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ココナラの経営コンサルタント✨

こんばんは 博多のまろんです♪本業で新しいことを始めてみようかと思っているのですが、なにせ周りに聞ける人がいない…教えてくれる人もいない…孤立無援しかも歳とってきてパフォーマンスも落ちている(´;ω;`)今年中には基礎だけは作っておきたいのだが...と10月に入り急に焦り始めました💦あっそうだ!ココナラがあるじゃないか(笑)数日前にメッセージでご挨拶して、それからあまりに楽しいお人柄なのでずっとやり取りをさせて頂いてた、「たぬきさん♪」たぬきさんのお仕事を拝見して出品内容もお気に入りさせて頂いていたので、他に選択肢はナシ!思い立ったが吉日✨無理を言って今日コンサルティングをして頂きました。https://coconala.com/users/4377752え?このイケてる声なに?これがあのたぬきさん?アラフィフ戦隊炊飯ジャー軍団を率いるたぬきさん?(あ、ご本人より率いてはいませんとの訂正が入りました)まずは私の尋ねた内容のボリュームの多いこと(ごめんね、たぬきさん)それをたぬきさんは、超高速・スピード違反レベルの速さで(本人引用)全てに的確なアドバイス頂きました!ブランディングから商品選定、販売戦略、広告宣伝費用対効果まで✨→じつはもっとある。。もう、勇気100%より素晴らしい満足レベル200%よくぞあの短い時間であれだけの内容を網羅してご指導下さいました!!さすがプロ中のプロです✨一言一言が、素人の私では考えつかないようなことばかり、、(ホントにいつもおふざけたぬきさんですか?(笑))普段は、やりとりしていると愉快で穏やかなお人柄。世界中がたぬきさんでいっぱいなら戦争なんてお
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【経営:全体編】経営戦略の作り方(エグゼクティブサマリーの作成 その2)

今日はエグゼクティブサマリーについてもう少し具体的な書き方を記載します。 今回画像を掲載したのでそちらを参考にしてください。 ※見にくくて申し訳ございません💦 ※こちらは、カリスマ社長とパートナー2,3名の造園業の企業様で、大型案件を受注して売上を拡大したいが、その時点ではその案件をこなせる体制でないという状況であり、さらなる会社の成長戦略を構築したい。という要望をいただいた企業様です。 1.まず真ん中のあるべき姿(目標)を作ります。  ・定性・定量の両面を記載します。  ・この時点では、大まかな目標でいいです。 2.あるべき姿(目標)を実現するための環境を整理します。 ・外部環境分析については、「RESAS 」「e-stat」「業界動向サーチ」「地図からマーケット検索(商圏分析) - いつもNAVI ラボ」などの無料のサイトを利用するレベルで大丈夫です。  ・内部環境分析については、自社の得意分野や苦手分野を整理してみてください 3.あるべき姿を支える戦略  ・これは抽象度が高いため非常に難しく、MBAホルダーか経験を積んでいる経営コンサルタントでないと難しいかもしれません。  ・今回のケースは、カリスマ社長の造園技術は高く、その延長線上で受注をもらっていたが、一人ではこなせない大型案件を受注したい。  ・そのためには、従業員を募集して、組織を強固にしていく  ・従業員募集にしても、様々な顧客から大型案件を受注するにしても、知名度(ブランド力)が必要だよねということになり  ・ブランディング戦略を頭に持ってきました。  ・そして人材が集まり、組織が強固になっていけば、大型案件
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消費者心理の理解とマーケティングへの応用

【自己紹介】事業戦略やマーケティング戦略を仕事としているSAKUと申します。今まで、2,000人を超える上場企業から、中小規模の企業やスタートアップ、個人事業主の方まで幅広く、顧客のサービス・商品の価値を明確にし、それを言語化することで、マーケティング施策や事業戦略の方向性を定めるお手伝いをしてきました。もし、事業が伸び悩んでいる、どうすれば効率的に売り上げを上げられるか分からない、などお悩みでしたら是非ココナラの私の商品ページご覧いただければと思います😊【消費者の購買決定プロセス】消費者の購買決定プロセスは、商品やサービスを購入する際に消費者が経る心理的・行動的なステップを指します。このプロセスを理解することは、マーケティング戦略の策定や広告キャンペーンの設計において極めて重要です。認知(Awareness)定義: このステージでは、消費者は自分のニーズや問題を認識します。特定の状況や出来事、例えば自動車の故障や新しい仕事の開始などがこの認識を引き起こすことがあります。マーケティングの役割: 広告や宣伝を通じて消費者の注意を引き、商品やサービスの存在を知らせることが重要です。この段階での情報提供は、ブランドの認知度を高めるための基盤となります。事例: 多くの企業が新製品のローンチ時に大々的な広告キャンペーンを行うのは、消費者の認知を促進するためです。情報収集(Information Search)定義: ニーズや問題を認識した消費者は、それを解決するための情報を探し始めます。この情報収集は、オンラインでの検索、友人や家族からのアドバイス、店舗での実際の商品の確認など、さまざま
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[有料版]コカコーラを成功に導いた"3つ"のマーケティング戦略

