ビジネスで、フロントエンド(集客商品)とバックエンド(利益商品)の違いほど重要なマーケティングの区別はないと思います。
それぞれがどう機能するかを理解することは、成長を加速させて利益を最大にするために絶対に必要です。
フロントエンドの目的は、見込み客、つまりあなたからまだ商品を買ったことが一度もない人に売ること。バックエンドの目的は、既存客に売ることです。
この重要な事業成長の秘訣を知らない人は大勢いると思います。事業を立ち上げた時の最優先事項は、購買力のある顧客をできるだけ多く、できるだけ早く集めることです。主力フロントエンドの最適販売戦略を見つけることによって、それを実現することができます。
でも、新規客を何百人、何千人、あるいは何十万人と獲得しても、利益を生むことは期待できません。利益を生むためには、その顧客にバックエンドを売らなくてはなりません。
ほとんどの会社は、経費を一定の販売利益内に収めることで、フロントエンドで利益をあげられます。でも、マーケティングの予算を増やすことによって、購買力のある顧客の獲得人数を増やせるなら、そうすべきですよね?なぜなら、そうやって余分に獲得した顧客は、後でもっとたくさんの商品を買ってくれるからです。
購買力のある顧客をできるだけ大勢獲得するためには、フロンドエンドのマーケティングでは儲けが出なくていいです。損してでもいいくらいです。またバックエンドを売れるなら何の問題もありません。
フロントエンドのマーケティングに比べて、バックエンドのマーケティングは簡単です。顧客に新商品のことを話して特典をつければ、だいたい売れます。一度あなたと信頼関係を築ければ、また喜んで買ってもらいやすいです。