サーバー移転の実績紹介:お名前.com SD → エックスサーバーへ、事前SSL化でダウンタイムなし・1日で安全移行

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IT・テクノロジー
今回ご紹介するのは、お名前.com SD(共用サーバー)からエックスサーバー(Xserver)へのサーバー移転事例です。

お客様からは「2ドメインともPHP 8に上げ、WordPressもすべて最新版にしたい」というご依頼をいただきました。

しかし事前検証の結果、古いサイトではプラグイン互換性の問題が大きく、やむなく一部の更新を断念。

その判断と、事前SSL化によるダウンタイムなしの切り替えによって、1日で安全に移行を完了できました。

移行前の構成

- HTMLサイト(静的コーポレートサイト)
- サブディレクトリ運用のWordPress(バージョン 5.7/PHP 7.4)
- 独立したWordPressサイト(バージョン 6.4/PHP 7.4)

「全部最新に」からの方針転換


当初は「3サイトすべてをPHP 8環境&WordPress最新版で動かす」計画でした。
しかし、サブディレクトリのWordPress 5.7を検証したところ、利用中のプラグインの半数近くがPHP 8や最新WordPressに対応しておらず、そのままアップデートすると致命的なエラーでサイトが停止するリスクが高いことが判明しました。
お客様に検証結果を詳しくご説明し、「今回は無理にバージョンアップせず、移転元と同じ環境(WP 5.7/PHP 7.4)で安全に移す」方針に変更。プラグインの代替策や改修は、移転完了後にあらためて検討いただくことになりました。
一方、WordPress 6.4のサイトはプラグイン・テーマとも対応状況が良好で、こちらはWordPress本体・全プラグイン・テーマ、そしてPHP 8.3まで一気に最新化するプランで進めました。

作業のポイント

1. HTMLサイトとサブディレクトリWPは「そのまま移行」
お名前.com SDからファイル・データベースを丸ごとエックスサーバーにコピー。PHPバージョンも7.4のまま維持し、パスやドメインの置換のみで動作を確認。データベースの文字コードやテーブル構造の差異も吸収し、エラーなく移行できました。

2. 古いWordPressの互換性検証と断念
ローカル環境でWP 5.7+PHP 8.0以上の組み合わせをテスト。非推奨関数やプラグインの互換性エラーが多数発生し、サイト停止が避けられないと判断。お客様に「最新化はリスクが高すぎる」とご報告し、当初のご要望だった全面最新化を一部断念していただきました。結果的に、この判断がトラブル回避につながりました。

3. WP 6.4サイトのフルバージョンアップ
移転と同時に、WordPress本体を最新版に更新し、全プラグイン・テーマも最新化。PHPを7.4→8.3に切り替え。事前にステージング環境で動作を確認済みで、本番移行時もアップグレードスクリプトまでスムーズに処理できました。

4. 事前SSL化でダウンタイムなしのDNS切り替え
最大のポイントは、DNS切り替え前にエックスサーバー側でSSL証明書を取得・設定したことです。新サーバー上で3サイトすべてのhttpsアクセスを事前に完全動作させておき、問題がない状態を作りました。
その上でネームサーバーをエックスサーバーに切り替えたため、DNS伝播中でもSSLエラーが一切発生せず、訪問者は常時SSLのまま新サーバーへ誘導されました。メンテナンス時間を最小限に抑え、実質的にダウンタイムゼロで切り替えを完了しています。

結果:1日で完了、一部は大幅な性能向上も

午前中の最終検証・方針決定から、午後の移行作業・テスト・DNS切り替えまで、すべて1日で完了。夕方には全サイトがエックスサーバー上で正常表示されました。
・WP 5.7サイト:現状のまま安全に移行。後日のプラグイン見直しで最新化を目指します。
・WP 6.4サイト:PHP 8.3化により表示速度が大幅に向上。セキュリティ面でも最新状態に。
・全サイトでSSL対応を維持したまま、瞬時に切り替え。アクセス解析上もエラーのないスムーズな移行が確認できました。

お名前SDからのサーバー移転はお任せください。

サーバー移転やWordPressのバージョンアップは、現状分析とリスク判断、そして切り替え時のSSL準備が肝心です。お困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。最適な移行プランをご提案します。


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