「来月から本気出す」
そう言いながら、3ヶ月が過ぎていた時期がありました。
モチベーションを上げようとして、本を読んだり、目標を書き出したり。
それなのに、行動はゼロのまま。
「自分は意志が弱いのかな」
そんなふうに、自分を責めかけていた時期があります。
同じような感覚を持つ方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
やる気は、動いた後についてくる
ある日、乗り気がないまま、とりあえず一行だけ書いてみました。
「まぁ、こんな感じでいいか」くらいの気持ちで。
すると、不思議と次の一行、また一行と、手が動き出したんですよね。
「あれ、できちゃった」
そこで気づいたことがあります。
やる気は、待つものじゃなくて、動いた後からじわっと湧いてくるものでした。
「やる気が出てから動く」ではなく、「動いたからやる気が出る」。
順序が逆だったんです。
それでも、また止まるのはなぜか
ただ、それだけでは説明できないことが、後から出てきました。
動き出せても、しばらくするとまた止まる。
別のテーマで、同じことを繰り返してしまう。
ここでようやく気づいたんです。
モチベーションの問題ではなく、「やる気の使い道」が合っていなかったのかもしれない、と。
自分の苦手な領域で頑張っているときは、いくら動き出してもエネルギーが続かないんですよね。
逆に、自分に合っている場所で使えば、動き始めるとそのまま自然に流れていく。
「上げる」より前に、やる気を「何に使うか?」だったんです。
"やらないこと"を決めると、残るものが見える
私自身、過去にリーダーやまとめ役を任されたことがあります。
人をまとめるのは苦手なほうなのに、「自分が変わらなきゃ」と思って必死に頑張っていました。
でも、やればやるほど消耗していくんですよね。
今振り返ると、弱みを直そうとしている時間に、本当に力を出せる場所に使うエネルギーが減っていました。
弱みは、直すものではなく、理解するものだったのかもしれません。
理解した上で「ここはやらない」と決めると、残った場所にエネルギーが集中していきます。
たとえば、こんな問いを置いてみてください。
- 最近、消耗していると感じる場面はどこですか?
- もし「やらなくていい」と決めたら、何が残りそうですか?
すぐに答えが出なくても、大丈夫です。
続かないときに、「自分の意志が弱い」と感じてしまいがちですが、私も長い間そう思っていました。
でも、もしかすると、上げる前に整えておきたいのは「置き場」のほうかもしれません。
今のあなたのモチベーションは、どこに使ってますか?
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