コカコーラは、世界中の多くの人々にとって、単なる飲み物ではなく、ある種の文化や体験を代表するブランドとしての位置づけを持っています。その背後には、洗練されたマーケティング戦略があります。今回は、その中から特に影響力のある3つの要因をピックアップしてご紹介します。感情を刺激するブランドストーリーコカコーラの広告戦略は独特で、単に製品の物理的特性や味に焦点を当てるのではなく、人々の日常の中での家族や友人との深い絆、記憶に残る特別な瞬間、そしてそれにまつわる感情を中心に訴えかけています。この戦略的アプローチは、消費者がコカコーラを手に取る度に、ただの炭酸飲料としてではなく、ある特定の感情や美しい思い出を連想するような体験をすることを目的として設計されています。その結果、ブランドは成功を収め、消費者との間に単なる飲み物を超えた、深い感情的コネクションを築くことができるようになりました。このような感情中心のストーリーテリングのアプローチは、ブランドの印象を強化し、消費者の忠誠心を深める上で非常に効果的です。以下は、この戦略を活用して成功した事例です。
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[無料版]コカコーラから学ぶマーケティング戦略

感情・体験に訴えかける独自のマーケティング戦略コカコーラは、炭酸飲料の世界での圧倒的な存在感を持っています。その背後には、ただの飲み物としての役割を超えた、感情的な繋がりを強化する独特なマーケティング戦略が存在しています。広告やキャンペーンを調査すると、コカコーラが特定の味や成分、価格競争のメッセージに焦点を当てているわけではないことが明らかになります。彼らは別のアプローチを取っています。それは、家族の絆、友人との貴重な時間、祝祭や休日の特別な瞬間といった、ほとんどの人々が共感できる普遍的な感情や体験を中心にしています。この手法の背後には、製品だけでなく、感情的な体験や思い出を購入する消費者の深い洞察が隠れています。コカコーラの真の価値とはコカコーラは、消費者が飲料を購入する際に、ただの炭酸飲料ではなく、特定の感情や思い出を連想させるアイテムとしての価値を追求しています。消費者は単に製品の機能や特性だけでなく、それが提供する「経験」や「感情」にも魅力を感じます。ブランドとしては、製品の物理的な特性を超えて、感情や価値観に訴えるマーケティング戦略を採用することで、消費者とのより深い関係を築くことが可能です。このようなアプローチは、競合他社との差別化やブランドのロイヤリティを高める上で非常に効果的であることが、コカコーラの成功を通じて示されています。書き手の紹介最後に簡単に私の紹介をさせてください。事業戦略やマーケティング戦略を仕事としているSAKUと申します。今まで、2,000人を超える上場企業から、中小規模の企業やスタートアップ、個人事業主の方まで幅広く、顧客のサービス・商品の
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【悲報】年商10億以上の会社が相手にされない?他府県進出する前に知っておきたいこと!

皆さんこんにちは。 元銀行員で法人融資審査担当を7年、個人融資審査を3年、計10年程度経験してまいりました『CHANSHIN』です。 このブログでは銀行の内部にいないと絶対に知り得ないような裏話や会社経営をする上で絶対に知っていた方が良い銀行の裏情報などを発信しています。 ※途中から有料となります。 さて、いきなりですが、今から興味深いお話をします。 想像して一緒に考えてみて下さい。 あなたは創業20年以上、年商も10億以上の地元である程度名の知れた会社の経営者です。 従業員も多く雇用、自社社屋も所有、地元の人はもちろん、銀行からも一目置かれる存在となっています。 そんな中、会社をもう一段階ステップアップするために、県外まで商圏を広げる計画をします。 地元で事業を成功させて来た経験とノウハウがあれば、他府県であっても問題無いだろうと、もちろん自信満々です。 そんな中、進出予定の地域に小さな支店を作り、事業を行うため早速その地域の地銀に融資の相談に行きます。 売上、利益、純資産に関して何ら問題の無い素晴らしい決算書も自信満々に提出し、結果を待ちます。 もちろんこれまで付き合って来た銀行と同等の金利提示されるだろうと考えています。 しかし、銀行から返って来た返答は、、、 『融資は保証協会付き融資で、金利は2%代になります。また審査も通らない可能性もありますので、地元の銀行からの資金調達も検討下さい』 というもの。 これまでの経験とプライドからは到底受け入れられないようなものでした。 では、何故その銀行はそのような返答になるのでしょうか。 実はそこを知るのは非常に大切です。 銀行の考
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単価の上げ方

