私が見た正夢

記事
コラム
人が眠っている時に見る夢というのは
その時抱えている心理状態を反映していたり
天界からのメッセージ、またはこれから起こるであろう
予言的な夢やスピリチュアル的な意味合いを持つ夢
など様々あります。

私は昔からちょくちょく正夢を見ることがあるので
夜中に目が覚めると、それまで見ていた夢の内容を
忘れてしまわないように昔からメモを取る習慣を
つけています。
たまに前日見た夢と全く同じ出来事が翌日現実で
目の前で繰り広げられていることもあり
「あ、昨日の夢で見たシーンと同じだ。」
みたいな感じになることもありますが
大抵は本当にどうでもいい些細な出来事の
正夢だったりするので他人に話せるような程の
話ではないのですが。

しかしそんな私でも、何度かニュースにのるような
大事故が現実でも起こってしまった正真正銘の
正夢を見たことがあります。

高校生の頃、夏休みの短期留学でドイツに行ってた時。
ある晩、大きな飛行機が山に墜落して大炎上している夢を
見たので、翌朝起きてから早速ホストファミリーに
その夢の話をしました。
「それは怖い夢ね、帰国する時に安全に帰れるように
お祈りしておくわ。」
と、ホストマザーが言ってその時はそれで終わったのですが
その日の夕食時。
ホストファミリーとご飯を食べながらワールドニュースを
見ていた時に、なんと昨晩夢で見たのと全く同じ光景
大きな飛行機が山に墜落して大炎上している動画が
流れていたのです。
そしてこの墜落事故事故は、飛行機事故歴史上でも
犠牲者の多い大変悲惨な大事故となりました。

朝のうちに私が見た夢の話を聞いていたホストファミリーは
暫し絶句した後、なんて言ったら良いか分からず
冗談交じりで、「あなたは魔女です!」
などと言って私をからかっていましたが若干引いているのが
なんとなく雰囲気で分かりました。
でも、さすが中世ヨーロッパの魔女裁判の名残が残ってる
発言だな〜とそのリアクションの方に妙に感心してしまった
記憶があります。

また、別の正夢の話ですが数年前。
日本の実家の近所の家が周り数件を巻き込む
大火事になる夢を見ました。
その夢の話は主人だけに話していたのですが
それから数日後、父の容態が悪くなったため
急遽私一人だけで日本へ帰国することに。

そして私が実家に着いてから一週間後の早朝
けたたましい消防車サイレンの音で目が覚めた私は
カーテンを開けると、窓の外でつい一週間前に夢で見た
あの光景と全く同じ光景、実家の近所の家が
周辺の家二件を巻き込む大火事になっている様子を
目撃したのでした。
カナダにいた主人に電話でこの話をしたら、別段驚いた
様子でもなく、「また正夢になったね」と言っていました。

私がこういった自分の見た正夢や予知的な話をすると
私の友人や家族は、いつも引いた目で私を見るので
正夢を見ても、こういう事はきっと他人には言ってはいけない
事なのだろうといつしか滅多に他人に話さないように
なってしまったのでした。

そういえば少し前にやってた、とあるテレビ番組で
多くのパイロットがUFOを見たことがあるのにもかかわらず、
誰もそれを公にしないのは、パイロット免許が剥奪されて
しまう危険性と社会の目や、世間の目というのを常に
気にして生きていかなくてはいけないからだと言ってました。
もしかしたらこういう経験をしている人は実際は
少なくないのかもしれません。

私はこのブログを書きながら、同じような経験を
している方がいたらそのような人達の居場所に
なれたらいいなと願っているのです。
何故なら、この気持ちは実際に経験した人にしか
分からない感情だから。

「あなたの周りの環境は自分が出せなくて
とても生きづらいでしょう。
ありのままの自分を出せる環境を探しなさい。
あなたの身の回りに起きた経験を伝えなさい。
あなたが感じている事を言葉にしなさい。
どこかに必ずあなたを理解してくれる人達がいるから。」
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