二年前の秋、父の一回忌のため実家に一か月ほど
里帰りして来ました。
母親は思っていたより元気そうで
近所の婦人会の集まりで常にバタバタと
忙しそうにしていたので一安心。
予定よりもだいぶ自由時間の出来た私は
ここぞとばかりに、地元にある神社仏閣に
毎日のように通ってました。
この時の里帰り中に、数週間の東京滞在を含めて
通算百社はまわったかもしれません。
御朱印帳も三冊目に突入してしまいました。
また神社?と呆れられても、カナダに帰ってしまえば
大好きな神社参拝が出来なくなるので
もはや家族の冷ややかな視線を気にしている
場合ではないのです。
神社好きの方ならたぶん理解して貰えると思うのですが
色々な神社に頻繁に参拝に行くようになると
そのうち自分と相性の合う神社、逆に合わない神社
というのがだんだん分かるようになってくるんですよね。
とても不思議な感覚ですが、はっきりと感じられます。
神社に参拝に行って、とても心地よく感じて
時間の許す限り長く滞在したいと思う時は
その神社と相性の良い証拠。
逆にソワソワと落ち着かなかったり気分が悪くなる
または一刻も早くその場から離れたいなどと感じた時は
その神社とは相性はあまり良くないと言われています。
以前、とある有名な曰く付きの神社に参拝に行った時。
境内に入った途端に気分が悪くなってしまって
何故か居心地が悪く感じてしまい、結局5分も滞在
することができませんでした。
単なる好奇心だけで参拝に行くものではないな、
と痛感した出来事でした。
逆に、私にはどんなに有名な神社よりも
幼い頃から通い慣れている、地元にある神社が
何処よりも居心地が良いと感じます。
私の生まれた家がその神社から徒歩2分ほど
のとても近い距離だったこともあって
幼い頃はしょっちゅう遊びに行ってました。
なので、その神社は私にとってとても縁の強い
文字通り私の守り神様だと思ってます。
そして、そこは私にとってどの有名な神社よりも
最強で最高のパワースポットなのです。
そのお気に入りの神社に参拝に行くたび
あまりの居心地の良さから、いつも2~3時間
滞在してしまうんですよね。
何で神社に3時間もいるの!?長すぎない?って
家族によく呆れられますが
神様と繋がれるとても貴重な時間、
これほど至高の時間が他にあるでしょうか?
昔、家族間でとても嫌なことがあった時に
とても悲しくて居てもたってもいられなくなり
朝起きるなり誰にも言わずにまっすぐ
その神社に導かれるように行ったことがあります。
今の実家はバスで片道一時間はかかりますが
何故か今すぐそこに行かなければいけないような
そんな気がしました。
まるで神様に
「私のそばに来て休んで行きなさい」
と、言われたような気がして。
境内にあるベンチに1人ポツンと座っていたら
その日は風が一切吹かない日だったのに
いきなり爽やかな心地よい風が私の周りを
まとわりつくように吹きはじめました。
私の頬の辺りを優しく撫でるように
「大丈夫だよ。大丈夫だよ。」と
慰めてくれてるかのようでした。
あれほど心の底から安心しきった経験は
他にないかもしれません。
神さまは、ただ私のそばにそっと寄り添って
私の傷ついた心を癒してくれたのでした。
その神社にまつわる話は沢山ありますが
次回はその神社で起こった不思議な出来事を
お話しようと思います。