マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか 元マスコミ出身日隅一雄著

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 昨日、ぶらりと寄った中古書店でタイトルが目にとまり購入した本を紹介します。元産経新聞記者でのちに弁護士になって人権擁護などの活動をされている方です。マスコミの内側からの告発本です。
 ウィキペディアで調べたら、「マスゴミ」と言われたのは1950年代からでした。オールドメディアの問題を正面から切り込んでいます。現在のオールドメディアは、「マスゴミ」です。読者や視聴者の日々のバックアップや批判が重要であると言っています。
 マスコミが「マスゴミ」と呼ばれないための提言もあります。電通の問題も大きいようです。マスコミの健全化の障害になっているのは、財務省や政府かもしれません。以下、本書の紹介をします。

書名:マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか
   -権力に縛られたメディアのシステムを俯瞰する
著者:日隅一雄(ひずみ かずお)
出版:現代人文社
発売日:2008年4月
価格:¥1,890(税込)
サイズ:237ページ
ISBN:4877983716
日隅一雄(ひずみ かずお)
1963年広島県生まれ。87年京都大学法学部卒業。同年産経新聞入社。92年退社。96年司法試験合格。98年弁護士登録。NHK女性戦犯法廷番組改編事件や外務省沖縄密約事件の代理人をつとめる。2006年よりインターネット新聞「News for the People in Japan」編集長。著書に『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか』、共著に『検証 福島原発事故・記者会見——東電・政府は何を隠したのか』など。
序章
 マスゴミになってしまったマスメディア
 報道されるニュースと報道されないニュース
 偏った報道
 メディア内部からの疑問の声と海外の評価
 なぜ事実が報道されないのか
 言論の自由の重要性と日本における言論の自由軽視の風潮
 言論の自由を取り戻すために

第1章 政府・企業によってがんじがらめの日本のマスメディア状況
三大制約システムを中心に
1 マスメディアを取り巻く現実
  1人の記者が置かれている環境
  報道の現場で現実に行われている制約
  政治家スキャンダル自主規制事件
  記者取材中逮捕事件
2 日本独自の三大規制システム①独立行政委員会の不存在
  政府・与党などから圧力をかけられてきた歴史
  行政指導という名の圧力
  長期政権維持の根源
  放送行政の世界標準は独立行政委員会
3 日本独自の三大規制システム②系列化
4 日本独自の三大規制システム③広告一業種一社制の不採用
  一業種一社制が採用されなかった理由
  巨大広告代理店の存在により生じる弊害
  「電通の正体」(週刊金曜日)が挙げる弊害例
  政府広告としての政府公報
5 補完しあう三大規制システム
6 市民メディアの不存在がもたらす弊害
7 編集権の経営陣による独占の弊害
8 記者クラブ制度の弊害
9 記者の権利の議論の不存在
10 異常な司法システム

第2章 さらなる強化が懸念される表現の自由への制約
1 名誉毀損事件の慰謝料高額化
2 メディア規制立法3点セット
3 3点セットに続くメディア規制立法

第3章 放送・通信の内容規制が行われる通信・放送の融合法制
1 インターネット規制の流れ
2 「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会」中間取りまとめ
3 中間取りまとめに対するパブリックコメント
4 「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会」最終報告書

第4章 システムの改善への展望
1 系列の解体や広告業界の一業種一社制度の採用は直ちには困難
2 早期に独立委員会の実現を
3 読者の日々のバックアップや批判の重要性
4 業界全体での対応

あとがき
日本のようにメディアを抑制するシステムがない国のジャーナリスト宣言
マスゴミと呼ばせないメディアにしよう!

 マスコミ(オールドメディア)の問題は、昔から認識されていたようですが、全く改善されず、信用できない「マスゴミ」に成り下がっています。
 政官財の利権構造と癒着構造に原因があることは明らかです。
 これらの構造を断ち切るためには、政権交代しかありません。財務省に洗脳された民主党政権のような政権交代は最悪です。
 減税で積極財政を推進する政府を望みます。

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