新NISAでインデックス投資を始めてみたものの、「個別の会社も気になる」「でも、何を基準に選べばいいのかわからない」。この本は、そんな人のために書いた、バリュー投資の入門書です。
バリュー投資とは、会社の本当の価値より安い値段で買う、という考え方です。難しそうに聞こえますが、日常の買い物の感覚とそれほど変わりません。本書では、専門用語を最小限にして、一つひとつ身近な例で説明しています。
著者は投資経験の6年の学生でまだまだ甘ちゃんです。前作『生活を少し豊かにする はじめての投資入門』では、勢いで買って失敗した体験も正直に書きました。この本も同じ姿勢で、うまくいかなかったことや、この手法の弱点も隠さず書いています。「必ず儲かる方法」は載っていません。
【こんなことがわかります】
・投資と投機の違い、買う前に「理由を一文で書く」習慣
・株価が下がった日に、慌てて売らないための3つの質問
・「安全域」という考え方と、安く見えるだけの会社(割安の罠)の見分け方
・株と債券の分け方、新NISAとの組み合わせ方
・PER・PBRなど、7つの基準で会社をふるいにかける方法(計算例つき)
・手を出さないほうがよいもの、やらないリストの作り方
・決算短信の見方と、買ったあとの確認の仕方
・自分専用の「投資方針書」を一枚にまとめる方法
【構成】
序章 投資と投機はどう違うのか
第1章 バリュー投資とは
第2章 ミスター・マーケット(株価の波との付き合い方)
第3章 安全域
第4章 守りの投資家の資産配分
第5章 守りの投資家の銘柄選び(7つの基準)
第6章 攻めの投資家の道
第7章 やってはいけないこと
第8章 会社とどう向き合うか
終章 自分の投資ルールを作る
付録 7つの基準チェックシート/投資方針書のひな形/用語集
【こんな人におすすめ】
・新NISAなどで投資を始めたばかりの人
・個別株に興味があるが、何から手をつけてよいかわからない人
・値動きに振り回されず、自分で説明できる買い方をしたい人
【こんな人には向きません】
・短期間で大きく増やしたい人
・具体的な銘柄の推奨を求めている人
各章の最後には「まとめ」「やってみよう」「用語メモ」を付けました。読んで終わりにせず、手を動かしながら読み進められます。巻末のチェックシートと方針書のひな形は、そのまま印刷して使えます。
【本書の特徴】
・やさしい言葉:専門用語は、そのつど短く説明しています。
・数字で確認:PERやPBRの計算を、架空の例で一緒にやってみます。
・限界も書く:この手法が苦手な場面や、安く見えるだけの罠についても、章を分けて正直に書いています。
・自分のルールが残る:最後に、迷ったときに立ち返れる「一枚の投資方針書」を作ります。
【読み方のヒント】
最初から順番に読むのがおすすめですが、すでにインデックス投資をしている人は、第3章(安全域)と第5章(7つの基準)から読んでも大丈夫です。時間がない人は、各章の「まとめ」だけを先に読み、気になった章を戻って読む方法もあります。
前作を読んでいなくても、この本だけで理解できる内容です。ぜひ、自分の言葉で「なぜこの株を、この値段で買うのか」を説明できる投資の第一歩にしてください。
本書は投資の考え方を学ぶためのもので、特定の銘柄や金融商品の購入を勧めるものではありません。
投資には元本割れのリスクがあります。投資の判断と結果は、ご自身の責任でお願いします。
数値の基準は目安で、将来の成果を保証しません。制度や数値は変わることがあるため、実際の投資の前に金融庁や各社の最新の公式情報をご確認ください。
内容は著者個人の学習と考えに基づくもので、投資助言ではありません。
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お願いの5番と6番: 販売先のルールに合わせて変えてください。たとえば返金や配布の扱いは、販売先で決まっていることがあります。
内容の書き方: 本の内容は現状の全文原稿に合わせています。章を変えた場合は、「構成」と「こんなことがわかります」も直す必要があります。