正社員のときは、昇進をすれば単価(給与)が上がっていきますが、フリーランスはどうやって単価を上げていけばいいのかはケースバイケースだと思います。今回のエントリーでは、フリーのコンサルがどうやって単価を上げていくのかを議論できればと思います。1.上流案件の対応をする僕がここで、上流・下流と表現するのは「経営戦略」との距離だと理解いただけるとありがたいです。例えば、「SEOコンサル」をやっている方は、さらに上流として「WEBマーケ戦略」になるでしょうし、「WEBマーケ戦略」の上流は「事業戦略」になると思います。ここで、一番議論したいのが、どうやって上流案件を獲得するかということです。A:できるだけ長くクライアントに関わり、フレッシュインサイトを提供する昔は戦略コンサルファームに戦略策定を依頼することも多かったようですが、現在では戦略ファーム内でも、「ピュア戦略案件」はそこまで多くないようです。(あっても、立案フェーズでお金をとるのではなく、その後の運用フェーズでお金をとっていくスタイル)別言すると、クライアント側も「戦略策定のみを高額に発注する意味はない」と考え始めているのだと思います。VUCAの世界で、ある任意の時点で作った戦略が長期的に意味をなすことは難しくなっているのだと思います。一方で、企業というのは思考の慣性のようなものがあって、いつの間にか過去の成功事例に固執したり、硬直化した思考をしてしまうものです。つまり、より精度の高い戦略を思考し続けるには、常にフレッシュなインサイトが必要なはずです。2つの話を統合すると、下記です。・戦略をある任意の時点で高いお金を払ってまで作り
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資金調達の仕方・事業計画の作り方とは?

【このサービスでできるようになること】★ 数億円超の調達・実績多数の経営・投資9年のプロが、資金調達および経営・事業戦略コンサル・アドバイスおよび事業計画書・ピッチ資料の作成 (添削・ブラッシュアップ・アドバイス)をいたします。【資金調達・経営・事業こんなお悩みありませんか?】● VC・エンジェル投資(エクイティ調達)、融資、ベンチャーデット、クラウドファンディング (クラファン) どれが適正かアドバイスが欲しい● VC・銀行・公庫融資・補助金・助成金調達の判断基準、トレンド、上手な進め方を知りたい● 面談への戦略、アドバイスが欲しい● 実際コンタクトできるVCリスト・エンジェル投資家リストが欲しい● 事業アイディア・戦略(新規・拡大・マネタイズ)をブラッシュアップ、調達に繋げたい● 新規事業、起業、開業、独立などの相談したい● 調達方法に関わらず、注意点を教えて欲しい(怪しい投資家マッチングサイトなど)【事業計画書・創業計画書・ピッチ資料作成こんなお悩みありませんか?】● 投資・融資を受けれるレベルの事業計画の作成、添削、ブラッシュアップをして欲しい● 構成、内容、市場・競合分析、事業戦略、数値・関数設定等わからないため内容、ロジック整理からアドバイス・コンサルしてほしい● プロの目線で改善を重ね、高いクオリティのものを作成したい● 事業計画書・ピッチ資料・収支計画表、資本政策表等の作成、アドバイスをして欲しい【サポート対象】● ベンチャー・スタートアップ企業、大手企業、中小企業、個人事業主、個人、学生● エクイティ投資(VC・エンジェル)・融資(公庫・銀行)・補助金(ものづ
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VC・融資用の事業計画書、ピッチ資料、収支計画表の作り方とは?

【このサービスでできるようになること】★ 数億円超の調達・実績多数の経営・投資9年のプロが、調達につながる事業計画書・ピッチ資料の作成・コンサル(添削・ブラッシュアップ・アドバイス)をいたします。【事業計画書・創業計画書・ピッチ資料作成こんなお悩みありませんか?】● 投資・融資を受けれるレベルの事業計画の作成、添削、ブラッシュアップをして欲しい● 構成、内容、市場・競合分析、事業戦略、数値・関数設定等わからないため内容、ロジック整理からアドバイス・コンサルしてほしい● プロの目線で改善を重ね、高いクオリティのものを作成したい● 会社・サービスをしっかりアピールできる作成、英語での作成等をサポートして欲しいく● 事業計画書・ピッチ資料・収支計画表、資本政策表等の作成、アドバイスをして欲しいこういった事業計画書作成・資金調達の悩みをわかりやすい用語・解説とともに、経営・投資9年の経験から培った正しい・プロのアドバイスでサポートいたします。【サポート対象】● ベンチャー・スタートアップ企業、大手企業、中小企業、個人事業主、個人、学生● エクイティ投資(VC・エンジェル)・融資(公庫・銀行)・補助金(ものづくり補助金・事業再構築補助金等)・助成金・銀行・法人口座● 事業計画書・創業計画書・プレゼン・ピッチ資料・財務計画・収支計画・資本政策表、競合/市場調査・分析等
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会社の健康診断をきちんとやってますか?

はじめまして、万城目と申します。私はこれまで、信用調査会社に勤務した経験があり、年間約300社の企業様へお伺いしました。そして、事業内容や決算書を元にした、事業の改善提案を経営者層の方々に行ってきました。そのなかで、意外と多いのが決算書の作成を税理士さんへお願いして、決算書はサラッと目を通すだけの経営者様が意外と多いのです。「御社の経営の安全性を図る数値がどれか分かりますか?」(健康状態の把握)「御社が利益を増やすためには、何が必要だと思いますか?」(体質改善)「今後、なにに投資して、何を省くべきか把握されていますか?」(健康維持)このような、質問を投げかけても答えに窮してしまう方もいらっしゃいます。決算書は、健康診断表と同じで定期的に経営者様が把握しておく必要があります。そのタイミングが決算書の完成あたりに設定すると、事業の見直しなどが進み、筋肉質な企業体質に変貌できるかもしれません。是非、「元信用調査員が作成する財務分析表」をご活用し、貴社の健全な企業経営に役立ててください。個人事業主様でも財務相談は可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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【20年間の研究で明かされた事実とは!?】 ~利益が倍増するヒミツ教えちゃいます~

