「日本人の知的能力低下という深刻な問題について」
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コラム
近年の大学生の一か月の平均読書量がなんと、1~2冊だと言う。それに加え、約半数は一か月に1冊も本を読まないそうだ。
これは本当に由々しき問題である。こんなことは現代日本においては最早、序の口と言って良く、小説はおろか、漫画も読むことができない人も現れて来ている。
漫画に限って言えば、コマ割りの順に読む、ということが理解できないということだが、漫画世代の私などにとっては本当に驚きである。
そんな訳で凡そ、読み物と言われるものは何一つ読めない、しかし動画の内容は理解できるといった具合で、その動画にしても、ショート動画やTikTokしか見ていられない、という人も相当数、存在しているようで、この現状には「日本人の知的能力低下」ということへの懸念すら覚える次第である。
そもそも、「読解力」「国語力」といったものはそんなに簡単に伸ばすことができない領域であり、これには幼少期の読書量や、先天的な才能といったものが関係して来る。
従って、ただ本を読むようにすればいいとか、優秀な教師に教育させればいい、といった単純な話ではない訳だ。
読解力や国語力が低下すれば、様々なことに支障が出て来る。仕事の現場においては意思疎通やコミュニケーションの問題が生じる可能性があるし、日常生活においても、かなり不便なことや上手く行かないことが出て来るだろう。
こういった読解力や国語力を向上させることは我が国の喫緊の課題だと思う。社会全体で、この問題にできるだけ早急に対応し、少しずつでも現在の状況を改善させる努力が必要である。