自分で自分を煽らないこと

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こんにちは。


前回ブログでこんなことを書きました。







逆を言えば "始める前の段階" なら、人は冷静にものを見ることができます。







恋愛はスタートする前と後で大きく状況が変わっていきます。



その変化によって、普通なら被らなくていい不利まで被ることもあるわけです。






「ならやっぱり惚れた方が不利ってことなのか」と思う方もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。



正しい手順で惚れた人は、惚れたときにはすでに優位な状況にあることが多いんです。





つまり、「惚れた方が負け」という言葉は、"始まるタイミングを見誤った人" が口にする言葉なんです。



















恋愛感情って、最初は本当によく分からないものなんですよね。




「この気持ちってなんなんだろう・・・」というのが恋愛感情の発端です。







もっと彼や彼女のことを知りたいとか、単純にもっと仲良くなりたいとかは思っていても、それがどういう理由で生まれてくるのかはよく分からないんです。






自分で自分の気持ちが分からないんですよね(^-^;



けど、分からなくていいものなんだと私は思っています。









好きかどうかなんて最初はむしろどうでもよくて、大事なのはその気持ちが分からないなりに、その相手と会ったり喋ったりして少しずつその気持ちの正体を確かめていくことなんでしょうから。




確かめながら関係性を深めていくことにこそ意味があるはずなんです。









問題なのは、「もっと知りたい」「もっと仲良くなりたい」と思った次の瞬間から、「これはもう恋なんだ!」と思い込んで、自分のこの感情は恋愛感情に違いないんだと決めつけてしまうことです。




そうすると本心から好きかどうかもまだ分からないのに、ちょっと気になるからというだけで自分から相手に惚れようとしてしまいます。








もちろん早い段階でスタートさせれば相手の気持ちなんてまだまだ育っていないでしょうし、もしかしたら相手はまだあなたの存在すら認識していないかもしれません。




当然「惚れた方の負け」状態に陥ります。












しかもこの場合「相手のどこが好きなの?」と聞かれてもよく分からなかったりします。




そりゃそうですよね、まだ相手のこともよく分からない段階ですから(^-^;




分からなくて当たり前なんです。
















私はよく恋愛相談を受けるとき、「なぜその相手が好きなのか」を問います。




苦しんでいる人ほど、その問いに答えられないことが多いです。







つまり不利な状況に悩み苦しんでいる人の大半が "相手のどこが好きなのかもよく分からず" 悩んでいるんです。


















恋愛は、正しい手順で惚れれば優位な状況からスタートすることができます。




相手が何者で、何に惚れて好きになったのかがわかるということは、それだけ相手と仲良くなって信頼関係を築いてきた証なんです。





それこそが優位に立つための必須条件とも言えます。













恋愛感情を自分で育てない。

これに意識を向けるだけでも、あなたの恋愛はだいぶ変わっていきます。





焚火と一緒です。


ほっとけば鎮火するようなささいな火を、自分で勝手に燃え上がらせないことです。






自分で自分を煽れば、そりゃ気持ちも大きくなりますし頭に血も上ります。




感情を育てるのであれば、育てるに値する明確な理由ができてからで十分なはずなんです(^^)





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