なんだか気が重たいな・・
言い知れぬ鬱屈が自分を支配していると思った。
パソコンを前にして、座っている椅子をリクライニングして、
そのまま随分と眠ってしまっていて・・
目覚めたのが午後3時・・
土曜の、昼下がりを過ぎた窓の向こうの景色は・・
晴れだった。
沖縄方面は台風による暴風が吹き荒れているのかもしれない、
そんな午後3時の僕の心は、暴風でもなく、晴れでもなく、
厚い雲に覆われた感じで・・
どうしよ・・この、鬱屈の心の雲・・
そう思った。
浄化しちゃお・・心の鬱屈、浄化しちゃお・・思った。
クロックスを履いて外に出て、家の前の道路の真ん中で空を見上げた。
太陽を見つめた。
七色の光彩の真ん中に、太陽の、輝く丸がゆらゆらしていた。
しばらくその、丸のゆらゆらを、瞼を下ろし気味にして見つめていたら
「何してんの?」
背後から声を掛けられた。隣の家のご主人だった。
「太陽見てるんです」
そう、ありのままに答えた僕に、ご主人は怪訝そうな表情を浮かべたりはしなかった。また変なことしてるな、と内心、面白がってくれていたのかもしれない。
「目が潰れちゃうよ」
そう言って、僕に背中を向け、ご主人は去った。
その背中を少し見送って、僕はまた太陽を見つめ始めた。