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理不尽さも抱きしめる

6月の晦日は、夏越の大祓。夏越の大祓は、この半年間の穢れや悪(あ)しきことを祓い、残り半年の無病息災を祈る神事です。多くの神社では茅の輪が置かれ、参拝者は厄落しを願い、それをくぐります。水無月というお菓子を食べたりもします。6月の晦日。もう、半年が経つのですね。元旦に起きた大地震。私の住む市では1万棟を越える建物被害がありました。めくれあがった道路は、とりあえず補修されましたが(ひび割れて解体を待つ建物が雑草に覆われつつあります)いまだ、復興のさなかにあります。数年前のものになりますが、茅の輪の美しい御朱印。この御朱印をいただいた神社さんは、私が住む所より更に更に大きな被害を被った街にあります。地震の後、拝殿、社務所共に倒壊したというニュースを見て、言葉もありませんでした。今は参拝することが叶いません。理不尽にやってきた、悪(あ)しきこと。それに引きずられ、つぶされそうになる時、支えになるのはなんだろう、と考えます。地震被害の大きかった街は、豊かな伝統文化が継承されていて、子どもから大人まで地域のお祭りをとても大切にされているそうです。神社さんは、お祭りの曳山と奉灯を修復するためクラウドファンディングをされています。生活もまだ元に戻らないのにと思われるかもしれないけれど、たとえ生活が戻っても、地域の心の拠りどころが戻らなければ本当の復興とはいえないのではないか、と、神社の禰宜さんはおっしゃっています。復興は、ただ家が建つだけではなく、地域文化が蘇らなければいけない、と。目の前にあるいろいろな困難、仕方のないこと、あきらめの気持ち。それらを吹き飛ばしてくれるのは、共通の心の拠りど
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夏に向かって

こんにちは。いつもご覧いただき、ありがとうございます。季節の移り変わりは早いもので、2022年も上半期が過ぎようとしています。家の近くの田んぼには水が入り、晴れた日は水面に空や雲が美しく映って、なんとも爽やかな気分です。今年の梅雨入りは10日ほど遅かったそうですが、ここから1カ月、気温差、気圧差、湿気と格闘です。天気と気分がリンクしているんだなと実感しやすい時期でもあります。どよーんとして蒸せかえるような日は心も重く、太陽が出てくると急に活動的に。外界からの影響でコロコロコと気分も急激に変化するので、あー人間って大変。しかも1年の折返し地点ということでここまでの成果を求めてしまうとしんどいですよね。日常的なことでも、洗濯物が溜まるだけでストレスなのですから。この時期、神社では夏越大祓という行事があります。1年の半分が経ち、知らない間に溜まった穢を払うための神事です。疫病除の意味合いがありますが、穢が「気枯れ」からきていることを考えるとなるほど、ここらでひとつ気持ちを入れ替えてリフレッシュが必要ですよ、という神様からの教えなんだと納得します。おそらく、日本の気候、風土に根ざした経験からくる知恵なんでしょうね。こうして季節もそうだし、時期もそうだし、いろいろなことを溜めこまないようにすることが、夏に向かって気力、体力をむやみに落とさないポイントになるのかなと感じます。それではまた、日々の色々をお届けできればと思います。最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
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