由宇⭐︎霊視鑑定師
日々の鑑定精度を保つため、
幼い頃から、私はとても感受性の強い子どもでした。 絵本のようなやさしい物語でも、胸がいっぱいになり、涙が止まらなくなる。 けれど同時に、人の言葉の奥にある 「言葉にならないもの」にも敏感でした。 声の調子、沈黙の長さ、ふとした視線の揺れ。 そうしたものに触れるたび、胸の奥に小さなざわめきが生まれる。 その正体をうまく説明できないまま、私は成長していきました。 人の感情や、自分に向けられている気持ちを感じ取ってしまうことで、 必要以上に気にしてしまう日々。 あまりに繊細な私を、家族は理解できず、 「どうしてそうなったのか」と呆れられることもありました。 学校という集団の中でも、生徒だけでなく先生からも強く当たられることがあり、 理由もわからないまま「どうして自分だけ」と感じ続けた学生時代でした。 大人になっても、その生きづらさは続きました。 人間関係のすれ違い、信じていたものの崩れ、報われない努力。 常に身体は緊張し、心はすり減っていく。 何のために生きているのか分からなくなり、 希望を持つことすら怖くなった時期もあります。 そんな時間の中で、私が辿り着いたのは、 「自分の内側に耳を澄ますこと」でした。 外に答えを求めるのではなく、 呼吸を整え、浮かんでくる感覚を否定せずに見つめる。 その繰り返しの中で、 幼い頃から感じていたあの“ざわめき”が、少しずつ輪郭を持ちはじめました。 それはただの不安ではなく、 人の本質や流れを感じ取る感覚だったのだと、時間をかけて理解していきました。 そして、霊視というものに出会い、 この感覚は「役に立てるものかもしれない」と思うようになりました。 独学で学び、確かめるように重ねていく中で、 少しずつ、人の内側にあるものを受け取れるようになっていきました。 現在、霊視鑑定を行う際に大切にしているのは、 「当てること」ではありません。 ご相談者さまが今どこに立ち、何に疲れ、何を願っているのか。 その言葉にならない部分に静かに触れ、必要な言葉だけをお伝えすること。 未来を断定するのではなく、 選択の余白と、呼吸できる場所を残す鑑定でありたいと考えています。 この鑑定は、 強くなりたい方のためというより、 もう十分に頑張ってきた方のためのものです。 誰にも弱さを見せられず、 答えを急がされ、 自分の気持ちが分からなくなってしまった方へ。 ほんのひとときでも、肩の力を抜いて、 「ここにいていい」と感じられる時間になればと思っています。 静かな場所で、静かな言葉を通して。 あなたがあなた自身に還る、 その小さなきっかけになれたなら、これ以上の願いはありません。
ライフスタイル・その他 / 占い師 経験年数 : 10年