自己理解の本を読んだり、診断ツールをやってみたり。
それなりに時間を使ったのに、「で、結局何をすればいいんだろう」のところで止まる。
そういう経験、ありませんか。
私自身もずっとそうでした。
意志が弱いのかな、もっと深く考えなきゃダメなのかな、と思ってきたんですが、
最近は、これって「順番」の問題かもしれないと感じています。
強み探しから始めると、たぶん止まります
自己理解の入口として、多くの本やツールは「まず強みを見つけよう」と促してきます。
私自身も、ずっとそこから始めていました。
でも、書き出してみると「コミュニケーション力」「行動力」「分析力」みたいに、
わりと似た言葉が並ぶことが多いんですよね。
別にそれが間違いというわけじゃないんですが、眺めても「で、これをどう活かせばいいの?」が出てきません。
強み探しそのものが悪いわけじゃないと思うんです。
ただ、そこで止まってしまうと、次の一手がどうにも動かない。
たぶん多くの人が、この手前のあたりで整理を一度諦めているんじゃないかなと、勝手に想像しています。
私は、弱みのほうから整理し始めます
そこで最近、私が試している順番は、強みじゃなく弱みのほうから書き出すというやり方です。
苦手なこと、避けたいこと、過去にうまくいかなかったこと。
ちょっと書きにくいんですが、これを先にやると、見え方がだいぶ変わってきます。
私の場合、大人数の調整役が本当に消耗します。
リーダーをしていた頃、メンバーをまとめきれずに孤独を感じたことが、正直、何度もありました。
ただ、その「苦手」をしばらく眺めていると、
自分が本当に大事にしているのは、一対一のちゃんとした対話なんだな、と気づいたりする。
強みリストには「対話力」なんて書かなかったのに、です。
弱みは、直すために整理するんじゃなくて、理解するために整理する。
私は最近、そう捉え直しています。
そうすると、強みリストには出てこなかった「自分らしさ」が、ぽつぽつ浮かんできます。
強みと弱み、両方並べると軸が見えてくる
ここで終わりにはしません。
弱みを書き出したあとに、もう一度、強みのリストと並べて見比べます。
そうすると、「ここが強いからこそ、ここが苦手なんだな」と腑に落ちる組み合わせが出てくる。
この組み合わせのところに、自分ならではの働き方の軸が隠れている気がします。
強みだけを見ているうちは、誰かと似た答えに収まってしまうけれど、
弱みを混ぜたとたん、急に「自分の話」になってくる感覚があります。
ちなみにこれが正解、というつもりはありません。
私自身も今この順番で、もう一度自分のことを整理し直しているところです。
あなたは、強みと弱み、どちらから書き出してみたいですか。
一人で自己理解を進めてみたけど、どこかで止まってしまった――
そう感じた方は、よかったらサービスページも覗いてみてください。