架空の犬イベント「DOG DAYS PARK 2026」の告知LPを、企画から公開まで1日で作りました。実在しないイベントなので、その旨をページ内に明記し、検索にも載らない設定にしてあります。営業用の見本です。
イベントの告知ページは鮮度が命で、公開が1週間遅れると、その1週間ぶんの告知機会がそのまま消えます。実案件でもこの速度で回すつもりで、自分に締切を切りました。
私は飲食店の現場に21年いる現役のマネージャーです。レジ前で、QRコードの読み込みが遅いだけでお客さんの顔が曇るのを何度も見てきました。今回のLPも、その記憶から逆算して作っています。
芝生の上でスマホを見る人
想像したのは、当日、芝生の上でリードを片手に持ったままスマホを見る来場者です。片手はふさがっている。日差しで画面は見にくい。犬が引っ張れば視線は途切れる。この状態で「次のステージ何時だっけ」に数秒で答えられないページは、当日は役に立たないと思いました。
そこでタイムテーブルは、散歩のリードをたどるように縦一本にしました。横に広がる表は、片手操作だと途中で迷子になりやすいからです。会場は3系統に分かれる想定だったので色で塗り分け、目印の肉球アイコンは手描きにしました。ここだけは少し遊びました。
屋外会場と画像の重さ
屋外の会場は回線が細いことが多いようです。画像は10枚すべてAI生成ですが、合計24MBあったものを2.7MBまで圧縮しました。派手さは少し落ちますが、電波の弱い場所でも開くことを優先しています。
一度、イラスト中心で作ったバージョンもあります。並べてみると安っぽく見えたので、実写風の写真主体で作り直しました。ブースの写真も1枚ボツにして5枚を採用したので、ファイル名にはbooth-04が欠番のまま残っています。直そうか迷いましたが、作り直しやボツの跡も含めて見てもらう方が早いと思い、そのままにしました。
捨てたもの
出展者の個別ページ、多言語対応、問い合わせフォーム、動きの多い演出。このあたりは今回入れていません。当日の来場者が知りたいのは日時と場所とタイムテーブルで、そこに届くまでの邪魔になるものは削りました。フォームや個別ページは公開後に足しても間に合います。何を載せないかの相談は、何を載せるかと同じくらい時間をかけたい部分です。
ご依頼いただく場合
実際のご依頼では、まず「来場者は当日どんな状態でこのページを開くか」からお聞きします。会場は屋内か屋外か、来場者の片手はふさがっていないか、開くのは前日の夜か当日の現地か。ここが決まると、載せる順番はほとんど決まります。
いただく情報はメモ書きの状態で構いません。日時と場所と出し物が箇条書きで並んでいるくらいの状態から、来場者がスマホで迷わない順番に並べ直すところまでやります。写真がまだ無ければ仮画像で先に形を作り、あとから差し替えられる組み方にします。写真を待ってから着手すると公開日がずるずる後ろへ下がるので、そこは先にご相談ください。
納期が厳しいときは、何を後回しにするかも一緒に決めます。逆に「これは削れません」とこちらから言う項目も出てきます。今回なら画像の圧縮がそれでした。
まずはイベントの日程と、いま手元にある素材がどんな状態かを教えてください。そこから公開日を逆算して、作る順番を組みます。
デモのスクショはこちらです。芝生の上にいるつもりで、スマホで開いてみてください。リンクはポートフォリオから。
イベントやキャンペーンの告知ページ制作は、こちらのサービスで承っています。