①自己認識とは
自己認識とは「自分の感情に気づく力」と「自分の行動に気づく力」のことです。
もっと簡単に言うと、
✅ 今、自分がどんな気持ちかをわかる 【感情に関しての認識力】
✅ その気持ちが、どこから生まれたのかを理解する
✅自分の行動パターンを認識できる
という力です。
②なぜ自己認識が大事なのでしょうか?
自分の感情に気づけないと、気づかないうちにイライラしたり落ち込んだりして、相手に八つ当たりしたり、ミスをしたりします。
自分の感情がわかると、「じゃあどうすればいい?」と考えやすくなり、行動や人間関係がうまくいくようになります。
例:
・怒っているのに「自分は平気だ」と思い込むと、急に不機嫌な態度が出て人を困らせる。
・でも「今、自分は怒ってるな」と気づければ、「ちょっと落ち着こう」と対処できる。
③具体的な練習方法
次の練習がおすすめです。
1日1回、自分の気持ちを振り返る
→ 夜寝る前に「今日一番強かった気持ちは何だった?」と考える。
(例:「朝のイライラ」「昼の楽しさ」「夜の不安」)
感情を言葉にする習慣をつける
→ 「私は今、悲しい」「今ワクワクしてる」と心の中でつぶやいてみる。
感情の原因を考える
→ 「なんでこう感じたのかな?」と原因を探す。
(例:「急いでるのに電車が遅れたからイライラした」)
体のサインに気づく
→ 感情は体や行動に表れます。
(例:「肩がこってる → 緊張」「顔がほてる → 怒り」)
④終わりに
「最初はうまくできなくてOK。大事なのは『気づこうとすること』。気づこうとするだけで、少しずつ心のセンサーが敏感になります。」
ダニエル・ゴールマン著『EQ こころの知能指数』土屋京子訳、講談社、1996年