SWELL本体など)のコードを直接編集すると、テーマのアップデート時に全ての変更が上書きされて消滅しまうからです。
過去に次のような事例がありました。
子テーマの必要性を知らず親テーマに大掛かりなカスタマイズを施したところ、親テーマのアップデートですべてが水泡に帰したというケースです。
消えた内容を元に戻してほしいと依頼を受けましたが、コードを復元することは不可能ですので改めてすべてのカスタマイズをやり直すこととなり、大変な時間とお金がかかってしまいました。
危険3:.htaccess の安易な編集
サーバーの動作を制御するこのファイルは、記述ミス一つでサーバーエラー(500 Error)を引き起こします。
管理画面にログインできなくなるケースもありますので、.htaccess を編集してのカスタマイズはお勧めできません。
安易な編集はとても危険です。
.htaccess を編集したところ管理画面にログインできなくなってしまったという案件を過去に担当したことがあります。こうなってしまうと自力での復旧は困難ですので余計なお金がかかってしまいます。
危険4:データベース(phpMyAdmin)の直接操作
SQLクエリを直接叩いて記事を一括置換するなどの操作は、一瞬で全てのデータを破壊する恐れがあります。
データベースから置換を行ったところ投稿とカテゴリーの紐づけが無茶苦茶になったという事例が過去にありました。こちらの案件でも復旧に大変な時間とお金がかかってしまいました。
危険5:CSSだけで無理やり調整( !important)
レイアウトやデザインを調整するとき、デザインが反映されないからと !important を使いすぎると、後から修正したい時にどこで指定したか分からなくなり、管理不能な「スパゲッティ・コード」になります。
CSSのレイアウトが調整できないと相談を受けたところ、!important が乱用されており、調整がかなり難しいという案件がありました。
このような状態になりますとプロに調整を依頼したい場合も通常より高額な料金になることが多いです。
まとめ
functions.phpの編集
子テーマ未導入でのカスタマイズ
.htaccess の安易な編集
データベース(phpMyAdmin)の直接操作
CSSだけで無理やり調整( !important)
この辺りのカスタマイズをご自身で行うことはあまりお勧めできません。
スキルを身につけたい方は良いかと思いますが、安全にカスタマイズを施したいだけであればプロに任せた方が安心です。
ご不安なカスタマイズがあればお気軽にご相談ください。