利益が倍増!? といっても広告量を増やせとか、価値を高めろ、とか顧客満足度をあげろとか、そういったことじゃないの? と思ったそこのあなた! もちろん、これらも利益をあげる上で大切なことですが、実は〇〇を決めるだけで利益が倍増するというデータが出ています。 (そのヒミツをこっそり教えます) 会社の経常利益と理念の有・無について20年間の研究データでは、 経営理念の無い企業の経常利益は3.6倍に対して、理念のある企業は7.8倍になっていました。 また、利益率も理念無しが2.16%で理念ありが8.07%と約4倍の差が生まれています。 つまり、小さくてもいいから「組織の理念」 を決めましょう!ということです。 そこで理念の決め方が分からない!という方のために、手順をお伝えしますね。 経営や組織の理念を決めるときの手順は、 ビジョン→ミッション→バリューです。これをとにかく考えていきます。 ①ビジョン ビジョンは会社の目的地をいいます。 これからこの会社はどういう風になっていくのかという「成し遂げたいことを掲げる」のがビジョンです。 ➁ミッション ミッションはその会社がやること。「企業が成し遂げたい役割」のことをいいます。 ➂バリュー バリューは「その会社が何を価値として行動や事業をしていくか」ということです。 私の例であれば、ビジョンは「山梨と日本、世界をつなぐ」です。 山梨を盛り上げて地方創生してかつ、世界にも誇れる山梨県をつくるのがビジョンです。 そのため「明日の笑顔を作る」というミッションがあります。 顧客の明日の笑顔をつくるために健康産業を行ったり、企業や個人のマーケティングを
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【外資系コンサル養成講座】リサーチ編:いきなり調べるのはNG!

このブログでは、新卒で外資系コンサルに入社した筆者(サイテル)の経験や取得できたスキルを発信していくことを目的としています。市場調査(リサーチ)、プレゼン資料の作成、分析、企業の戦略立案といった実務的なスキルの他、企業価値評価、企業買収(M&A)、財務モデル、株式投資(ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析)といった専門スキルについても分かりやすい形で発信していきたいと思います。 この記事では、まずは経営コンサルティングの基礎的なスキルである「リサーチ(調査)」について、質の高い大量の情報をスピーディーに集め、整理、分析をするための、その具体的な手法をお伝えしたいと考えています。 これから連載する記事をご覧いただければ、だれでも外資系コンサルの基礎的なスキルセットが身につくと思いますし、コンサルティング業界で働いていない人でも、日々の業務で関連のある人や将来的に経営や投資に関わりたい人にとって有益な情報になるのではないかと考えています。今回の記事では、「リサーチを行うための具体的なステップ」について書いてみようと思います。 リサーチ目的の確認  リサーチはすぐにでも始めることができますが、闇雲に始めてしまうことはあまりよくありません。私も入社したばかりの頃はいきなりインターネットでリサーチを始めたものですが、あれでもない、これでもないとインターネット上を彷徨ってしまうことになり、ブラウザのタブが増えていくばかりでただ時間ばかりが過ぎていくようなことが何度もありました。やはり、目的意識を持って調べないとただ時間だけが過ぎていきます。また、色々と知識は増えたけど、一
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【経営:経営管理編】今IT化なくして企業が生き残ることは難しい時代に突入しました。(IT・DX化:その7)

今回は会計のスペシャリストでもある公認会計士のCFOがIT導入においてミスリードを起こした話をしたいと思います。 あるスタートアップ系のベンチャー企業での話なのですが、数年組織になじんでいた会計ソフトがありました。 僕が参画(入社)する半年前くらいにそのCFOが参画(入社)しており、IPOに対応可能ということでクラウド型会計システムに入れ替えました。 どういう意図で入れ替えたのかは「IPOに準拠している」というITベンダー側の謳い文句に乗っかったのか?、ご自身がCFOとして何か実績を残さなければならないという責任感からなのかは不明です。 しかし、入れ替える必要がないものを入れ替えること自体に疑問や違和感がなかったのか? ここに尽きると思います。 ビジネスだけでなく仕事全般的に言えることだと思いますが、「やらなくてもいい余計なことをやると失敗する」というのは当たり前の基本的なことだと思います。※100%とは言いませんが そのために、せっかく整っていた会計情報(売上や費用だけでなく、売掛/未収、買掛/未払などの経過勘定)がぐちゃぐちゃになりました。 ベンチャーあるあるの事務管理がまだカオス状態で、さらに会計システムの入れ替えPJが走り、かつ整理されていないため月次の精度が悪化する・・・ って形で超一流大学(TかKのどちらか)を卒業し、国家公務員であった経理部長が疲労困憊のため辞めることになりました。 私も入社前に細かいPJの目的、意図を把握せずに入社したため、面を食らいました(笑) ITコンサルタントでなくてもIT業界にいてERPの部署で仕事したことがある人から見れば「なんて馬鹿な
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■【経営:経営管理編】今IT化なくして企業が生き残ることは難しい時代に突入しました。(IT・DX化:その5)

