PVが9分の1に激減?英語圏SEO界隈の衝撃データ
先日、ハブスポットの社長がテレビでインタビューされた動画を見て、気になることがあったので英語圏のSEO界隈を調べてみました。
結果は衝撃的でした。
10年前: コンテンツを2ページ作ると、100PV増えていた
6ヶ月前:同じ労力で33PVまで減少(3分の1)
現在:なんと11PVまで減少(9分の1)
つまり、同じ訪問者数を獲得するために、10年前の9倍の労力が必要になったということです。
25年続いたGoogleとの「暗黙の契約」が終了
これまでGoogleとコンテンツクリエイターは、いわば「他人のふんどしで相撲を取るGoogle」と、Win-Winの関係でした。
従来の契約:
Googleが言う「君たちがいいコンテンツを作ってくれれば、僕がそれを評価して検索結果に表示する。その代わり、君のサイトに読者を送るよ」
AI時代の現実:
「君たちのコンテンツすごくいいね。僕がそれを要約してみんなに教えてあげるよ。でも、君のサイトには誰も送らないからね」
現在、Google検索の90%がどこもクリックされることなく、AI Overviewsだけで完結している状況です。
英語圏で実践されている3つの対策
1. 超具体的コンテンツへの転換
従来のSEO:
「おすすめのはちみつ10選」「はちみつの効果・効能」
AI時代に必要:
- 「3歳児のお子さんを持つ東京在住のママが安心して与えられる、無農薬で抗菌作用の高いはちみつの選び方」
- 「糖尿病で血糖値を気にする60代男性が安心して食べられる、血糖値スパイクを起こしにくいはちみつ比較」
- 「カフェ経営者が業務用として仕入れるべき、コーヒーと相性抜群で原価を抑えられるはちみつ選択術」
AIユーザーは「僕はこういう症状があって、○歳で、○○に住んでて、○○を探してるんだけど、何かおすすめありますか?」という聞き方をするためです。
私も以前、はちみつ専門ECサイトのコンサルで月商1000万円にした際は、「はちみつとは何か」から入る教育型ファネルを使っていました。しかし今後は、この超具体的なアプローチが必要になります。
むしろ従来型のファネルは徒労に終わる可能性すらある!
2. ファネル戦略の逆転
従来の「教育→興味→検討→購入」ではなく、購買モードの人を最優先にします。
例えば:
- 「○○産のアカシアはちみつが、なぜ便秘に悩む妊婦さんにとって最適な選択なのか」
- 「△△ブランドのマヌカハニーが、喉の痛みで困っているお子さんに選ばれる3つの理由」
3. オフページ戦略の転換
RedditやQuoraなどのAIがよく引用するサイトで、自然なブランド言及を増やします。
- 「子供の咳止めには○○ブランドのマヌカハニーが効果的だった」
- 「血糖値が気になる人には△△のはちみつがおすすめ」
新規参入者にとっては大チャンス
最も驚いたのは、新しいサイトでも数日でAIトラフィックが獲得できるという報告です。
実例として、先月立ち上げたばかりのニッチな専門サイトが、ChatGPTで「○○業界での△△の解決策は?」と検索された際に、20年運営している大手サイトを押しのけて引用されたケースがあるそうです。
AIは「情報の新しさ」と「コンテンツの具体性」を重視するため、古い権威サイトの一般的な情報よりも、新しいサイトの超具体的で実用的な情報を選ぶ傾向があります。
従来のSEOでは、ドメインパワーや運営歴が絶対的でした。新しいサイトが上位にランクするまで最低6ヶ月、通常1年はかかっていました。
しかし今は「資金力・運営歴・ドメインパワー」よりも「コンテンツの具体性・情報の実用性・ユーザーの悩みへの的確な回答」が勝負を決める時代になりました。
課題と今後の方向性
課題:
- Google Analyticsでは追跡できない
- オーガニックトラフィック減少により有料広告への依存増加
- 広告費の高騰
もはや従来のやり方の一切が通用しない時代到来とも言える。
資金力だけでは太刀打ちできない世界。
ジャイアントキリング、もしくはまっとうな下剋上の時代です。
対策:
超具体的な記事を10-20個作成し、AIにピックアップされる可能性を高める方が、高騰する広告費よりも効率的かもしれません。
AI時代のSEOまとめ
25年間続いた「検索とクリック」の時代が終わり、「AI回答」の時代が始まりました。
これは古い手法に慣れた人には脅威ですが、新しくインターネットビジネスを始める人、特にAIの使い方に慣れている個人にとっては大チャンスです。
超具体的なニッチ記事の作成プロンプトの詳細については、また改めてお話しします。
今こそ、新しいSEO戦略に取り組む絶好のタイミングかもしれませんね。