3分間で作るロゴ&ネーミングでも一流となれる

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コラム
企業や店舗、商品に至るまでネーミングやロゴの役割は重要だ。いわゆる看板であるがゆえにお金に糸目をつけない企業も多い。だがいくらいいネーミングやいいデザインのロゴが出来上がったとしてもその時点では誰も知らない。それを知らせるためには、多大な投資と時間が必要となる。このような順番でロゴやネーミングの価値を高めていくのが一般的だが予算の組めない企業や個人事業主にとっては到底ほど遠い話である。
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そういった渦中を何度も経験してきたせいか、私流のロゴ&ネーミングは、3分で思い浮かんだものから決めそして自らデザインする。デザインの時間も正味、1時間前後で作り上げる。誠に雑なものとなるが、それにはそれなりの根拠はある。基本は、よく使われる褒め言葉の「さ」「し」「す」「せ」「そ」を真逆に解釈していく。

「さ」:さすが→何だろう?

「し」:知らなかった→分からない

「す」凄いですね。→何か変

「せ」:センスある→センスはない

「そ」その通りです→何か違う

単に私の性格が歪んでいるからではない。そうとも言われるが本当は「始めよければ終わりよし」ということわざの意味にある。世の中すべてがこの、ことわざ通りとは限らない。始めが良ければ、相手の期待は大きく膨らむが少しでも失敗をすると失望感も大きく、終わりよしで済まなくなることもある。その反面、始めから悪いとそれ以上悪くなったとしても当然のこと、少しでもよくなれば期待感を大きくすることができる。つまり始めが悪くても終わりよしとなることが大いに期待できしかも大きなものとなる。そういったことが考えられるからこそ最初から良いものを求めないのである。その上、この原理を取り入れると割と簡単に案が浮かんでくる。通常ならコンセプトやアイデンティティーなど慎重に調査の上、考案しなければならない作業かもしれないが、私の場合は違う。間違っているかもしれないがネット通販では多くのネーミングを考え、ロゴを作り実際に浸透させてkたのも事実である。要するにロゴやネーミングがお粗末でも中味が動けば自然と付加価値が高まりやがて看板としての機能を果たすことになるということだ。最初、違和感のあったものでもいつのまにか馴染んでくる。この違和感こそが重要な要素となっていることは言うまでもない。私流の方法は違和感を出すためのものと言っていい。
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ロゴ作成やネーミングに予算が組めなくても方法はたくさんある。専門のプロに任せなくても同様の価値を生み出すことは可能だ。最後に忘れてはならない一番大事なことがある。それはたとえお粗末なネーミングやロゴであっても出来上がった時点で商標登録をしておくことだ。これを怠ると後で命取りとなる事態にもなりかねない。しっかりとお金を使わなければならないのは商標登録だと思う。あくまでも個人的見解だが。  
以上
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