前回までにIT化の進め方について説明いたしました。今回は実例としてIT導入の成功に対する考え方について記載したいと思います。 実は世の中のITツールをそのまま導入しても、99パーセントうまくいきません(笑) おかしな話ですが、”成功は存在するもの”ではなく、”自分たちで正解にしていく”が正しい考え方です。 そのシステムが素晴らしくても、導入や運用において人が扱う以上、感情などのいろんな思いが混じってきます。 そして人は”新しい環境”へ飛び込むことに対して不安などの拒否反応を示します。 ※全員とは言いませんが、落ち着いた環境から飛び出すことが危険と判断される? または完璧主義な場合は100%正しい結果がでなければ”このシステムは使えない”とゼロヒャク思考(白黒思考)で判断されるため、本来素晴らしいITツールであっても、うまく適用されないとかうまく使いこなせないなどの結論に陥ってしまうことが多々あります。 最終的には、ITは100%結果にコミットしなければいけないものですが、最初からうまくいくことなどほとんどありえません(笑) なので、”なんでシステム入れたのにうまくいかないの?””今までのやり方の方が慣れているし、そっちでいいのでは?”となる前に、”このシステムをどう調整していけば有効活用できるのだろうか?”という考え方で、コツコツと自社の業務に合わせていく、これを継続できるか?がカギになります。 IT導入をされる方が一番エネルギーを使う点は、このハレーション対応ではないでしょうか? IT導入においては耳にタコができるくらいくどくなって申し訳ございませんが、ITの専門的スキルや知
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【経営:経営管理編】今IT化なくして企業が生き残ることは難しい時代に突入しました。(IT・DX化:その4)

今回は具体的なIT化について説明したいと思います。下記にIT化に向けた段取りを記載いたしますので、参考にしてみてください。 【IT化への段取り(情報化→IT化)】 ①情報化、情報整理をする。 ②実現できるITツールを模索する。(”販売管理システム””会計システム”くらいの粒度で大丈夫です) ③自社の規模から適切なITベンダーを探す。   ・自社が売上100億円以上の場合は大手ITベンダーでいいと思います。   ・中小・小規模事業者様の場合は、自社の業務を理解している中堅ITベンダーを探してください。   ・その際、ITベンダーが「いかにITに詳しいか」より、「自社の業務(宿泊業なら、ホテルや旅館運営)に詳しいITベンダーか?」という視点で探してください。   ・現場へ足を運ぶなど、その導入先企業の経営全体を理解しようと泥臭く行動できるITベンダーかを見極めてください。 ④期間、やること、担当がどちらか、予算、工数などをスケジューリングしてください。計画表はベンダー任せでいいと思いますが、業務の内容は導入先企業がよく確認してください。 また参考までに情報化→IT化の流れにおいて重要なポイントを記載します。 【参考:着眼ポイント】 ・どこに課題?どこを支援すべきか?  ・業務フローにおいて何か問題があった時は、「前工程」を疑う  ・業務フロー → 言語化(具体的に)してみる 「誰が、何を、どのように」  ・大きなコンセプト→構造化(SWOT、クロスSWOT)   ・ヒアリング力(6W2H)   ・企業の強みリソースを活かす  ・企業のリソースの中でできることを模索する  ・ITコン
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【経営:経営管理編】今IT化なくして企業が生き残ることは難しい時代に突入しました。(IT・DX化:その3)

前回下記の2点のポイントについて投稿しました。 ①経営に必要なのは”IT導入マネジメント”→いかに事業や業務の流れを理解しているか? ②ITは”シンプルイズベスト”と”基本的な考え方”だけでうまくいきます。 ①について、IT導入において重要なのはITスキルやITへの専門的な知見よりも、いかに”自社経営における業務の流れをきちんと理解して、それを整理できるか?”が重要です。 DX化に向けては正直”業務の整理”だけでは足りないのですが、それ以前にDX化に向けて一歩手前の情報化(デシタライゼーション)を意識されていない方が多いようにお見受けされ、最悪の場合、ITベンダー(ITコンサルタントやSEですら)の担当者が理解していない可能性もあります。 情報化について細かく記載すると長くなりますので、簡単に流れを記載いたします。 ・業務ステップをフロー形式で簡単に骨子を作る ・各ステップにおいて必要な情報に関する資料をザクッと集める。 ・「業務データベース構築編」で記載させていただいた流れで情報を整理する。※完成度は7割くらいで大丈夫です。 ・業務効率化に向けて、どのステップに改善余地があるか確認する。 ・改善余地が情報整理にあるのかを検討する。 経営マネジメントをしていく上でITの知識や高度なスキルはそこまでいらないと思っています。 しかし、事業や業務の流れの整理+IT導入の両軸で検討しないとIT化は難しいと思っておりまして、ほとんどの方がITばかりにフォーカスしてしまいがちです。 次回は、実際に”IT化をどうやるのか”について具体的に説明していきたいと思います。
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【経営:経営管理編】今IT化なくして企業が生き残ることは難しい時代に突入しました。(IT・DX化:その2)

