障害者グループホームの開業準備を、ほとんど一人で進めていませんか。
物件やお金のことは相談できても、人を集める話になると、誰に何を聞けばいいのか分からなくなる。求人を出したことも、面接をしたこともない。それでも、開業の申請をする時点で、スタッフの採用は終わっていることが求められます。
この手順書は、その採用だけを、動く順番どおりに並べたものです。いつ求人を出して、どの職種から声をかけて、面接で何を聞くか。迷ったときに開く場所を一つ決めておくための一冊です。
■採用の締切は、開業日ではありません
指定申請には、すでに雇用契約を結んだスタッフ全員分の書類が要ります。資格証の写し、職務経歴書、雇用契約書、勤務体制表。これらは「これから採ります」では受け付けてもらえません。
本申請の締切は、希望する指定日のおよそ2ヶ月前が目安です。指定日が月に1回しかない自治体も多く、締切に間に合わないと開業は次の月に動きます。その1ヶ月も家賃と人件費は出ていきます。
■ご自身にサビ管の資格があっても、集める人は残ります
管理者と世話人は別に必要です。募集を始める時期を、開業日から数えた週で示しました。
・サビ管 開業30週前〜22週前
・管理者 開業22週前〜12週前
・世話人 開業20週前〜12週前
・全職種の雇用契約 開業12週前まで
カレンダーの月で数えるとどうしてもずれるので、週で数える形にしています。
■求人票も面接も、はじめてで大丈夫です
○を埋めるだけで出せる求人票、応募者への連絡文3通、面接の想定質問30問、評価シート。読むだけの本ではなく、そのまま使える紙をつけました。
■面接で聞いてはいけないこと
場をやわらげようとして家族のことを尋ねる。これがいちばん多い入り方です。厚生労働省が示している、就職差別につながるおそれのある14項目を一覧にしたうえで、同じことを確かめられる別の聞き方に置き換えた対応表を6組入れました。
「小さいお子さんはいますか」ではなく「夜間や早朝に勤務できる日はありますか」。確かめたいのは、その人がこの仕事をできるかどうかです。
■2027年4月から、管理者に資格要件が新設される方針です
2026年6月の審議会で了承された方針の段階で、実務経験3年と新しい研修の修了が示されています。誰を管理者に置くかを早めに決めておけるよう、第3章にまとめました。
■収録内容
手順書(全5部20章・A4で50ページ)と帳票9点(Word6点・Excel3点)。
01募集要項3職種/02応募者管理表/03応募者への連絡文例集/04面接想定質問集30問/05面接評価シート/06内定・不採用通知文例集/07業務分担マトリクス/08業務内容説明資料3職種/09キックオフ次第と実施記録
■入っていないもの
指定申請の手続きそのもの、賃金の設計、配置基準の判定と常勤換算、事前質問シートのフォーム実物、事故のときの対応や研修の様式、自治体ごとの独自様式。この商品は指定申請を通すためのものではありません。
ダウンロード形式の商品です。ご購入後、Word6点とExcel3点をまとめたzipファイルをお送りします。編集にはWordとExcelが必要です。
対象は障害福祉サービス(共同生活援助)です。介護保険の事業所向けではありません。
帳票の賃金の額と時刻の欄は空欄にしてあります。金額の決め方は本書の範囲外であり、時間帯は利用者の方の生活と通所先で変わるためです。ご自分の事業所の内容を書き入れてお使いください。
申請の締切や事前協議の要否は自治体で異なります。実際の日程は所管の窓口でご確認ください。2027年4月からの管理者の資格要件は、審議会で了承された方針の段階です。
この商品に、申請の代行や個別のご相談への回答は含みません。内容についてのご質問は、ご購入前にメッセージでお寄せください。
制度は改正されます。本書は購入時点の内容としてお読みください。改訂版をお送りする形はとっていません。