「メンタルケア」のプロが抱えがちな辛さ(続編)
本日のお話は、先日に引き続いて「メンタルケア」のプロが抱えがちな辛さの続編をお送りします。
前回は、「メンタルケア」のプロが抱かえがちな辛さや悩みについて書かせていただきました。
それでも「メンタルケア」に関わる仕事に就きたいと思われる方は、たくさんおられます。特別に給料が良いわけでもないし、楽な労働でもないし、自分の感情自身が疲弊してしまう可能性、傷付いてしまう可能性も高い。その意味ではリスキーな仕事であるはずなのに、多くの人がこういう職業に自分は進んで就きたいと思われるわけです。
それは何かがあるからです。
生きるというのはセルフケアだということであるとも考えます。生きるということは生き物としての自分で自分を世話することです。
何かが食べたいときは食べ物を探す。そして自分で買ってくる。そして自分で調理して食べるなど、つまり生きるということはセルフケア、自分をケアするということなのだと考えます。
ケアが必要になるのは、人がセルフケアを自分で百パーセントできなくなったとき、例えば、明日が不自由になれば、誰かに介護してもらう、あるいは食べ物を買いに行ってもらうなど、色々な形で他人の支援が必要になってくるわけです。
あるいは老人や子供、人間はほとんど二十四時間要介護で生まれてきて、二十四時間要介護で死んでいくわけですから、赤ちゃんの時にはセルフケアはゼロです。すべて、食べることから寝ることから移動することから体を洗うことから、全部他人にしてもらわなければならないし、年がいってもそういう状態に近くなります。だからそういう意味では、我々は皆、二十四時間要介護を経験してきてここまでやって
0