IT=技術・スキルがないと・・・ っていうように思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか? 確かに、ITインフラやプログラム開発をするのであれば、技術・高度な知識などが必要です。 しかし、”IT開発”と”IT導入マネジメント”は、一緒ではありません。 経営に必要なのは後者の”IT導入マネジメント”です!!!!! ここから私の話で恐縮です。今から20年近く前にSEとしてキャリアをスタートさせました。 入社2年目にIT開発のプロジェクトに参画したのですが、「お前入社して2年が経つのにSQL(データベース構築プログラム)わからないの?」、「1年以上プログラム開発の仕事に携わっていてこんなのもわからないの?」と毎日言われる始末でした💦 さらに隣のチームから開発を依頼されていたのですが、自分が開発したソースモジュールを実際に適用したら全く動かなく、一度も怒りを見せたことがないくらい穏やかなそのチームのマネージャーから「二度と君には仕事を依頼しないから・・・」と言われてしまいました。入社2年目の人間に言うくらいだから、よほどひどかったことは想像つくと思います(笑) それくらいプログラム開発が苦手だったのですが、その後、経営企画としてIT導入のマネジメントを担うことがあり、「山崎さんにお願いしたい」と信頼を寄せていただく機会がものすごく増えました。現在もIT導入に関わるプロジェクトの仕事をしています(笑) つまり、皆さんがIT苦手と思っている背景は、おそらく”IT開発”の視点をおっしゃっていると思います。 上記の山﨑の様子を見てお分かりだと思いますが、皆さんにはITへの考え方を抜本的に
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【経営:経営管理編】今IT化なくして企業が生き残ることは難しい時代に突入しました。(IT・DX化:その1)

経営資源のヒト・カネ・モノ・情報をいかに有効活用するかが、経営をしていく上で重要です。 その基盤を支えているのがITと言っても過言ではありません。 全社とまでは言いませんが、今まで日本は先代の尽力や努力があり、その貯金でIT化しなくても何とか生き残ってこれました。 しかし、世界2位まで上り詰めたGDPは中国に抜かれ、さらに2023年にドイツに抜かれ、早ければ来年にはインドに抜かれるのではないかと言われています。 もちろん少子高齢化の影響を含め、経済・経営以外の要素が多くありますが、バブル期に言われていた”ジャパン・アズ・ナンバーワン”は35年近く前の話になります。 そして日本はIT化が遅れている国の一つです。 世界一を誇っていた物流はIT化の遅れにより、中国に抜かれました。 しかし、うれしいニュースもあります。 若者のITリテラシーは日本はトップクラスです。 では、なぜ日本はIT化が遅れたのか? 様々な要因がありますが、一つは「既存のやり方に固執」があります。 つまり変化から避けてきたことが積み重なって、IT後進国になったことは否めません。 IT化を進めたいんだけど・・・忙しくて・・・難しくて・・・何のメリットがあるの? そのような経営者様も多いと思います。 私のこれまでの投稿にも記載させていただいた論点ですが、物事は基礎8割、シンプルイズベストですべてうまくいきます。 自然の道理に従ってことを進めれば、IT化であっても上手くいきます。 大切なのはこの考え方と「変化を恐れず、1歩を踏み出すこと」だと思います。 このこびりついた考え方を払拭しない限り、いくら素晴らしいITベンダー
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【経営:アイスブレイク編】成功する経営者の特徴

過去、主にキャリアについてと経営のノウハウについての2本立てで投稿をしてきました。 それぞれ重要だと思うのですが、私個人としてはアイスブレイク編が最も重要だと思っています(笑) 今回は成功する経営者の特徴について記載したいと思います。 私がお会いさせていただいた経営者で、成功している方とそうでない方の大きな特徴や傾向が見えてきた気がします。 それは、”基礎を大切にしている”につきます。 基礎とは心・体・技を大切にする、人としての在り方が確立しており、人徳があることです。 その入り口としては”健康”に気を使っている方、むしろ”健康オタク”ばりにこだわりを持っている人が多い気がします。 例えばお酒ですが、経営者=大酒飲み のイメージがありますが、むしろ、ちょうどいいくらいに酔いが回ってきたころ、おそらく開始2時間弱くらいで切り上げる人が多いです。理由を聞いてみたら”明日の仕事で結果を出すためにはこれくらいで切り上げた方がいい”とのことでした。 また、ほとんどの方がマラソンや筋トレなど何かしら運動にかかわることを習慣としています。 人によってはサウナや、ヨガ、マインドフルネスなどを取り入れている方もいらっしゃいます。 そして、誰に対しても謙虚で感謝の気持ちを持っている人が多い気がします。 意外にスピリチュアルなことを信仰されている方もいらっしゃいます。 私は占いやスピリチュアルに詳しくないので、はっきりとしたことは言えませんが、”運がいい”状況は、運任せではなく自ら”運がいい”状態を作り出すことだそうです。 この投稿の読者様が経営者様でなくても、日頃の仕事がうまくいかないなーと思われ
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【経営:アイスブレイク編】モーターの役割って何?

