松下松蔵は明治6年、熊本県長洲町の農家の長男に生まれた。
幼いころから、神様、仏様はどんな存在か興味を持つような少年だったという。
松蔵には二つの特徴があり、一つは徹底した親孝行であり、もう一つは決して人とは争わないことだった。
そんな松蔵が46歳の時、日課である祝詞を上げていると突然口から血を吐き昏倒してしまった。そして、その後、松蔵は不思議な力を手に入れるのだった。霊と交流し、因縁を透視し、病気を霊能で治癒することが出来るようになったのである。
松蔵は御神前で祝詞を唱えた後、患者に何も聞かずに病巣を当て、瞬時にその病を治したという。スペイン風邪が流行した時には、1日に200人以上の患者が押し寄せたが、全員を難なく治癒することが出来た。
また、病人からの手紙には目を通さなくても、書いてある内容がわかり、遠隔治療によって患者を治したという。
そして、松蔵は決して治した患者に謝礼を求めることはなかったそうである。
松蔵は忠と孝、敬神、崇祖を重んじたが、その中でも一番重要視したのは親孝行だった。
松蔵は「私は親孝行のために、この力を神様からいただいた」と語っている。
そんな松蔵だったが、昭和16年の開戦前に太平洋戦争の敗北を予知すると、人づてに小磯国昭総理を紹介してもらい終戦の進言をしたと言われている。
親孝行により超能力が目覚めるなどということが、本当にあるのだろうかと思われるでしょうが、十年以上親の介護をしている私の経験からすると、確かに霊的な手当ての力は上がっているように感じられます。
詳しくは『松下松蔵と「宇宙の大気」』宮崎貞行著を読んでいただければ幸いです。
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