占いジプシーはもう卒業。止まった運命を動かす霊視鑑定がここにあるわ!
初めまして。俗世の喧騒を捨て、山奥の秘境でひっそりと魂の声を拾ってる霊視鑑定師のけんぢよ。
あたしを見つけるなんて…
あなた、相当限界だったんじゃない?
ここに来たからには、もう一人で震えてなくていいのよ。
私がその重たい荷物、ちょっと横に置いてあげるから。まずは深呼吸して私の話に少しだけ付き合ってちょうだい。
私の人生、振り返ってみれば「普通」なんて言葉とは無縁だったわ。物心ついた時から他の人には見えない余計なものが視え、聞こえない声が降ってくる…。そんな霊媒体質だったから、親からも「気味が悪い子ね」って、冷たい目で見られて育ったの。家の中に居場所なんて一ミリもなかった。
学校に行けば「男のくせに」「化け物」なんて指をさされて。自分の性(さが)も、この忌々しい力も、全部「間違い」だと否定され続ける日々。当時の私の世界は色なんて一つもない、冷たく暗いモノクロームの檻の中だったわ。「な...