私、実は総合理系大学の修士卒なんです(笑) つまり、ゴリゴリの理系人間だったんです💦 理系の方がもしいらっしゃったら、「あーイメージ沸く」ってなると思いますが、エネルギーは互換性を持っています。 太陽エネルギー(核融合によって発せられる)が、熱、光(様々な波長含む)などに変換され、太陽光パネルによって電気エネルギーなどに変換されて・・・と循環していきます。 「何言っているの?」ってなると思いますが、物事は形を変えながら循環しており、その循環が滞りなく(エネルギーでいえば変換効率が高い)流れていれば、万物は上手くいくと考えています。 「経営とどう関係があるんだ?」とお叱りを受けそうですが、経営資源である、人・カネ・モノ・情報がうまく循環すればうまくいくと思っています。 逆を言えばうまくいっていない時は何かしらの循環が滞っている場合だと思っています。 「●●のお役に立てるために」と想い(理念やビジョン)があり、自社でサービスや製品を顧客に提供する、顧客はお詫びとして対価(お金)を支払い、喜びをほかの方に提供する、企業が得た対価は貢献してくれた方々に還元する(株主なら配当、従業員なら給与など)、当然人だけでなく貢献してくれた設備などにも還元する(投資)、さらに言えばここで事業を担うことができる国に対して還元する(税金)、様々な方に還元することで、「さらにいい製品・サービスを提供しよう」「補助金を含めた国の優遇施策を受けられる」「この会社で頑張ろう」「あの会社はいい会社だからこの会社から商品・サービスを購入しよう」と循環して、大きくなっていきます。 軽くまとめますと ・顧客ニーズ⇔自社
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【経営:アイスブレイク編】仕事の基本はすべて同じだった

今まで、経営全般、営業、事務管理と話を進めてきました。 今回、一度アイスブレイクを入れたいと思います。 何故かと申しますと、人によっては「言っていることが難しくて自分には無理」とおっしゃる方もいらっしゃるかなと思ったからです。 私が経営支援を何かしらの形(コンサルとして、もしくは内部で経営のかじ取りをする立場として)でさせていただいた時、必ず下記のことを強く指導しています。 ・シンプルイズベスト ・情報は整理して分類する ・分類した情報群はどのように扱うか?を検討 ・どのようにアプトプットするか?  ・営業なら●●  ・技術なら△△  ・事務管理なら×× これは営業でも、事務管理でも、技術でも、当然生産管理においてもビジネスのすべてに共通するアプローチだと思っています。 もしお手すきでしたら過去投稿した経営に関する記事をもう一度眺めていただくと、「同じことの繰り返しじゃん(笑)」と気付くはずです(笑) そうなんです、私事ですが、 ・ITエンジニア(SE、プログラマ)→技術 ・3期連続赤字の経営再建 →主に営業、チームビルディング ・IPOフェーズのベンチャー企業 →事務管理部門(経営企画、財務、経理、情報システム) と一通りビジネスのベースとなる職種は経験してきたかなと思います。 当時は各仕事(営業など)のその業務しか視座に入っていなかったが、その分野で何とか結果を残して、次の仕事に着手してを繰り返してきた結果、「営業だろうが技術だろうが事務だろうが、基盤・基礎はどれも同じだった」ことに気付きました。 そして、皆さんがそれぞれの仕事で従事さている中で複雑化しようとしている傾向が
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【経営:事務管理編】本当に大切なのは事務管理体制の構築(業務データベース実用編:その2)

前回、実践編のスタートとして私の直近の実績について投稿しました。 今回はその具体的なやり方を説明したいと思います。 考え方と具体的な作業段取りの2構成にしたいと思います。 【考え方→段取り】 ・シンプルイズベスト ・DB⇔BC(集計など)⇔AP(アウトプット)の3つの構成に分類   ・週次の調査候補対象リストと調査完了リストはデータベースとして扱う   ・集計ロジックは、条件をもとに数値計算(sumif関数を駆使)、フラグを立てるものについてはマスタとして扱う(vlookup関数を駆使)  ・「●●の場合はリリースしない」「△△は保留する」などの業務に応じて特別な要件が出てきたときはそのマスターを別途用意する ・アウトプットとその集計件数が連動するようにする。 ・データベースからの項目の抽出は、管理番号をキーとして必要項目が一発で表示されるようにする。 エクセル職人がやりがちなのは、データベースのエクセルシート、管理用のリスト、集計用の表をそれぞれ独立させて作成するケースが見受けられます。その場合、各エクセルシートの整合性と各エクセルシート内の情報が間違っていないかの多面的な検証をしないといけなくなり、整合性が合わないときの検証が複雑になります。 その場合、その作成した本人でないと追えないケースが生まれ、「私でないとこの仕事は成り立たない」と勘違いして権力を持つようになるケースが少なからずあります。上席がその方に気を遣うケースでとどまればまだしも、その方への依存度が高くなり、その方が抜けたら・・・などとチームや最悪の場合、組織の崩壊へとつながるケースもあり、この論点は非常に難し
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【経営:事務管理編】本当に大切なのは事務管理体制の構築(業務データベース構築編:その3)

