占いのご相談の中で、恋人や結婚相手の浮気癖に悩む相談者様は少なくありません。
一回だけならまだしも、もう二度としない!と誓ったにもかかわらず、二度、三度・・と浮気を繰り返す彼。(または彼女)
今度こそは・・!と信じていたのに、裏切られたショックは大きいですよね。
そういう場合、相談者様の心の中で強烈な葛藤が起きています。
それは
・彼(彼女)の浮気癖が治るのか?
・また浮気をしているのか?
というお相手の現状が知りたい場合もありますし、
・こんな不誠実な彼(彼女)とはもう別れるべきなのか?
という最終決断に迷っている場合もあります。
実際に鑑定してみると色々な事情によって結果は異なるのですが、
浮気を繰り返す相手と自分には、何らかの因果関係がある場合が多いです。
一生涯の付き合いで浮気を全くしない人と付き合い、誠実で安心した関係を継続できる人もいれば、
浮気を繰り返し、不信感と失望感に苛まれるような付き合いを継続する人もいます。
浮気を一度でもしたらきっぱり別れる場合、これ以上お相手の悪癖に翻弄されることはありません。
しかし情や生活面など色々な事情があり、なかなか決断できないのが実情だと感じます。
実は、浮気を繰り返す人というのは、根本的な自己肯定感が弱く、自分自身の存在価値を証明したい、高めたいという欲求が強くあります。
一人の人では満足できないのではなく、誰かから求められる自分、誰から承認されることを渇望しているのです。
※性的欲求が強いケースもありますが、その場合でも心が安定している人はきちんと別れてから次のお相手と付き合います。
一方で浮気を繰り返す相手の行動に悩まされる人も、根本的な自己肯定感が弱く、相手に愛されること、必要とされることで自己価値を維持しようとする傾向があります。
どちらも他者に愛される、必要とされることで自己のアイデンティティーや存在価値を保とうとしている、という点で共通しているのですね。
こういう場合、お二人の関係性のカードに悪魔のカードが出ることもあります。
精神的な絆よりも、刺激を求めあう中毒性のある関係です。
特に過去のカードにカップ6のカードが出ている場合は、生まれ育った養育環境で辛い思いをしていた可能性が高いです。
↑カップの6。
このカードは幼少時代や故郷で過ごした思い出、愛情関係を示唆します。
逆位置だと昔の記憶、感情が現在の事柄に裏目に出るという意味が強くなります。
子供時代に十分な愛情や安全、安心感を得られなかったために、大人になっても自信が持てず、安心や安全を過度に求める傾向があります。
安心や安全を求める気持ちは誰にでもあることですが、それが行き過ぎて渇望というレベルになると色々な部分でバランスを崩します。
先ほどの例のように、複数の人に必要とされることで承認欲求を満たそうとしたり、
相手の愛情を受け取ることで安心感や守られているという感覚を得ようとしてしまうのです。
それは親次第で生きるか死ぬかが決ま、子供の心境とよく似ています。
子供時代に不遇な環境、不安、孤独感を感じ続ける状態が長く続いた場合、空気を読むことがとても上手くなります。
親や兄弟の機嫌はどうか?
今、〇〇がしたいと言ったらまずいかな?
今、甘えたら怒られるかな?
今、寂しいから行かないで、と言ったら嫌われるかな?
こんな風に、自分の欲求を表現する前に、相手の気持ちを推し量る習慣が身についてきます。
この癖は社会性を身に着ける、という部分では素晴らしいのですが、度を越えると一人で抱え込み、素直に人を頼ることができない、
人を心から信じられない、自分自身を大事にしていいのかもわからない・・
という状態になりがちです。
これは浮気だけではなく、DVやモラハラ、過度のパワハラという環境にも共通しています。
加害者側も被害者側も、根本的な原因は同じで、自己肯定感が弱く、承認、安全に対する渇望感が強いのです。
話を浮気の話に戻します。
もしお相手が何度も浮気をしていて別れるべきかどうか?
と悩んでいる場合、
悪魔の逆位置のようなカードが出た場合は、いずれ決断することができます。
相談者様の中で、別れたいという意思がはっきりしているからです。
ただし、悪魔の鎖はまだクビに巻き付いている状態なので、しばらくの間は葛藤があり苦しいかと思います。
その時に、もし自分の不安や虚しさを相手の言動や行動で癒されている部分があるなら、
しばらく様子を見ながらお付き合いを継続してみるのもありだと思います。
一般論でいうと、そんな不誠実な相手とはきっぱり別れたほうがいい!
となるのでしょうが、相談者様のお相手に対する執着は子供時代から根強く存在する、愛情、安全への渇望感だからです。
愛情と安全は生きる上でなくてはならないものなので、本能レベルで求めるものです。
お相手と自分は似た部分がある、だから惹かれ合っている、ということを苦しくてもまず認めてあげて、
それから自分の中の癒されない部分を少しづつ癒してさしあげると、自然と彼への気持ちが整理されてくるはずです。
もし、相手への愛情が冷めていて、生活のためだけに我慢して一緒にいる場合も同じです。
生活面(経済面や世間体など)への不安、渇望感を癒すには、自分自分の中に根強く残る、不安や恐怖という感情を癒す必要があります。
現実逃避のように感じるかもしれませんが、いつも同じパターンを繰り返す場合、今までと同じ方法では解決しないでしょう。
相手が浮気をしてショックで混乱してしまうお気持ち、とてもよくわかります。
決断をする後押しが欲しいお気持ちもわかります。
しかし重要なのは別れる、別れない、ということではなく、今のパターンを作っている自身の内面と向き合うことです。
そうすれば、もっといい人との出会いが自然と訪れることもありますし、彼(彼女)の浮気癖が嘘のようにすっかり治ることもあります。
※実際に根本的な原因に対処し、お相手の浮気癖が全くなくなったというご相談事例を何件も体験しています。
浮気をする相手と自分は、根本的な部分で繋がっている
あなたの心を癒すことは、お相手の心を癒すことに繋がります。
焦らず、じっくりと、あなたにSOSを送っているあなた自身の声に耳を傾けてあげてくださいね。