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私の一枚 ~Pieni「Machinone」~

  今日の私のおすすめCDは、Pieniの「Machinone」というアルバム。  CD一枚に付属する説明文は特になく、ジャケット裏面に収録曲、ジャケットを開いた内側に演奏者などのクレジット表記があるのみ。実は、これも私が「ジャケ買い」した一枚です。 イラストの穏やかさと、描かれたモチーフに何か意味を思わせ、その真相を知りたくて思わず手に取ったCDです。オルゴールのような限定的なシンセサイザーの響きが、やさしく身体を包んでくれます。おそらく、初めて聞く人の中には物足りないと感じる人もいるかもしれません。  部屋の静寂のなかに添えられた一曲が、穏やかにその音楽の世界に誘い込んでくれ、ゆったりと心落ち着けることが出来ます。絵を描いていても邪魔にならない響きというのは、意外と探すと難しいものです。私は、このアルバムは描きながら流すことが出来る一枚です。  ただ、音楽に身を任せ、聴くことに集中できる曲でもあります。一音に思いを馳せていると、ジャケットに描かれた山や、花、草船に必然を感じさせ、納得が出来るデザインでした。これは、ぜひ聴いてからそれぞれで感じていただきたい感覚です。 今日のお話はこの辺で。また、私とおはなししましょう。 Copyright 2022 Chihiro Egoshi
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私の一枚 ~Karen Peris 「violet」~

 今日は、私のお気に入りのCDについて、お話したいと思います。  私は、オリコンにランキングする曲をあまり聴きません。もっと言えば、ボーカルの入った曲も、ごく限定的なものしか楽しみません。だいたい同じ年代の人と話すと、音楽については話が合わないのは言うまでもありません…。ストリーミングとかサブスクリプションの豊富な現代にあって、私は未だにわざわざCDを買っています。  それは、CDのジャケットの、物としての存在も好きだからです。ジャケ買いする事もしばしばです。そんな音楽との出会い方も、また一興です。付属する解説文を曲を流しながら聴くのは、とても豊かな時間が流れていきます。  そんな第一回目の、私のお気に入りのCDを紹介します。Karen Peris の「violet」という一枚です。Karen Perisは、シンガーソングライターで、その柔らかい包み込むような歌声に魅力があります。私が聴く数少ないボーカル曲の中でも、その優しさは、子守歌のように穏やかな気持ちにさせてくれます。(実際、「おやすみの歌」として、子守歌のCDもあります)  正直、私はこの一枚はいわゆる「ジャケ買い」をしたものでした。けれど、それは正解でした。ジャケットの表紙のブルーのように、澄んでいてどこか懐かしい、けれどセンチメンタルな気分にもさせてくれる。私の中で、衝撃なアルバムでした。静かなのだけれど、それだけには終わらない、Karen Perisの歌がその力強さの魅力です。夕方から夜にかけた時間に相応しい、美しい旋律が楽しめます。  今日は、このアルバムを聴いて、一日を締めくくろうと心に決めました。穏やかで
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