今回は集計表の作成について記載したいと思います。 マーケティングを含め、ビジネスにおいて分析は必須ではないかと思われます。「でもどうやって?」「経営は財務にITに営業に法律に・・・さらに分析なんて、わ~忙しい💦」ってなるかもしれません。 そして、分析にはまりすぎるとプロモーション企業の餌食になりかねません(笑) 私個人の考えですが、”分析はほどほどで参考程度に”、”手段と目的をはき違えないこと”を意識していただいて、ほどほどでいいと思います。 分析は大切だと申しましたが、分析したからと言って利益が獲得できるわけではございません。 あくまで、方向性を検討するための判断材料くらいにとどめておいてもいいと思っています。 ※はまりすぎると湯水のように分析に投資することになりかねないからです。 前回までにトランザクション(管理リスト表)の作成について記載しました。 そこにスパイスを加えるように、集計用のフラグを立てるマスターを作成して、トランザクションに組み込んでください。 【フラグの立て方】 例えば営業を例にとります。すでに作成した顧客マスターに ・A社について 「受注角度:8、営業難易度:5、投資コスト:2」みたいにつける ・次にトランザクションに抽出できるように列項目を追加する。 ・表示させる 1行に1つの受注情報みたいなトランザクションを作成する ここまでデータベースが整うと、様々な分析ができます。例えば、位置情報を切り口とすれば「どの地域が受注が取れているのか?」「どの地域が投資対効果がいいのか?」がわかります。 そして社員にあてはめれば、人事用のリストが作成できますし、経営分
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【経営:事務管理編】本当に大切なのは事務管理体制の構築(業務データベース構築編:その2)

業務データベースの作り方の基本を記載しました。 ・とりあえず情報を集める ・大分類に分ける ・小分類に整理する ・トランザクションを作る の順番に作成いただければいいのですが、もう少し具体的な作り方について説明いたします。 皆さんが管理表(リスト表)や集計表を作成したい場合、おおよそ二つのパターンに分かれると思います。 ①すでにどのような表が欲しいのかが明確にわかっている場合 ②様々な事務担当者がそれぞれ各目的に合わせた表を作成しているが、とりあえず見える化したい 中小企業や小規模事業者であれば、エクセルで十分だと思います。 ①の場合は”トップダウンアプローチ”がいいと思います。 もし、②の場合は”ボトムアップアプローチ”がいいと思います。 【①の場合:トップダウンアプローチ】 (トランザクション) ・ほしい情報項目を羅列してください。 ・その項目を分類ごとにまとめてください ・検索用の番号を採番してください(システム的に言えば主キー) (マスタ) ・次に分類ごとにまとめた情報に属するマスターを作ります。  ※トランザクションで、商品名、金額、商品分類とまとめたのであれば「商品マスタ」。その右隣に受注角度、売れ筋、営業アプローチとまとめたのであれば「営業マスタ」などと任意で作っていいただいて構いません。 ・マスタ(箱)ができれば、自社にある情報を箱に入れていってください。 【②の場合:ボトムアップアップアプローチ】 実は今まで説明してきたアプローチは、このボトムアップアプローチでした。 ・とりあえず情報を集める ・大分類に分ける ・小分類に整理する ・小分類に属するマスタを作る
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【経営:事務管理編】本当に大切なのは事務管理体制の構築(業務データベース構築編:その1)

事務職に関わる管理部門で重要なのが”業務データベース”を構築することです。 そのことで、脱属人化、見える化が実現できます。 また、それを実現できるようにするのが”標準化”であり、”シンプルイズベスト”の考え方が必須になります。 以下に基本的な作り方を記載いたします。 【業務データベースの作り方】 1.必要な情報を記載しているリストを洗いざらい出す 2.類似する情報ごとにまとめる 3.分類する(カテゴライズ) 4.分類したらなんでもいいので名前を付ける(ラベリング)   ※ここでは大分類とする   例:商品群、人事群5.大分類したものをとりあえずエクセル等で列ごとに並べてみる 6.並べた列で類似するような、もしくは同じような内容のものを列でまとめる 7.上記のように整理できたら、各行に対して番号を採番する ※これマスタになります 8.次に別のエクセルで、業務に必要な項目を列順にならべてみる ※システムでいうトランザクション 9.「7.」までに作成したマスタと情報・データを突き合わせる(マスタから抽出できるようにする) 上記は文章なのでなかなかわかりにくいと思いますが、ざっとまとめると ・とりあえず情報を集める ・大分類に分ける ・小分類に整理する ・トランザクションを作る の順に実行いただければと思います。 これができるようになりますと、管理部門でやっている仕事の仕組みがかなりわかります。 総務と経理と人事がやっていることって、細かい内容は異なるけど、運用は同じだとわかるはずです。 管理部門で必要とされる人は業務データベースを作れ、それを組織に落とし込み、運用できる人になります。